2016年03月29日

無伴奏

今日(3月29日)、シネマクレール丸の内で『無伴奏』を観ました。

公式サイト
http://mubanso.com/


1969年の日本を舞台にした青春映画。原作は小池真理子。
主人公は高3の女子・響子(成海璃子)。ちょうどぼくの3学年上に当たります。少しずれてはいますが、若い人の服装などはなんか懐かしい感じ。当時の雰囲気をよく出していたと思います。

タイトルの「無伴奏」というのは主人公が友達に連れられて入った「バロック喫茶」(バロック音楽中心の名曲喫茶)の名前です。ここで主人公は大学生2人とその一人の連れである女子高校生と知り合います。客が壁に頭をつけて音楽に聴き入ったせいで、そこだけ壁が黒くなっていたりするのが妙にリアル(そういう場所に入ったことがないので実際のところはわかりませんが)。

最初は特に事件というようなものもなく話が淡々と進むのでいささか眠くなってしまいました。

なにが起こるかは書きません。人の気持ちを手に入れることができると信じる若さによる過ちが、悲劇を起こしてしまいます。哀しい話でした。
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不屈の男 アンブロークン

3月28日、シネマクレール丸の内で『不屈の男 アンブロークン』を観てきました。

公式サイト
http://unbroken-movie.com/


いやあ、見応えのある映画でした。実在の人物たちをモデルとしており、その本人たちの写真や映像が最後に流れるときには、感動でぼろぼろ涙が出てしまいました。

最初は主人公のルイとその仲間が、日本の占領している島を爆撃するところからはじまりますが、そこから子ども時代にフラッシュバックして、盗みを繰り返してたり酒を飲んだりして町の鼻つまみ者だった子ども時代から、成長していきオリンピックに出るまでが描かれ、また戦闘の場面に爆撃機もどり、機体の不調で海に不時着して47日間も漂流するエピソード、そしてメインとなる日本軍の捕虜となり、渡辺という日本人にいじめ抜かれる部分……など見所がいっぱいでした。

人によって意見がわかれそうなのは、渡辺という伍長(のちに軍曹)かもしれません。まるで化粧をしているようなビジュアル系の顔立ちで、目つきがとても妖しいのです。まるで女か蛇のよう……。実際の軍人としてはありえなさそうな人物。彼は捕虜たちの中から一瞬でルイに目をとめ、常に彼をいたぶり続けます。その様子はまるで愛情の裏返しのようなんです。なんだか倒錯の愛の世界を描いているような感じ。そういう話は嫌いな方じゃないのでぼく自身は悪くないと思いました。でも、否定する人があってもおかしくありません。渡辺を演じているのはMIYAVIというミュージシャンです。役者としてもブレークするかも……。

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家族はつらいよ

3月27日、岡山メルパで『家族はつらいよ』を観ました。

公式サイト
http://kazoku-tsuraiyo.jp/


山田洋次監督はあまり好きでないのですが、映画を語る会の課題作なので観に行きました。

ある老年夫婦と三人の子どもたち、彼らの配偶者・婚約者の4カップルのお話。
かなり俗っぽい人間が多くて観ていてげんなり。
まともなのは独身の次男とその婚約者。でもあまりにも不自然にまとも。

妻(吉行和子)の方が夫に離婚を申し出るという面白くなりそうな話なのに、けっこうぐだぐだで腰砕け。生ぬるいお話です。吉行和子は創作教室に通っていて、そこの先生(木場勝己〜昔の西村克己)がかなりの好き者風。でも恋愛関係に発展しないところがつまらないですね〜。山田洋次の限界かも。同じ吉行和子さんの作品でも『百合祭』の方が遙かに面白かったです。

ところで、風吹ジュンはいつまでたっても可愛いですね。
posted by dunno at 13:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

クリムゾン・ピーク

3月21日夜、シネマクレール丸の内で『クリムゾン・ピーク』を観ました。

公式サイト
http://crimsonpeak.jp/

(公式サイトでは色んな映像が見られます)

評価の高い監督の作品ということで期待して観に行きました。十分怖かったし、楽しめましたけれど、なにかインパクトが足りませんでした。やや期待外れ。

副題に "a Gothic Romance" とついているとおり、幽霊ものとロマンスの一体化した映画です。最初は幽霊が怖いのですが、だんだん人間の方が怖くなっていきます。あの殺人シーンはすごかった!!! でもその悪人もあんまり怖くなくなっていっちゃって……主人公の最後の勢いの方が怖かったかも。

それほどオススメはしません。
posted by dunno at 13:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

恵比寿のシス書店

恵比寿のシス書店(LIBRAIRIE6)が6周年記念で開催しておられた「6 year exhibition LIBRAIRIE6」展に、3/19(最終日前日)に行ってきました。

先日亡くなられた合田佐和子さんの絵も3点展示されていました。他には、宇野亞喜良さん、四谷シモンさん、金子國義さん、合田ノブヨさん、建石修志さん、など多くの作家の作品がありましたが、いちばん気に入ったのは菅野まり子さんの作品でした。黒地に独特な中世的雰囲気の絵を描かれます。不思議な魅力があります。

検索:
菅野まり子

シス書店では、今年の終わり頃、菅野まり子さんと他の方の2人展か3人展を企画しておられるそうです。ぜひ観に行きたいと思います。

シス書展での過去の個展(菅野まり子 「孤島にて」展 )
http://librairie6.exblog.jp/21230018/

菅野さんの作品も、合田佐和子さんの作品も素敵でしたが、結局古本を2冊購入して帰りました。白水社の「新しい世界の短編」というシリーズの中から第一巻「木立の中の日々」(マルグリット・デュラス)と第三巻「十三の無気味な物語」(ハンス・へニー・ヤーン)です。

「木立〜」のほうは帰りの新幹線でほとんど読んでしまいました。不思議な味わいの面白い短編集でした。表題作「木立の中の日々」は、女友達と同棲している貧乏な男の所に、急に金回りのよくなった母親がやってくる話。かみ合わない会話が絶妙。笑えます。母親と息子の関係というのはほんとにしんどいものですね〜。二つ目の「ボア」には一番ぎょっとしました。ボアというのは動物園にいる大きい蛇です。日曜ごとに若鶏を丸のみし『嚥下』するのを見に行く二人の話。このあともうひとつの『嚥下』が出てくるところがとてもショッキングでおぞましいです。未読の方がほとんどでしょうから、これ以上は書きません。好きな話か?ときかれると答えにためらってしまいますが、ものすごく印象に残る話でした。三番目の「ドダン夫人」はアパートの門番(つまり管理人)であるドダン夫人の話。彼女が住人のゴミ出しにすごくこだわる話です。けっこうおかしい話。最後の「工事現場」はホテルに宿泊している男と女の出会いの話。他の話と違って胸がときめく話です。よかった☆

他の方の感想を探してみました:

アリアドネの部屋
デュラス『木立の中の日々』
http://blogs.yahoo.co.jp/takata_hiroshi_320/23765631.html

晴読雨読ときどき韓国語
『木立の中の日々』(マルグリット・デュラス著、平岡篤頼訳、白水社)
http://nishina.exblog.jp/13186749/

記憶の彼方へ
マルグリット・デュラスの塩漬けキャベツ
http://d.hatena.ne.jp/elmikamino/20111110/p1

流れ去る時間/停滞した瞬間(マルグリット・デュラス)
小川美登里
http://www.gallia.jp/texte/50/50ogawa.pdf

鳥乃声 花乃蜜
マルグリット・デュラスとか
http://cotomin.jugem.jp/?eid=320

近くの方で読んでごらんになりたいかたにはお貸ししますよ。

もう一冊の方は未読です。読んで面白かったら感想を書くことにします。
posted by dunno at 11:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書

筑波大学での学会

筑波大学で日本数学会の年会(3/16〜3/19)があり、参加しました。

つくば駅からバスもあるのですが、2回歩きました。その時に撮った写真を載せておきます。17日の朝撮ったものです。

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最後に、阪市大の桝田さんの講演風景です:
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2016年03月28日

劇団花吹雪@三吉演芸場

3月15日、横浜の三吉演芸場で劇団花吹雪公演昼の部を観ました。大阪以来です。

お名前は知っているけれどお会いしたことはなかった方お二人とお話しすることができました☆

一番嬉しかったのは、最近よく聴いている亜矢ちゃんの「都会の雀」をゲストの酒井健之助座長が踊ってくれたことと、同じくよく聴いているひばりさんの「乱れ髪」をかおりさん(と三代目)が踊ってくださったこと(ただし、三代目が途中からかおりちゃんにふざけて台無しに……残念)。また、春之丞座長の「白雲の城」はとても端正で美しかったです(白い着物の写真がそれ)。

ではどうぞ。

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春之丞さんの「黒揚羽」と健之介さんの「都会の雀」
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一部ラスト「千恵っ子よされ」
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第二部お芝居は「白太郎ざんげ」

第三部
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春之丞座長「白雲の城」
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乱れ髪(かおり+三代目)
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ラスト・真夜中すぎの恋
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posted by dunno at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇

石井みつこ油彩画展 a wonderful world

3月21日、山口からの帰りに福山により、サロン・薔薇と迷宮で開催中の石井みつこ油彩画展"a wonderful world" に行ってきました。最終日にぎりぎり間に合いました。

石井みつこさんの話に入る前に、この日の朝の写真から順にご紹介します。

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桃太郎大通りの歩道に上のような案内板ができていました。あとでもうひとつマンションの前にも昔の堀のことを書いたものを見つけました。他にどんなところに立っているのでしょう。ちょっと楽しみです。

山口駅で下のようなポスターをみました。

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今、県立美術館で始まった「ラファエル前派展・英国の夢」のポスターです。こんどゆっくり観てくることにしてこの日はパス。

そして帰りの新山口駅構内ではバッハのコンサートをずっとやっているようでした。誕生日だったのですね。ゆっくり聴きたかったのですが、新幹線の時間があるのであきらめました。

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さて、これが今回の石井みつこさんの個展の案内カードです。

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周りの薔薇は福山の象徴。中央に少し写っているのが昨年の山口県展に出された『日常のすきま』です。こんな風に展示されていました。

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向こうに見えるのは『彼女とその周辺の出来事』(2008年)です。実は今回一番気に入ったのはこの作品。二人描かれていますが、「彼女」と読んでいるので同一人物が2回描かれているのでしょう。なんとなくおかしい作品です。この「彼女」の顔が好きなのかな……。自分でもよくわかりません。

このギャラリーは「サロン」というだけあって、飲み物にも凝っています。一番のオススメを訊いたところ、紅茶を勧められました。なんと松島智里さん(cloud9)のお茶でした。以前、大阪で松島さんの個展に行ったとき、紅茶を買ったことがあります。なので2度目です。

石井さんも在廊しておられて、いろいろお話を伺うことができました。
作品集「a wonderful world」も販売しておられたので、購入して、サインを入れていただきました。今回の個展の作品だけではなく、昨年「やっち」で開催された個展「a merry-go-round」の作品も載っていました。前回の個展は乙女チックなものが多かったですが、今回は「ギョッ」とする作品が多かったです。一番「ギヨッ」としたのは『ぼくたちはたのしい』という絵。二人の人物がつながって踊っているような作品。油亀の方たちにポーズをとってもらって描かれたそうです。

小さいお店……というか、実はけっこう広いのですが、色んなものが所狭しと並んでいるので、客席が少ししかありません。あまりお邪魔にならないうちに引き上げました。

表から「薔薇と迷宮」を撮ってみました。外から見ただけで、十分怪しいでしょう?(笑) 中はもっとすごいです。

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福山駅に向かう途中、福山の地図が3つ掲示されているお店がありました。昔はどこに堀があった……などがわかる面白い地図です。

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posted by dunno at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | アート