2025年02月28日

観たい・聴きたい…覚書(2025.2)

2月末日付けの投稿です。一般の記事はもっと下に出てきます。

2025/2/7(金) 18:30〜 岡山禁酒會舘マンスリーライブ LIVE=LIFE vol.290
恒例「みんなで自由に表現しましょう!」
500円
-------------------------------
2025/3/7(金) 18:30〜 岡山禁酒會舘マンスリーライブ LIVE=LIFE vol.291
「3・11」を想う
福島県いわき市出身「フォーク者イサジ式」をゲストにお迎えして
2000円(ドリンク付き)
-------------------------------
2025/4/4(金) 18:30〜 岡山禁酒會舘マンスリーライブ LIVE=LIFE vol.292
「さあもういっぺん!」2025
豊田勇造さんをゲストにお迎えして
2000円(ドリンク付き)
-------------------------------

島津亜矢さんテレビ・ラジオ出演予定など
2/4(火) 19:57〜20:42 NHK-総合 「うたコン」
2/13(木) 21:00〜21:54 BS-TBS「music cross」スナックで歌いたい昭和ソング特集
2/20(木) 20:00〜22:57 TBS系「プロフェッショナルランキング KING OF SING」生出演あり
2/26(水) 19:00〜21:00 テレビ朝日系「昭和の名曲/歌うランキングSHOW」

劇団花吹雪[予約サイト][ameblo #1][twitter]
2月 佐賀県・ホテル龍登園
劇団花吹雪ファンクラブ・インスタグラム
劇団花吹雪 twitter
春之丞さんのtwitter
春之丞さんのinstagram
桜京之介のブログ
桜彩夜華さんのinstagram

続きを読む
posted by dunno at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 予定

島津亜矢さんのテレビ・ラジオ出演(2025年2月)

2025年2月の島津亜矢さんのテレビ・ラジオ出演の予定・記録です。2/28 23:59:00 の日付・時刻で投稿しています。

2/4(火) 19:57〜20:42 NHK-総合 「うたコン」
『また逢う日まで』(w/ コーラス[日本工学院専門学校 ミュージックカレッジの皆さん])

2/13(木) 21:00〜21:54 BS-TBS「music cross」スナックで歌いたい昭和ソング特集
『天城越え』w/ 五条院凌(ピアノ)

2/20(木) 20:00〜22:57 TBS系「プロフェッショナルランキング KING OF SING」生出演あり
https://www.tbs.co.jp/program/professionalranking/
■20日(木)の3時間生放送では「本当に歌のうまい歌手ランキング」を発表!
2月20日(木)よる8時からは、「KING OF SING」と題して「プロの声楽家が選ぶ 本当に歌のうまい歌手ランキング」を生放送。歌唱を知り尽くしているプロの声楽家が、【30代以下ブロック】【40代以上ブロック】の2部門のランキングを生放送で発表。誰もが知るあの有名アーティストは何位にランクインするのか!?声楽家だからこそわかるアーティストたちの「すごい歌声ポイント」も紹介していく。

さらに、スタジオでは生歌唱のステージも見どころ。歌怪獣・島津亜矢がAdoの「唱」を圧巻の歌唱で魅せるほか、日本を代表する歌手が続々登場!唯一無二の歌声で魅了する、一夜限りのSPパフォーマンスにもぜひご期待いただきたい。


2/26(水) 19:00〜21:00 テレビ朝日系「昭和の名曲/歌うランキングSHOW」


島津亜矢【公式】歌怪獣チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCazsfEQY0nvrj6ilN4RVKRA

新春演歌祭り2025「島津亜矢コンサート2022劇場特別版〜のぞみ〜」

『海で一生終わりたかった』
『海鳴りの詩』
『流れて津軽』
『感謝状〜母へのメッセージ〜』
posted by dunno at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2025年02月15日

『地獄のSE』2/14@シネマ・クレール丸の内

2月14日(金)の2本目は川上さわ監督(岡山出身!)の初長編映画『地獄のSE』を観ました。

公式サイト
https://www.hell-of.se/


監督・脚本・編集:川上さわ|予告編制作:松本武大|題字:丸山結衣音|音楽:honninman|アニメーション:ぽに青|スチール:兒崎七海|助監督:吉野勘太|制作:栗田量子・中村駿介|撮影:アガツマ|録音:金田百花・山田瑛瑠・松本武大・野内翔馬|整音:金田百花|美術:丸山結衣音・松本武大|衣装:兒崎七海・小幡谷こはる|制作支援:竪町商店街振興組合|配給・宣伝:川上さわ|宣伝協力:小原治

【あらすじ】
中学生の天野モモ(14)は電車の中で町に狂いの雰囲気が解き放たれる瞬間を目撃するが、天野は恋に忙しかったため気に止める余裕がなかった。天野の想い人である早坂にに子(14)はその狂いの波に乗る。海が近くなった町で、中学生たちが恋をして愛をしなかったりします。

【解説】
監督は川上さわ。19歳の時に初めて撮った映画『散文、ただしルール』(2022)が同年のカナザワ映画祭でグランプリを受賞。そのスカラシップ作品として川上が20歳の時に撮った初長編映画が『地獄のSE』(2023)となる。本作は海外の映画祭にも複数ノミネートされ、川上のユニークな独創力で組み立てられた異質な劇空間に数多の観衆が驚き、戸惑い、そして魅了された。映画はこれからも変革し続ける。そんな予感が、得体のしれないこの怪作には飄々と流れている。

茫々とした特殊画面、台詞を異化させる字幕効果など、リアルとフィクションのズレを意図的に取り込み、これまでのどの映画にもない座標に物語の舞台を用意する。演者の中にくすぶるものを増幅させるように当て書きした人物像、制御しきれないその魅力が画面と一体化したスタンダードサイズ、更には登場人物の心象風景をグロテスクに表現したぽに青のアニメーション、地獄を奏でるhonninmanの電子音など、本作は川上が信頼を寄せる表現者たちの創意の結晶でもある。

どこにもない海辺の町の、どこまでも架空の青春映画が、いまスクリーンに解き放たれる。

=コメント=

これほど純度の高い映画を目にするのはひさしぶりだ。
あらゆる形式を蹴とばして、川上さわ監督は自分の真っ黒い穴の中に旅立ち、そして見事に帰還した。
『地獄の SE』という血まみれのお土産を手に。
いがらしみきお(漫画家)

映画それ自体の豊かさを引き出す映画が一番すごいと思っていて、私はずっとそういうものが撮りたい。
『地獄の SE』はそんな作品だった。
金子由里奈(映画監督)

世界のなにもかもが犯罪的にツノを出して、
世界のなにもかもが意味深長にヤリを出して、
アタマを抱えて、メダマを押されて、
思春期の、ナマモノが睥睨しあう、そんな映画。
ヒト、コマ、コトバ、真っ直ぐ斜めに進んでいく。
かってに生きて、ちょっと死ぬ。
ちょっと死んで、かってに生きる。
五所純子(作家)


中学生たちを描いた映画です。女子生徒は普通に女子が演じていますが、男子生徒も女子が演じています。男子の主人公2人(+1人?)と、女子の主人公が1人という感じでしょうか。

男子生徒がけっこう変態的なのですが、それを女子が演じているので気持ちが悪いと言うより、むしろ可愛く感じて引きこまれて観ました。異性装の力かと思います。非常に現実味がありません。学校はがらんとしているし、教室にある机の半分くらいには、その席の子が亡くなったと思われる生花が飾られていたりします。何の説明もありません。登場する教師も数名。式典かなにかが体育館で行われていますが、生徒はふたり(主人公たち)だけ。タイトルに《地獄》ということばが使われているので想像がつくような悲惨なことがおきます。

主人公とその恋する少女の変態度がすごいので、前日みた『ディックス!! ザ・ミュージカル』がとても健康的な映画に思える程でした。そして、繰り返すようですが、男装の女子たちがとても魅力的でうっとりと鑑賞しました。人の度肝をぬく映画です。

映画終了後、監督さんの挨拶が手短に行われました。この映画を作ったのは20歳のときだったそうです。すごいですね。パンフ(監督さんは「アンソロジー」とおっしゃっていました、色んな方の文章やマンガ、インタビューなどが集められているとのこと)をぜひ買ってくれとのことでしたので、すぐに購入しましたが、実はまだ読んでいません。今日は朝から忙しかったのです。これから蒲団にはいって読もうと思います。

また、公式サイトも、中味が豊富そうです。映画を御覧になってからお読み下さい。
posted by dunno at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

『Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり』2/14@シネマ・クレール丸の内

2月14日(金)もシネマ・クレールで映画を2本観ました。1本目はマレーシア映画『Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり』

公式サイト
https://www.reallylikefilms.com/brother-pudu


マレーシア・クアラルンプールのスラム地区[富都](ルビ=プドゥ)。
荒廃したその街で、IDも与えられず、過酷な人生を強いられた兄弟がいた。

世界の映画祭を席巻。100万人の魂を揺さぶった感動作、ついに日本で劇場公開へ!
イタリアのウディーネ・ファーイースト映画祭でマレーシア映画として初の最高賞含む、3部門を受賞。その後もアメリカ、スイス、中国、香港、台湾、フィリピン、そして日本と、全世界16の映画祭で19の賞を獲得。さらに台湾とマレーシアでは劇場公開されると100万人を動員するビッグヒットを記録し、マレーシア映画史上、最も国際的に成功した作品となった。この勢いに乗って、来年開催される米アカデミー賞の国際長編映画賞に、マレーシア代表としてエントリーされることも決定した。

東洋のロバート・デ・ニーロと欧米メディア絶賛。ウー・カンレン圧巻のパフォーマンス!
聾唖(ろうあ)の兄アバンを演じたのは、台湾の人気俳優ウー・カンレン。彼がクライマックスで演じる声にならない魂の叫びは、観客の感情を大きく揺さぶるに違いない。その演技は高く評価され、台湾のアカデミー賞(金馬奨)で最優秀主演男優賞を獲得したのをはじめ、各映画祭・映画賞の演技賞を独占している。無鉄砲な弟アディを演じた、マレーシアのスター俳優ジャック・タンは、社会から排除された若者の行き場のない怒りと悲しみを等身大で演じ、彼もまた多くの助演男優賞をその手中に収めている。またこれまで『ミス・アンディ』等の社会派映画の秀作をプロデュースしてきたジン・オングが、本作で初めて監督デビューしたことも大きな話題を集めている。

クアラルンプール最下層の街で、支え合いながら生きてきた兄弟の物語。
マレーシア・クアラルンプールの富都(プドゥ)地区にある荒廃したスラム街。この地域には不法滞在者2世とも言える、様々な国籍・背景を持つ貧困層の人々が多く暮らしている。その場所で、身分証明書(ID)を与えられず、過酷な生活を強いられ生きてきた兄アバンと弟アディ。アバンは聾唖(ろうあ)というハンディを抱えながらも、市場の日雇いで堅実に生計を立てているが、アディは簡単に現金が手に入る裏社会と繋がっていて、彼の行動は常に危険と隣り合わせだ。そんなある日、実父の所在が判明したアディにはID発行の可能性が出てきた。しかしある事件がきっかけとなって、二人の未来に重く暗い影が忍び寄る。

原題:富都青年/Abang Adik
監督・脚本:王礼霖 (ジン・オング)
製作:李心潔(リー・シンジエ、アンジェリカ・リー)、アレックス・C・ロー
撮影:カルティク・ビジャイ
美術:スーン・ヨン・チョウ、ペニー・ツァイ
音楽:片山涼太 ウェン・フン 主題歌:片山涼太
挿入歌:千言萬語 雲鎂鑫(ユン・メイシン)
出演
アバン:吳慷仁(ウー・カンレン)
アディ:陳澤耀(ジャック・タン)
マニー:ケ金煌(タン・キムワン)
ジアエン:林宣、(セレーン・リム)
シャオスー:周雪婷(エイプリル・チャン)
犯罪集団のボス ブロント・バララエ


この映画のことについては以前書いています。『国境ナイトクルージング』を1回目に観た時にこの映画の予告篇が流れて「おおおおっ」と思ったんです。その時はクラブかなにかのお店で女性がライブで歌っているのかなと思ったんですが、今回実際に観たら、主人公の兄弟(アバン・アディ)に親切にしてくれるマニーという人の誕生パーティに招かれて彼女/彼のアパートで音楽に合わせてダンスをするシーンで使われていました。アパートですからバンドは入れないですね……。曲を流していただけのようです。歌っているのはユン・メイシンという方。

『千言萬語』歌と映画(DVD)
http://flim-flam.sblo.jp/article/191165822.html



このダンスのシーンはぐっと来るところ。1曲目は知らない歌でしたが、それもよかったです。「千言萬語」は2曲目に流れます。

この映画はマレーシアで証明書(映画ではICと呼んでいます)をもたずに生活する人々のつらい暮らしを描いています。警官たちはすぐに「証明書を見せろ」と言うんです。ですから本当に気の休まる時はありません。この映画の主人公ふたりはマレーシア生まれで、出生証明書を持っていますが、両親がいないために証明書を得るのがむずかしかったのに、兄の方が火事で出生証明書を失ってしまっているという状況。

また、彼らを守ろうとするマニーというひとは女装した《娼婦》でしょうか。そういう仲間がけっこういるようでした。ほんとに優しいいい人。口は悪かったりしますが。

マレーシアの映画というと『タレンタイム〜優しい歌』が一番好きです。色んな民族が暮らしているマレーシアの状況をみごとに描いていたと思います。この映画でも中華系の女性がIDのない人たちのために活動するようすが描かれていたり、ミャンマーからやってきた人たちとのエピソードなども描かれています。

兄弟の愛を描いていてとても感動的な映画です。何度も泣いてしまいました。他にもそういう方がおられたようです。観るべき映画だと思います。オススメです。

【2/16 追記】タイトルにひきずられて本当の兄弟だと思っていたのですが、パンフを読み始めたのですがどうも血縁関係はないようですね。アヴァンがアディにそういうシーンがあったのは観ましたが、嘘だと思って観ました。パンフをじっくり読んで、必要ならばまた書き込みます。

シネマジャーナル誌のサイトで監督インタビューが読めます。

●『Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり』ジン・オング監督オンライン・インタビュー
http://cineja-film-report.seesaa.net/article/509992540.html
posted by dunno at 11:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2025年02月14日

『ディックス!! ザ・ミュージカル』2/13@シネマ・クレール丸の内

2月13日(木)の2本目は『ディックス!! ザ・ミュージカル』でした。

公式サイト
https://transformer.co.jp/m/dicksthemusical/

下の動画の最後(4:08〜)にある予告篇の方が長いです。


A24初のミュージカルは、驚きの下ネタ全開
『グレイテスト・ショーマン』『ラ・ラ・ランド』のスタッフが贈る、愛に溢れた衝撃作!

2025年1月17日㊎ 新宿ピカデリー、ホワイト シネクイントほか全国ロードショー

≪STORY≫
ニューヨークのトップ・セールスマンとして働くクレイグとトレヴァーは、女と権力が大好きなモテ男。新しい職場で出会った彼らは互いに敵意を抱くが、実は生き別れの双子だったことが判明する。そう、彼らが望む完璧な人生に足りないピースは、ただ一つ、完璧な家族だったのだ。二人は離婚した両親を復縁させようと企てるものの、彼らの親たちは複雑な事情を抱えていて……。

≪STAFF&CAST≫
製作:ピーター・チャーニン『グレイテスト・ショーマン』
監督:ラリー・チャールズ『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』
音楽:マリウス・デ・フリース『ラ・ラ・ランド』『ムーラン・ルージュ』
出演:ジョシュ・シャープ、アーロン・ジャクソン、ネイサン・レーン『ライオン・キング』、ボーウェン・ヤン、ミーガン・ジー・スタリオン

2023年/アメリカ/ 英語 / 86 分 / ビスタ / カラー / 5.1ch / 原題:DICKS: THE MUSICAL / R15+ /日本語字幕:石田泰子 /
提供:トランスフォーマー+シネマライズ 配給:トランスフォーマー


上のストーリーだとまるでケストナーの「ふたりのロッテ」みたいですが、品が全然違います(笑)。

双子という設定ですが、演じている役者さんはあんまり互いに似ていないんです。ひとりはポール・マッカートニーみたいで、もう一人はフレディ・マーキュリーみたいです。双子だと思いながら観ないといけません。最初は好きになれない彼らですが、観ているうちにだんだんなじんできました。この作品はもともとこの二人が劇場で何役も演じていた舞台作品だったのだそうです。映画の最後でその舞台の映像も少し観ることができます。

主人公の彼らを越える迫力をもつのは「母親」です。すごい! 「父親」もすごいですが、もっとぶっ飛んでいます。母親の体からある「モノ」がとれてしまっていて、それをバッグに入れているという設定なのです。そして、その「モノ」が空中を飛んで敵をやっつけたりするんです。最後の大団円でも羽をひらひらと動かして飛び回っていました。これが許されるのなら《ろくでなし子》さんも逮捕されるいわれはないような気もします。あ、ネタバレをしてしまいました……。許して下さい。

愛をテーマにしたなかなかの感動作です。

あ、もうひとり、二人の主人公のボスの女性がすごい迫力。歌手だそうです。歌手と言えば、母親もけっこう上手に歌をうたっていました。ご本人の声でしょうか。それとも吹き替え? 本人だったらすごいです。

ミュージカルで似た印象を残すものと言えば『グリース』です。同じくらい、いやもっと笑えます。最後のほうの盛り上がり方も似ていると思います。『グリース』も大好きな作品で、何度も何度も観ています。ああ、でもオリビア・ニュートン=ジョンは亡くなってしまいました。悲しいです。

面白い作品でした。これを越える変な映画には当分会えないだろうと思っていたのですが、実は、今日(2/14)観た2作品のひとつがこれと匹敵するような変な映画だったんです。今夜はもう眠いので、明日、その記事を書くつもりです。
posted by dunno at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

『RETURN TO REASON リターン・トゥ・リーズン』2/13@シネマ・クレール丸の内

2月13日(木)、シネマ・クレール丸の内で映画を2本観ました。最初は『RETURN TO REASON リターン・トゥ・リーズン』です。

公式サイト
https://longride.jp/returntoreason/


マン・レイ×ジム・ジャームッシュ 奇跡のコラボレーション

20世紀に絵画、彫刻、写真、映画制作など幅広い分野で活躍し、シュルレアリスムの先駆者として活躍した芸術家マン・レイ。彼の初監督作品から100 周年を記念して制作された本作『RETURN TO REASON/リターン・トゥ・リーズン』は、サイレント短編映画4本の初の 4K レストア版。映画監督ジム・ジャームッシュと彼の映画のプロデューサーでもありミュージシャンのカーター・ローガンによるバンド、Sqürl(スクワール)が作曲・演奏したオリジナル楽曲を提供した。

Sqürlは、2023年1月ベルリンからスタートし、ポンピドゥー・センター(パリ)やクィーン・エリザベス・ホール(ロンドン)などでマン・レイ監督作品4本に即興で音楽をつけるライブを展開し、多くのオーディエンスを魅了。プロジェクトの頂点として2023 年に4Kレストア版として修復され本作がカンヌ国際映画祭クラシック部門でプレミア上映された。


面白い映像もあるし、いい音楽も流れているのですが、ストーリー性はまったくないので、つい何度もうとうとしてしまいました。ちゃんと観たとは言えません。もう一度観る気力もないです。一番面白かったのは女性が踊る足を映したところ。予告篇にもちらっと出ています。あとプールのシーンも。

すみません、これで勘弁して下さい。
posted by dunno at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2025年02月10日

『リアル・ペイン〜心の旅〜』2/10@TOHOシネマズ シャンテ

今日 2月10日(月)、TOHOシネマズ シャンテで『リアル・ペイン〜心の旅〜』を観ました。

公式サイト
https://www.searchlightpictures.jp/movies/realpain


監督・脚本・製作・主演ジェシー・アイゼンバーグ&キーラン・カルキンが従兄弟役で共演!
第40回サンダンス映画祭 受賞作『リアル・ペイン〜心の旅〜』2025年1月31日公開!

【ストーリー】
ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッド(ジェシー・アイゼンバーグ)とベンジー(キーラン・カルキン)は、亡くなった最愛の祖母の遺言で、ポーランドのツアー旅行に参加する。従兄弟同士でありながら正反対の性格な二人は、時に騒動を起こしながらも、ツアーに参加したユニークな人々との交流、そして祖母に縁あるポーランドの地を巡る中で、40代を迎えた彼ら自身の“生きるシンドさ”に向き合う力を得ていく。

原題:A REAL PAIN
監督・脚本:ジェシー・アイゼンバーグ『僕らが世界と交わるまで』
出演:ジェシー・アイゼンバーグ(『ソーシャル・ネットワーク』『ゾンビランド』)
キーラン・カルキン(「メディア王〜華麗なる一族〜』『スコット・ピルグリムVS.ザ・ワールド』)
ウィル・シャープ(「Giri/Haji」)
ジェニファー・グレイ(『ダーティ・ダンシング』『ある朝フェリスは突然に』)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
コピーライト:コピーライトマーク2024 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.


あまり予備知識が無く、上映開始時刻で選んだ作品なのですが、なかなかよかったと思います。気に入ったので、パンフレットも買いました。原題の "A Real Pain" というのは「困ったやつ」(周りの人を困らせるひと)というときに使われることばだそうです。ベンジーのことです。いまちょうど読み終わった滑稽ミステリー小説 "I Only Read Murder" の主人公も a real pain だったのですが、そういう人ってけっこうチャーミングでしかも周りの人もその人のことをほうっておけなくなるパターンって多いですね。この映画のベンジーもそうです。

ぼく自身はもうひとりの主人公デヴィッドのほうに近い気がします。ベンジーのような大胆なふるまいができません。ベンジーのことを羨ましいとおもっても、自分ではベンジーのように振る舞うことができません。

彼らの個人的な「痛み」とユダヤ人としての「痛み」とが描かれていて胸が痛くなるシーンがけっこうあります。

映画は空港の椅子に座っているベンジーから始まり、やはり空港の椅子に座っているベンジーで終わります。「変人」を眺めるのが楽しいと言っていました。一体何を考えながら見ていたのでしょう。

ツアーガイドのイギリス人が二人と別れるときにデヴィッドはほとんど無視されていたのが一番応えたかな……。人によって、この映画で痛みを感じる場所は違うのでしょう。
posted by dunno at 19:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画