2012年01月31日

観たい・聴きたい…覚書(2012.1)

自分用のメモです。1月中は常にトップに出てきます。新しい記事はこの下をご覧下さい。

天神山文化プラザ
1/5〜1/15 「岡山県現代美術秀作展 アーティストファイブ・岡山2012」
アオキスミエ(洋画)、 飛鳥和子(洋画)、伊勢ア淳( 備前焼)、井上玲玉(書)、松島巌(コアガラス)←これはすごい☆ 楽しみです
1/10〜1/15 「小林泰子展」
1/24〜2/5 「岡山県新進美術家育成『I氏賞』選考作品展」
1/31〜2/5 「関野倫宏展」
2/7〜2/12 「明誠学院高等学校特別芸術コース第9回卒業制作展」
2/28〜3/4 「光井威善展」

真庭を舞台にした映画『ひかりのおと』上映会
10/29〜3/18の期間中、岡山県各地で上映会が開催されます。
詳細は: http://hikarinooto.jp/
1/20 19:00〜 天神山文化プラザ など

西川アイプラザ
1/28 18:30〜 第4回 環太平洋大学ダンス部定期公演『りんごの木を植えよう』
成瀬裕美さんはどうされたのでしょう……。

奈良市学園南 ギャラリー きのわ
2/4〜2/12 「龍水良平 春木里絵 ガラス展 〜 お雛さまと春だより」
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岡山県立美術館
2012/1/20〜2/19 長谷川等伯と雪舟流
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2012年01月28日

第5回I氏賞選考作品展

天神山文化プラザに「第5回 岡山県新進美術家育成 I氏賞選考作品展 ―平成23年度―」を観に行きました。

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10人の若いアーティストがノミネートされています。上のフライヤーの画像で左の列からお名前をあげます:

高松明日香(絵画)
田邊茉子(工芸)
加藤竜(絵画)
石原夕起子(絵画)
佐伯裕一(絵画)

右の列に移ります:

伊勢崎晃一郎(工芸)
川上幸之介(絵画)
平子雄一(絵画)
下道基行(写真)
隠崎麗奈(彫刻)

真っ先に見たのは、入ってすぐ右手にあった田邊茉子さんのガラス作品でした。上の画像ではよくわからないと思いますが、三本脚のテーブルです。40x80x63cm のかなり大きな作品です。うっかりテーブルと書きましたが、タイトルは「夜の植物園」です。テーブルではなくて、巨大なきのこなのかもしれません。上の面はいくつものガラスを集めて溶かして作っているので、もとのガラスの固まりごとに微妙に盛り上がっているので、物を置くのには適していないかもしれません。でも、これを前にして座って、ガラスの中の気泡をみていれば、いくらでも時間をつぶせそうなほど面白いです。ちょっと形はグロテスクですけれど、第3回ではかなりグロテスクな(失礼!)作品がI氏賞をとったので、けっこういけるかも☆

石原夕起子さんの絵は、まるで受精した卵子が細胞分裂をはじめ、生き物がまるで胎児のようにまるくなって卵子の中にいるような……そんなちょっと気持ちの悪い(これまた失礼☆)作品。苦手です。ごめんなさい。

高松明日香さんの作品は、遠くの山(エベレスト?)にむかって、何頭もの鹿が空中をゆっくり歩んでいる不思議な光景が描かれたもの。上手な方ですが、少し図柄が見にくいです。ぼくの目が悪いだけかもしれませんけどね。

おおおっ、と思ったのは下道基行さんの写真。サイパンや台湾に残る日本統治時代の鳥居がテーマです。ジャングルのようなところに立ったまま残っているものもあれば、町中の路地にそのまま残ったものもあります。まわりを西洋風のお墓に囲まれたものもあります。6枚のうち、ひとつだけ、あれっ鳥居がないぞ……と一瞬思ってしまったものがありました。台湾の公園の写真。芝生の上に倒された鳥居はベンチとして使われていました☆☆☆ むむ、すごい使用方法です。ぼくには発想できません。ともかくこの人はいいところに目をつけたと思います。ただ、台湾の鳥居は、だいぶ前に他の人の写真で見たことがあるような気がします。

平子雄一さんの絵は、面白いですね、うまいのか下手なのか、わかりませんが。ともかく面白い。不思議な世界が描かれています。

会場は3階の細長い部屋だったのですが、入って一番左奥正面にど〜んとおかれていたのが隠崎麗奈さんの彫刻「サロンスタイル」。キャンディキャンディを連想させるような形がとてもきれいです。質感もいい(FRP)☆ これは実物をぜひ見て欲しいです。ちょっとI氏賞にはポップすぎるかもしれないけれど、今年のぼくのイチオシはこれ。今まで2回連続で外れているのであてにしないでいただきたいですが……。

さあ、誰がI氏賞の大賞を受賞されるのでしょう。発表が楽しみです。

この選考作品展は2月5日まで開催されています。無料で立派なパンフレットが貰えます。
タグ:ガラス
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2012年01月23日

ヒミズ

昨日、TOHOシネマズ岡南で園子温監督の『ヒミズ』を観てきました。

が〜ん、二階堂ふみさんの一途な思いに木っ端みじんにノックアウトされてしまいました。染谷将太君ももちろんよかったです。最後は観ていてボロボロ泣いてしまいました。

あまり予習はしないで観てきて、今、データを調べて復習しているところなんですが、先日観た『指輪をはめたい』の謎のスケート少女がこの二階堂ふみさんだったのですね。そう言われれば確かに! 全然気づきませんでした。 そして、昨年、ぼくが邦画の第4位に選んだなかなかの傑作『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』の女子高生棋士(この子がよくて4位にしたんですよ〜)☆☆☆ そして『ガマの油』にも出てたのか……。

二階堂ふみさんをやっと二階堂ふみさんとして認識できました。もう、すっかりファンです。

『ヒミズ』予告篇


『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』予告篇


さて、映画としてどうでしょう。初っぱなから「詩」の朗読が出てきます。『恋の罪』では田村隆一でしたが、今度はヴィヨンだそうです。無知なのでヴィヨンって詩人とは知りませんでした。太宰治に『ヴィヨンの妻』という作品があるのは知っていましたが、実は読んだことがありません。なんか苦手で読む気がしない……。で、問題の詩はこれです:

http://www4.ocn.ne.jp/~sas18091/villon4j.html#PD3

この映画で目立つのは暴力。殴るし、叩くし。主人公二人とも、両親が最低なDV親。通り魔もでてきます。包丁使ってます(^^;。そういう壊れた人たちも多いし、奴隷女のエピソードもあります。こういうのが苦手な人には無理でしょう。ただ、全体的には、園監督の映画としては意外なほど善意の人たちが多くて、後味は悪くないです。何人もの人が夢の中で住田少年ののっぴきならない状態を感知するんですよ。ただ、二度観るのはちょっとしんどいかな。しばらく経ったらまた観たくなるかも。『愛のむきだし』の軽さや爽快感がちょっと懐かしい。やはり園監督のベストはあっちですね。

最後まで観て思ったのは、同じ言葉にも、実態のある使われ方、空疎な使い方の二つがあるということ。心に響く使われ方と心に響かない使われ方って言った方がいいかな。あまり詳しいことは書かないことにしましょう。最後の「○○○○」もそうですね。震災のあと、この表現は使わないで欲しい、という声をよく聴きました。でも、この映画の最後で使われたときには、涙を流さずにはおれませんでした。
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2012年01月17日

そうじゃKOHUNサイクリング

昨年の秋参加した「古墳にコーフン」の映像が YouTube に投稿されていました。



短いですけど、うまくまとめてありますね〜。

恥ずかしながらぼくもけっこういっぱい映っています(^^;
いきなりインタビューされて、どぎまぎして、しょぼいことしか言ってないですね〜。
相方は芸人かと思うような反応で素晴らしい☆(笑)

3月にサントピアで勉強会があるので、また一丁ぐろ古墳を観に行けるかも。

「古墳にコーフン」も3月くらいに開催されるかもしれません。興味のある方は「みちくさ小道」のサイトを時々チェックしてみてください。
http://www.chimichi.org/michikusa/index.html
タグ:古墳
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サヴァイヴィング ライフ ―夢は第二の人生―

昨日はメンズ・デイでしたので、シネマクレール丸の内2でレイトショーの『サヴァイヴィング ライフ ―夢は第二の人生―』を観てきました。



監督さんはシュールレアリスムの大家なのだそうです。予告編はちょっと面白そうに見えて、実際それほどつまらないわけではないのですが、何しろ夢と現実(? ほんとは夢?)がいったりきたりして、とりとめもなく映画が進むので、かなり眠くなります。ふっと気づくと寝ている自分に気づくことが何度も(^^;

ということで、あまり感想を書けないのですが、ちょっと話が気色悪いです。主人公は夢で素敵な女性(この人は確かに魅力的☆)に会うのだけど、その正体がですね……観ていて、なんとなくそうだったら嫌だな……という悪い予感がしてくるんです。う〜む、「それ」はぼくの趣味ではなかったです。そもそも奥さんがないがしろにされすぎてます。可哀想……。
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2012年01月15日

カンパニー・メン

シネマクレール丸の内2で『カンパニー・メン』を観ました。

大規模なリストラのため、大会社で販売部長をしていた主人公がクビになります。そのことを妻以外の家族・親族・友人には隠そうとしますが……。

この人、あまり性格がよくないこともあって何ヶ月かかっても就職できません。妻はとてもしっかりもので、事態を冷静に受け止め、分相応に生きていこうとするのですが、彼にはそれが受け入れられません。このあたり観ていてストレスがたまります。この奥さん、彼にはもったいないです。妻の兄もいい☆

ラストはいい方向に行く気配をみせますが、どうなることやら……。かなり心配です。これで終わってもいいんでしょうか。
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新春にあそぶ@ArtBox SARASA

ArtBox SARASA に「新春にあそぶ」展を観に行きました。今日がなんと最終日。

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有松啓介(硝子)、林淳子(磁器)、堀口華江(硝子)のお三方の作品を楽しむことができました。目立ったのは堀口華江さんの赤い色のガラス作品。とても綺麗でした。お正月のイメージだそうです。

そんな赤い作品もよかったのですが、ぼくが選んだのは普通に無色透明なグラス。名前がいいんです:「小股の切れ上がったビールグラス」。「桃尻」とか「小股」とか、面白い方です。

普段は発泡酒しか買わないのですが、今日は特別にビールを買って、新しいグラスで飲んでみました。

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きりりとしてセクシーなグラスでしょ? 肝心な小股の部分がぼやけてしまいましたね(小股ってどこのことか論争になってしまいました・笑)。

底の部分がよくわかるように撮り直しました。底には hana と刻まれています。

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堀口さんは加計学園50周年記念パーティの引き出物の製作でとても忙しくなってしまったのに、なんとかこなして新作を作られたそうです。

もうひとつ、辰年を記念して有松啓介さんの龍の描かれたショットグラスも購入しました。

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薄い緑色がついています。
タグ:ガラス
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指輪をはめたい

シネマクレール丸の内2で『指輪をはめたい』(岩田ユキ監督)を観ました。

何度も予告編を観ています:

公式サイト http://www.yubiwa-movie.com/
(予告篇あり)
もしくは YouTube:


記憶を失った主人公の前に現れる3人の恋人。主人公が婚約指輪を渡そうとしていたのは一体誰か……。「恋の記憶をめぐる意外な結末とは……」って言ってますが、予告篇を見る限り、メインの三人の女性ではなくて「謎の少女」に決まってるじゃない……なんか単純な話だなぁ……と思って、でも結末が気になって、観に行ったわけです。

はっきり言って前半は単調。素敵な女性3人に三股をかけるひどい男の馬鹿馬鹿しいドタバタコメディです。ところが、謎の少女が気になり始めるあたりからだんだん雰囲気が変わってきます。でも、ネタバレになるのでとっても書きにくい!!

最初のあたりで、きっと「アレ?」と思うところがあるんです。水森亜土さんの変梃演技などで目くらましされて、細かいことはどうでもいいような気にさせられますが、そこは監督さんの作戦。帳面に書かれた落書きなんかも、けっこうヒントになってます。

終わり方は納得のいく感じでした。見終わって爽快になる映画ではありませんが、素敵な女性たちがきっと幸せになるだろうと期待させてくれました。

それにしても女性ってすごく変わるんですね。「あの人」が同じ人とは思えませんでした。
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2012年01月09日

福岡を楽しむ

土日に一泊で福岡に出かけましたが、帰りに山口に寄ったので、今日岡山に戻って来ました。福岡で写真を撮ってきたので、何枚か載せながら、思い出すことにします。

この前の記事にも書きましたが、朝早い新幹線で岡山を出ました。博多駅に到着したのは9時13分。駅からのバス接続がスムーズで、9時45分頃には会場近くまで来ました。最初の講演が10時半。微妙に早すぎたので、福岡縣護国神社に行ってみました。

http://fukuoka-gokoku.jp/

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この日(1/7)は10時から「厄除け七草祭」が開催されるとのことで、その神事に参列を希望する人の列ができていました。境内にはられたテントでは神事のあとに振る舞われる「七草粥」の準備をしておられました。「七草囃子の歌」の歌詞も貼り出されていました。七草粥の列に並んでいる人はその歌の練習をさせられて(^^;いました。

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植物に弱いので、こうやって並べられているのをみても、さっぱりピンときません。実はまだ生まれてから一度も七草粥なるものを食べたことがないのです。とりあえず写真さえとれば満足したので、研究会の会場へと向かいました。

このとき気づいたのですが、福岡市のマンホールの蓋のデザインはなかなかいいですね。大きな三角形が描かれているものと、その三角形が細かく分割されているものと2種類あるのに気づきました。下の写真の二つを比べてみて下さい。

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最初はサイズによる違いかと思いましたが、他の蓋を見てみるとそうではなくて、新しいものは三角が分割されているように思えました。滑りにくくするためにデザインを変えたのではないでしょうか。

このあと、昼休みにも護国神社を抜けて福岡市美術館を往復しましたが、そのときは人の数がぐんと減っていました。

さて、翌8日は12時で研究集会が終了。福岡アジア美術館と櫛田神社に行ってみようと、バスでキャナルシティ前まで移動。まず櫛田神社に行こうとすると、そこにあった大きな焼き肉屋・大東園の外壁デザインがすごくよかったんです☆

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なんか登ってみたくなります(^^)。

そのすぐ隣が櫛田神社でした。
http://yokanavi.com/jp/theme/detail/183

なんと、人の列ができていたので、参拝は諦めて、とりあえず、門の天井にある干支のオブジェを撮影(人が多いのでのんびり観察はできませんでした)。

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境内には博多祇園山笠の飾り山笠が展示してありました。大きいですね〜。お祭りの時以外はここで公開されているのだそうです。

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博多祇園山笠のサイト:
http://www.hakatayamakasa.com/index.php

この山笠の隣には、夫婦銀杏(注連縄のついている木)や力石がありました。

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ひとつだけぽつんと置かれている力石は、試しに持ってもいいものだそうですが、こんなところで腰を痛めるのは怖いので、さわりませんでした。

さて、どこかで食事をしなければ……と川端商店街を歩いていると、「川端ぜんざい広場」というところでぜんざいを売っていました。たくさんお客さんがいておいしそうに食べておられるし、なにやら中に大きな山笠が展示されているので食券を買って中に入りました。

http://www.hakata.or.jp/zenzai.htm

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ぜんざいはおいしかったんですけれど、お餅が小さい! ちょっと物足りない☆ 実は、我が家のお雑煮は「小豆雑煮」、つまりぜんざいなのです。両親が鳥取県出身なんです。鳥取県や島根県東部は小豆雑煮なんですね。なので、正月にはぜんざいで丸餅2個食べるんです。昔はもっと食べていましたが、最近は2個。それぐらいは食べないと食べた気がしません。

まぁ、それはさておき、中にあった山笠の写真もどうぞ。

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上左の写真でもわかるように、上は光を通す屋根があって、雨風を防いでいます。渡辺綱の鬼退治を描いているらしいです。一番上にいる人形が渡辺綱かな。

ここの壁にはこんなものも飾られていました。

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左は当番法被の各町ごとのデザインだそうです。右は山笠をかつぐ「かき棒」だそうです。

さて、ぜんざいを食べた後は、地下鉄中洲川端駅そばのリバレインにある「福岡アジア美術館」に行きました。ここも面白い美術館なのです。常設展は200円です。廉くてオススメです。ビル自体も面白いですね。

福岡の地下鉄では各駅にロゴマーク(?)が決まっていて、中洲川端のものはなかなかいいです。

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「川」と「中」を組み合わせていますが、偶然(?)源氏香の図を思わせるデザインですね。

Wikipedia 香の図

こういうの好きです。

短い時間でしたが、福岡を楽しむことができました。
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2012年01月08日

「鈴木淳展」「吉田博―木版画―」

昨日から福岡に来ています。二日にわたり研究集会があるのです。いつもは1日目は午後から始まるのですが、今回は講演数が多く、10:20 に開始。岡山を7:16発のひかりで来ました。早い〜。

昼休みは2時間近くあったので、大濠公園そばの福岡市美術館に行ってきました。まず食事をしてから常設展のみ見ました。ここはほんとにいい作品があるんです。なんか毎年200円ずつ払って作品を保管していただいているような贅沢な(?)気持ちになります。

http://www.fukuoka-art-museum.jp/

「第10回21世紀の作家―福岡 鈴木淳展」では『なにもない、ということもない』という足場・木材・写真・立体・映像によるインスタレーションが展示されていました。天井からはワイヤーでつるされたたくさんのかつらがぐるぐる回っていたり(「それでも、世界は、まわってる」)、倒れた扇風機が回り続けていたり(「それでも、私は、まわってる」)します。かつらがまず目をひきました。気持ち悪いですよね、かつらがぶら下がっているのって。状況劇場の芝居『海の牙〜黒髪海峡篇』を思い出しました。あれも舞台はかつら屋で、かつらがいっぱいぶら下がっていました。ですけど、あれこれのぞき込んでいて、一番、ぎょっとしたというかダメージを受けたというか、悪い夢を見そうだったのは、その名も恐ろしい(笑)「口肛門」という作品。とんでもない名前でしょ? その正体はですね、座椅子におかれたうすべったく丸い座布団。真ん中には穴があるんです。つまりドーナツをつぶしたような形の座布団なんです。それだけなら普通なんですが、その穴のところに上向きにデジタルフォトフレームが置かれ、人の口がぐちゅぐちゅ動いてるんです。そう、まるで肛門みたいに。いや、肛門みたいと思ったのは、後でタイトルを見てから。最初に見たときは、座布団に座ったら、下から舐められるみたいでぎょっとしたんです。3月25日までやってますので、これだけでも観に行きましょう(大笑)。常設展全部見ても200円。国宝の金印も見れます。

http://www.fukuoka-art-museum.jp/jb/html/jb01/2011/suzuki/suzuki.html

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もうちょっと清々しいのは、小作品室の「吉田博 ―木版画―」です。こちらを後に見るのが正解。
こちらに小さな画像があります:
http://www.fukuoka-art-museum.jp/jc/html/jc03/fs_jc03_kindendai_n0105a.html
この方は画家で、実際に版画にされたのは彫師や摺師の方。まるで浮世絵です。美しい☆
Googleでたくさん画像が見つかりました:
Goofle 検索 吉田博
瀬戸内の風景もありました。日本だけでなく、世界中を旅されていて、特に山の版画はすばらしかったです。
こちらは2月12日までです。
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2012年01月06日

アーティストファイブ・岡山2012

天神山文化プラザで開催中の「アーティストファイブ・岡山2012」を観てきました。

今回の“ファイブ”は、アオキスミエ(洋画)、 飛鳥和子(洋画)、伊勢ア淳(備前焼)、井上玲玉(書)、松島巌(コアガラス)の皆さんです。

ぼくの目当てはコアガラスの松島巌さん。見事な作品が並んでいました。ほとんどは松島さんご自身のものですが、一点だけ「個人蔵」となっていました。それは「虹彩水玉文様刻錐盤」という作品で、2010年のギャラリーやぶきでの個展で展示されていた作品でした。これがほんとにいいんです。



また、作品群が砂漠に埋もれたようになっている展示もよかったです。ぼくの行ったときは(4時15分頃?)、ちょうどその砂のケースに夕日があたり、ガラスが光ってとても綺麗でした。

1月15日(日)までの開催ですので、お時間があれば皆さんぜひおでかけください。また、1月8日(日)には、13:30より、松島さんのトークがあるそうです(3F第1展示室・第1会議室)。内容は作品解説とスライドレクチャー。どうやって作るのか、ほんとに見ていて不思議な作品なので、直接お話を聴けるのはすごく面白いと思います。ぼくはちょうど福岡出張中ですので、残念ながら聴けません。無念……。

コアガラスというのは、パンフによれば、金属棒の先端に粘土などで作ったコア(核)型にバーナー作業でガラスを溶かしつけ、冷却後にコアを取り除いて作るんだそうです。古代メソポタミアの製法です。

そのほかの方の作品では、飛鳥和子さんの赤い牛の絵がインパクトがありました。量感がありました。水彩の小品『水=危機』は水の汚染をテーマとされたのでしょうか、なんとなく気になりました。他のやたら描き込んである作品群は気色悪くてちょっと苦手。

アオキスミエさんの絵や立体(?)は幾何学的すぎて、これもちょっと苦手。

井上玲玉さんの書はなかなか読めないのでもっぱら絵として鑑賞。あとでパンフを見ると、書は「景色」が大事だということが書いてありました。「景色」とは「余白や文字のバランス、墨の濃淡のこと」。景色だと思えば鑑賞する方も気が楽ですね。
井上さんは明日(7日)、第一展示室で作品解説をされるそうです(13:00〜)。

伊勢ア淳さんの備前焼は迫力がありました。『Clay Ball』は大きな玉たち。影まで作ってあるところが受けました(^^;。どうやって作ったんでしょう。ほんとにボールです。また『吉備』という作品群は人間かロボットか、と思われる大きな作品が並んでいて、手塚治虫の「火の鳥」を思い出しました。

パンフも200円でお買い得です。
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2012年01月04日

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル

1月1日の午後、新年早々というのに、かなり大きな地震が本州全体を揺らしました。そのせいで福島第一原発4号機の使用済み燃料プールあたりで水漏れ!! 普通の神経では落ち込んでしまう正月の日々ですが、ダチョウ作戦ぐらいしか手がありません。昨日山口から岡山に戻り、やっと自由な時間がとれたので、ハリウッドのエンタテインメント映画でも観て現実逃避をしようとたくらみました。

というわけで、岡山メルパで『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』を観てきました。中身を知らずに映画を決めたのですが、なんとテロリストが核ミサイルを操って世界を一旦破滅させ、そこから新しい世界を作ろうとする話でした。う〜む、心臓に良くないですね。

全編ハラハラドキドキの連続で、ともかく楽しめました。ドバイの高層ビルのシーンが一番心臓に悪かったです。窓を割った部屋は、砂嵐のときどうなったのかとっても気になりました。ドバイでは時々あんな砂嵐が来るんでしょうか。

ほっとする終わり方(ちょっと切ない)で良かったです。憂さ晴らしにいいです。
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2011年12月31日

2011年12月29日

2011年の映画

今年はなんといっても大地震と津波、そして原発事故で、永遠に忘れられないであろう年になってしまいました。なんと言ってもまず挙げるべきなのは、原発や被曝に関係するドキュメンタリーでしょう。4本観ました。どれも、多くの人に観て欲しいです。観た順に挙げます。

o 「100,000年後の安全」(これはちょっと眠かった…)
o 「ヒバクシャ〜世界の終わりに」(イラクだけではなくアメリカにも……)
o 「チェルノブイリ・ハート」(胸が痛くなりました)
o 「あしたが消える ―どうして原発?― デジタルリマスター版」(貴重な映像です)

祝(ほうり)の島」は昨年観たので、今年は観ませんでした。

さて、それ以外の作品に移ります。

洋画ベスト10

01.「メアリー&マックス」(途中、本当に胸がつぶれそうなシーンがありますが、最後は幸せな涙で終わります)
02.「バビロンの陽光」(イラクが舞台。クルド人祖母・孫の悲しい話。でも、人々の優しさが嬉しい。美しい映画です)
03.「未来を生きる君たちへ」(「復讐」がテーマ。子どもたちの演技が素晴らしい)
04.「エッセンシャル・キリング」(孤独感とスリルがすごい)
05.「彼女が消えた浜辺」(海辺のバケーション中に突如悲劇が……)
06.「君を想って海をゆく」(イラクからイギリスに行こうとするクルドの少年の話。切ないです)
07.「デザート・フラワー」(砂漠の花という名前をもつアフリカの美しい少女がイギリスでトップモデルになる話ですが、メインは女性器切除という風習の問題)
08.「ハンナ」(ハンナがすごく可愛いけれど、後半、メインじゃなくなるのが残念)
09.「人生、ここにあり!」(「17歳のカルテ」のあれを思い出させるシーンが悲しい。でもユーモアにあふれた佳作)
10.「リトル・ランボーズ」(こどもたちが素晴らしい☆)
次点:「蜂蜜」(テンポが合わない人には退屈かも)「ソウル・キッチン」(ドイツにおける移民の暮らしが描かれます)

邦画ベスト6

01.「恋の罪」(出てくる男たちが最悪。男でいるのがいやになりそう。でも女優の富樫真さんの魅力がすべてを帳消しに☆)
02.「海炭市叙景」(静かな哀しみに満ちた作品)
03.「エンディングノート」(父親の死によりそう娘)
04.「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」(どれもいいけど、女子高生棋士が最高)
05.「ばかもの」(内田有紀さんが魅力的でした)
06.「軽蔑」(緑魔子さんはいつまでたっても素敵です)
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2011年12月27日

メルヘニズム〜夢想の記述〜

ぼくが行ってきたわけではないのですが、明日(28日)まで、池袋東武・6階1番地美術画廊で「メルヘニズム〜夢想の記憶〜」というイラスト展が開催中です。

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上のハガキの宇野亜喜良さんをはじめとして合計35名のアーティストが参加しています。宇野さんといえば、日経に連載されていた小説『韃靼の馬』の挿絵はほんとによかったです。

会場では、とても素晴らしいパンフレットもいただけるとのこと。例えば山本じんさんのページにはこんな銀筆画が紹介されているんです。

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行きたかったなぁ。

山本じんさんの公式サイトはこちら:
http://www.geocities.jp/phoenix_treasure/

最終日は午後4時半で終了だそうです。お気をつけ下さい。
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