2015年11月30日

共犯

昨日、シネマクレール丸の内で『共犯』を観てきました。

公式サイト
http://www.u-picc.com/kyouhan/


台湾の青春映画ですが、切ない、とか悲しい……というより寂しい話です。「孤独」がキーワード。
ミステリータッチで面白かったですが、見ていて胸がときめくようなところはありませんでした。
なにしろ冒頭から指先にある特徴をもった人物が死亡するシーンで始まるんです……。でもその特徴って……一体どういう意味があったのかよくわかりませんでした。見逃したのかな。わかったような、実はよくわかっていないような、思い出そうとするとぼんやりしてくるお話。それはたぶん時間が行ったり来たりするせいで因果関係がごちゃごちゃしてくるからかも。冒頭で死んでしまう子の気持ちになってもう一度みるとよくわかるんでしょうね。
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2015年11月24日

吉行鮎子展 エモーションが止まらない

今日から天神山文化プラザで「吉行鮎子展 エモーションが止まらない」が始まりました。
(11月29日まで)

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早速朝9時にかけつけました。絶対一番だと思ったら……なんとMさんが先に来られてすでに帰られたあとでした。お会いできなくて残念。

受付には吉行さんご本人がおられました。可憐な感じの方。

さて早速中に入るとそこに大きめの作品(チラシの氷山の女性の絵など)が並んでいました。右手の壁に掛かっていた「こんなに自由なのに」(のような感じのタイトル)は湖を見下ろす絶壁が女性☆ かなり鮮やかでワイルドなタッチなんですが、一方、非常に装飾的な模様も一部使われていてとっても面白い作品です。空には隕石も燃えながら飛んでいました。

その絵にはいませんでしたが、氷山の上で手を振っている赤い服の女性らしき人が別の絵でも遠くから手を振っていました。

入って左手の長い壁には、似た構図の作品が並んでその統一感も面白かったです。好きな作品ばかり。また奥の右手には森の中でセッションをしている人や動物たちの絵が並んでいました。

ぐるっと回って一番最後、しきりの裏側の絵が「エモーションが止まらない」でした。吉行さんのエモーション(?)がうねうねとほとばしっていました。

今回の作品は吉行さんがパワーアップしておられるのを感じました。

会場を出ると、そこに油亀の柏戸さんが来ておられて吉行さんとお話をしておられました☆ なんだか話し声がするなとは思っていました。柏戸さんは吉行さんの守護神のような方。なんと来年、また油亀で吉行さんの個展を開催されるそうです☆☆ 嬉しいです。案内のチラシが受付に置いてありますのでぜひご覧ください。
期間:2016年9月17日〜25日

そしてなんと油亀から図録「瞑想トラベル 吉行鮎子」(2500円+税)が発売されるんだそうです。受付にはコピーで作った見本が置いてありました。まだ現物はないようです。予約は油亀へどうぞ:
http://www.aburakame.com/
086-201-8884
facebook https://www.facebook.com/aburakame

さて、天神山での今回の展覧会は29日まで。平日は難しいけれど、最終日にはもう一度行きたいと思います。
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2015年11月23日

上谷美紀さんの描く少女

昨日の夕方、アンクル岩根のギャラリーに上谷美紀さんの絵を観に行きました。

上谷さんの絵を初めて見たのは2011年3月27日。東北大震災の少しあとですね……。

そのときの記事
http://flim-flam.sblo.jp/article/44022754.html

今回も庭園の絵や静物画などの他に、少女を描いた作品がいくつかありました。
一番気に入ったのは縦長で、森に入ろうとしている女の子の絵です。動きがあって、あげた手の形も楽しく、いい絵です。やや逆光の感じなのも好きでした。

上谷さんも在廊しておられて、今回の少女のモデルのことなど色々説明してくださいました。
実際にポーズをとってもらったのではなく、写真を元に色々アレンジして描かれたとのこと。

また、最近は蝶に凝っておられるそうです。以前は金魚でした。でも金魚の絵もありました。蓮の花や金魚、そして蝶の入った絵です。蓮の花がとてもきれいでした。蓮と言えば、上谷さんは「花托」と呼ばれる蜂の巣状の部分もお好きなようで、よく描かれます(昔の絵にも出てきます)。蜂の巣状なので「はちす」。それが転化して「ハス」となったそうです(ネット情報)。花托は実が大きくなったら「果托」と変わるそうです。全然しりませんでした。

最近は全然更新しておられませんが、上谷美紀さんのブログはこちらです:
「箱のたまご」
http://ameblo.jp/mikiuetani/

どこかに移されたのでしょうか。それとも単にサボっておられるだけでしょうか。古い記事だけでも楽しめますのでぜひどうぞ。
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木屋町DARUMA

今日(11/23)、岡山メルパで『木屋町DARUMA』を観てきました。

公式サイト
http://kiyamachi-daruma.com/


予告篇をみていただいたらわかりますがとんでもない怪作です。

冒頭から登場する二人のヤクザもの。一人はなんと四肢をうしなった男・勝浦、もうひとりはその世話役の青年・坂本。この二人は借金の取り立てが仕事。ある家にきてやってくるのですが、そのあくどいこと。特に勝浦はあの可愛い武田梨奈ちゃんをひどい目に遭わすんです。でもこの家族の不幸はもっともっとひどくなります。先の方では、本当に正視に耐えないシーンもあります。

だけど、観ていくうちにだんだんこの二人が好きになってくるのが不思議です。
なんか観ていて、悲しく、切なくなってきます。

この映画も今週の金曜日まで。一日二回上映していますのでぜひどうぞ。
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恋人たち

11月22日(日)、シネマクレール丸の内で『恋人たち』を観ました。

公式サイト
http://koibitotachi.com/


チラシより
通り魔殺人事件によって妻を失った男。
退屈な日常に突如現れた男に心が揺れ動く平凡な主婦。
同性愛者で、完璧主義のエリート弁護士。
不器用だがひたむきに日々を生きる3人の“恋人たち”が、もがき苦しみながらも、人と人とのつながりをとおして、ありふれた日常のかけがえのなさに気づいていく姿を、『ぐるりのこと。』『ハッシュ』で知られる稀代の才能・橋口亮輔が、時折笑いをまじえながら繊細に丁寧に描き出す。


面白かったです。引きこまれました。

妻を失った男の話はなかなかきついのですが、そばにいる同僚がとてもよかった。

この主婦は、上では平凡と書いてあるけれど、全然平凡じゃないです。小説は書くし、イラスト(コミック)もうまい☆ 役者さん本人も、すごくいい雰囲気だし、ちょっと普通の女優ならためらいそうなシーンを平気で(?)演じていました。この人の話が一番面白かったです。

弁護士はかなりいやな男。最後の最後ぎりぎりまで嫌いでした。この人はけっこう無神経に人の心を逆なでするようなことを言うくせに、自分の気持ちを、大切な人に伝えません。

三人とも最後に独白する場面があります。気持ちがよくわかっていいんだけど、ちょっとクサ過ぎるというか、聞いていて恥ずかしい気持ちがしました。もっとあっさりと余韻をもたせてもよかったのに……と思いました。

もうひとつ納得のいかないことがあります。主婦の夫はどう見てもひどい男だけど、なぜか態度が変わりました。なぜ? そして、こんなのと、本気で一生つきあうの? もっとマシな人を探すか、一人で生きた方がずっと楽しそう……。

とはいえ、『ザ・ヴァンパイア』に続いてこれもオススメ作品です。でも27日(金)で終わってしまいます。ただ一日2回上映がありますから、未見のかたはぜひお出かけください。
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ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女

11月21日(土)、シネマクレール丸の内で『ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女』を観ました。アメリカ映画ですが監督はイランの方(アナ・リリ・アミリプール)。

公式サイト
http://vampire.gaga.ne.jp/


革命以前?(レコードやカセットの時代)のイランの不思議な町を舞台にした吸血鬼映画。モノクロの画面がとても美しいです。全く現実離れしていて、干上がった川には、死体がどんどん投げ込まれますし、人が死んでも警察がやってくることもありません。完全なファンタジーの世界です。

主人公の若者も黒衣(チャドル)の少女も魅力的。おまけに猫も!!!!!!! 脇役ですが、娼婦や少年もいい感じ。何度も観て雰囲気に浸りたい気持ちになります。残念ながら26日(木)でシネマクレールでの上映は終わってしまいます。見逃している方はぜひぜひおでかけください。昼間の上映なのでぼくはもう行けません。残念。怖いですが、かなりロマンチックです。

※映画の中で横断歩道の標識らしきものが何度も映っていましたが、絵柄が、チャドルをまとった女性が歩いているものでした。これって実際にあったんでしょうか。気になり検索してみました。ドーハのカタールの標識がけっこう似ています。次のブログをご覧ください:
Headed for Nowhere 「カタールの日」
http://journeyman.seesaa.net/article/114522412.html
こちらには「アラブ服」と書いてあります。女性ではないようですね。
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劇団花吹雪@梅田呉服座 2015.11.16

11月16日の夜は、梅田呉服座で劇団花吹雪の舞台を観ました。

呉服座のサイト
http://gofukuza.com/

6時から始まりほぼ9時に終わりました。なかなかきれいですし、客席が階段状になっていて舞台が観やすいです。ただ、上の階のライブハウスの客がジャンプすると、まるで自身のように客席や舞台、そして楽屋も揺れます。三代目京之介さんの話では、今月で一番揺れが強いということでした。なんというグループのライブだったのでしょうね。

運良く、桜彩夜華さんが来ておられました。
写真は facebook のアルバムにまとめておきました:

劇団花吹雪@梅田呉服座 2015.11.16

20151116hanafubuki01.jpg 20151116hanafubuki02.jpg

左:桜彩夜華さん
右:桜春之丞座長
タグ:劇団花吹雪
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人形シンポシオン Midow展 2015

11月16日(月)、休暇をとって大阪へ「人形シンポシオン Midow展 2015」を観に行ってきました。
詳細に関しては主催者の以下のページやその続きのページをご覧ください:

http://www.art-reve.com/?p=53046

このイベントに行くのは初めてです。そもそも人形作家のためのコンクールなので、直接関係はないのですが、今回は関連イベントが多く、ぼくが関心があったのは次の二つでした:

○山本じんさん(画家・造形作家)と未生響さん(言語芸術)の対談「作品はどこから来るのかー創作のの衝動と源泉、その不思議」
 山本じん公式サイト
 未生響さんの紹介ページ
○Luftアラビク in MIDOW ー招待作家作品展示販売 (アラビク+乙女屋 共同販売)
 アラビクのサイト
 乙女屋のサイト

じんさんと未生響さんの対談については未生さんがまとめられるということですので、今回のイベントを主催された三上りあんさんのサイトを頻繁に覗いてみることにします:

http://www.art-reve.com/

このイベントのことは facebook に書いたので以下にコピー&ペーストしておきます:
「決定的な体験、出会いは何だったか?」という問いへのじんさんの答えにびっくり☆ じんさんのおじいさまは岡山県笠岡市の道通神社というところの神主をしておられたのだそうです。そして、なんとイタコのように口寄せをされたのを子どもの時によく見ていたそうです。霊的なものとすごく近い育ち方をされたのですね。今調べたら、この神社はカブトガニ博物館の近くにあるようです。チャンスがあれば行ってみたいです。

また未生さんの言われた、「直に世界を感じること」「あらゆるものを初めて見る目で見ること」「みんなが見たことのないものを魅せること」などは数学でも同じだなぁと思いながら聴いていました。

また、じんさんが絵を描かれた寮美千子さんの新しい本「絵本 古事記 よみがえり イザナギとイザナミ」の紹介で寮さんご自身が校正中の全ページを見せてくださいました。これはすごい絵本です。国書刊行会から11/25に発売になります。

原画展が12月5日から銀座の青木画廊で開催されますので、関東の方はぜひおでかけください。ぼくも初日に日帰りでみに行こうかとおもっていましたが、なんと今回のMIDOW展にも関わっておられるアラビクと乙女屋さんでも来年1月中旬か下旬頃、開催されるそうですのでそっちに行くことにしました。楽しみです。

そして、招待作家作品はどれも素晴らしかったのですが、会場の一番いいところに展示してあった井桁裕子さんの作品がとてもインパクトがありました。モデルの森田かずよさんも、ちょうどじんさんたちの対談のときに会場に来ておられたのを見かけました。井桁さんの小さい作品たちも本当にきれいでした。


井桁裕子さんのことはまた後日書くかもしれせんが、出張・母親訪問などでまたこのブログを放りっぱなしにするかもしれないのでとりあえず関連ページへのリンクだけ作っておきます:

井桁裕子さん公式サイト
http://igeta-hiroko.com/
観ていると背景画像が色々変わります☆
今トップページに載っている「片脚で立つ森田かずよの肖像」がすごいです。

「ギャラリー ときの忘れもの」に連載しておられた連載エッセイ「私の人形制作」最終ページ
(色んな作品の写真なども見ることができます)
http://blog.livedoor.jp/tokinowasuremono/archives/cat_50030394.html
リストはこちら(最新記事などはまだはいっていません):
http://www.tokinowasuremono.com/nv05-essay/essay_igeta/igeta_text.html

エッセイだけでなく他の情報もご覧になる場合はこちらをどうぞ。

また井桁さんの紹介と作品リストはこちらから:
http://www.tokinowasuremono.com/artist-b86-igeta/index.html
posted by dunno at 16:33| Comment(0) | TrackBack(0) | アート