2016年05月31日

リップヴァンウィンクルの花嫁

昨夜(5/30)、岡山メルパで『リップヴァンウィンクルの花嫁』を見てきました。

メモを facebook に書きましたのでこちらにもコピーしておきます:
岡山メルパで『リップヴァンウィンクルの花嫁』を観てきました。昨日の「映画を語る会 in 岡山」で 赤澤 輝彦さんが激賞しておられたので観に行ったのですが、よかったです。観客数が少なくてもったいないくらいでした。

正直、イントロ部分の主人公(黒木華)がどん底に落ちていくところは観るのが辛かったのですが、そのあと結婚式のアルバイトあたりから雰囲気ががらっと変わって観ていて楽しくなってきました。ひとつにはCoccoさんの登場のせいもあります。すごく明るい! ぼくにとってのCoccoさんはドキュメンタリー映画『大丈夫であるように -Cocco 終らない旅-』の痛々しいイメージが強かったので意外だったのですが、案の定……あ、あまり書かない方がいいですね。二転三転する思わぬ展開に引き込まれました。『キャロル』のレベルを遙かに超え、『アデル、ブルーは熱い色』の域にまで到達していると思います。クライマックスの後がやや長すぎた気もしますが、りりィさんの怪演が観れたのでよしとしましょう。

岡山メルパでの上映ですが、今週は、明日は13:20からと18:25からの2回、水曜日から金曜日は15:35からの1回上映です。今週末からは18:05からの1回。その後は不明です。岡山の方ぜひお出かけください。

岡山メルパは『リリーのすべて』を上映中ですし、6月にも『サンマとカタール』を上映してくれます。がんばっていますね☆


公式サイト:
http://rvw-bride.com/


もう少し詳しく感想等を書いておこうと思います。





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posted by dunno at 09:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2016年05月29日

獣は月夜に夢を見る

今日(5/29)、岡山メルパでデンマーク映画『獣は月夜に夢を見る』を観ました。

公式サイト
http://kemono-yume.com/


劇場で予告編を見て、『キャット・ピープル』みたいな映画かな……と思って観てみました。実際、そんな感じでした(笑)。

全体的に暗い映画でした(画面も内容も)。冒頭のシーンがなかなかアーティスティックで美しかったです。また本編での夜のシーンもよかったです。

ストーリーはやや陳腐かもしれません。母親の遺伝で、獣のようになっていく少女マリー(19歳)の話。美人とか可愛いっていうのではなくて、なんだか不思議な顔立ちの子で、独特な魅力があります。もう少し年齢があがるとすっかり変わってしまうようなはかなさを醸し出しています。

わざわざ観に行かなくてもよかったかな……。
posted by dunno at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

見えない目撃者

5月28日の2本目は『見えない目撃者』でした。韓国の監督が自作を中国でリメイクした作品です。

公式サイト
http://gaga.ne.jp/mokugekisha/


最初、ヘボいドラマだな……と思って観ていましたが、刑事が出てきてからやっと面白くなりました。この人はいかにも中国の公安というガラの悪さでよかったです。
スマートフォンの使い方も面白かったです☆

ただ、主人公たちが非常に不用心な行動をすること、警察がかなりルーズなこと、手術用のメス(よく切れそう)で腹を何度も刺されて気を失っていたのに、目が覚めたらそのまま格闘できること、……など問題はいっぱいありました。

まあ、観なくても良かったかな……と思いました。
posted by dunno at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

マジカル・ガール

5月28日はシネマクレール丸の内で2本観ました。
最初に観たのはスペイン映画『マジカル・ガール』です。

公式サイト
http://bitters.co.jp/magicalgirl/


予告篇を観てびっくりするのが日本語の歌『春はSA-RA SA-RA』。長山洋子さんのデビュー曲だそうです。すみません、知りませんでした。この曲が『魔法少女ユキコ』というアニメのテーマ曲という設定のようです。これだけじゃあありません。『黒蜥蜴の唄』(美輪明宏)を外国人がカバーした曲まで出てくるんです。

長山洋子『春はSA-RA SA-RA』
https://youtu.be/KDFq-LpGOcE
美輪明宏『黒蜥蜴の唄』
https://youtu.be/W0nOnJQSf54

公式サイトより
白血病で余命わずかな少女アリシアは、日本のアニメ「魔法少女ユキコ」の大ファン。彼女の願いはコスチュームを着て踊ること。娘の願いをかなえるため、失業中の父ルイスは、高額なコスチュームを手に入れることを決意する。この彼の行為が、心に闇を抱える女性バルバラと、訳ありの元教師ダミアンを巻き込んでいく。出会うはずのなかった彼らの運命は予想もしない悲劇的な結末へ…。

「魔法少女ユキコ」のコスチュームをきっかけに、何気なく出会い、人生が予期せぬ方向へと大きく動き出す登場人物たち。かけ違ったボタンのように狂い出した運命の歯車は、誰にも止められない。少女たちのマジカルな瞳に魅入られた男たちは、愛のために罪を犯し、無垢な心を持った女たちは、愛のために残酷な裁きを下す。愛と欲望、善意と悪意、理性と衝動、悦びと苦しみ―悲劇のパズルのピースが埋まっていくように、観る者を闇の世界へと誘ってくれる。


陰惨な映画なので観る人を選びます。白血病のアリシアの出番は実のところ少ないです。でも印象に残りますね。一番の主人公はバルバラかもしれません。ものすごく魅力的。でも本当に痛々しい……。

映画の冒頭でバルバラと数学教師との対話がファンタジーのような感じで描かれます。その後この二人の間に何が起こったのかは描かれていませんが、映画をずっと観ていくとだんだん想像がついてきます。

映画は複数の人の体験(の一部)を時間的にずらしながら(後戻りして)描いていくので、結局よく理解できない部分もありました。たとえばジグソーパズルの1枚のピースが最初に映画に出てくるのは歩道の上です。アリシアの父ルイスが拾って、すぐ捨ててしまいます。次に、元数学教師がジグソーのピースをはめているところが映ります。そこへ電話がかかってくるのですが、それがバルバラから。元教師はすぐに電話を切ってしまいます。そのずっと後に、彼がそのパズルを人から貰うシーンが描かれます。そして、次にほぼ完成されたパズルの最後の1ピースが見つからないシーンが描かれます。そのあと、元教師はパズルを未完成の部分から壊してしまいます。結局、1枚のピースが誰により(おそらくバルバラ)いつどうやって盗まれたのかさっぱりわかりません。バルバラだったとするといつバルバラが元教師のところに来たのでしょうか。

ともかくインパクトのある映画でした。
posted by dunno at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

COP CAR/ コップ・カー

5月27日、シネマクレール丸の内で『COP CAR/ コップ・カー』を観ました。

公式サイト:
http://cop-car.com/


予告篇をみて、これは絶対見逃せない☆と思いました。
皆さんもそう思うでしょ? 怖すぎる? 確かに、すごいどきどきのしっぱなしでした。

主人公の二人の子どもがプチ家出。立ち入り禁止の場所に入り込んで見つけたのが放置されているパトカー。しかもドアのロックが一カ所できてない! 車のキーも中にある! 運転方法もろくに知らないのにその車を走らせ、サイレンまでならすというむちゃくちゃぶり。それを観ているだけで(予告篇をすでに観ているぼくとしては)「もうやめとけよ〜」と思ってしまいました。

そのパトカーを停めていた保安官が凄い悪いやつ。死体をこっそり処分していたのでした。で、元の場所に戻ってきたらパトカーがない!!! 悪いやつなんですけど、すごく滑稽です。でも甘くはありません、ほんとに執念深い男なのです。自分のした悪いことがばれてしまいそうな究極のピンチなのに、ともかく様々な手を打ってしのぎ、車を取り戻そうとします。予告篇をみるとわかりますが、とうとう子どもたちを捕まえてしまうんです。

子どもたちはたぶん皆さんの想像以上にひどい目に遭います。でも、子どもたちもがんばるんです。助かるところまで描いていないのですが、きっと二人とも助かったんだろうと確信しています。それにしても、ほんとに見応えのある映画でした。
posted by dunno at 21:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

海よりもまだ深く

5月23日、MOVIX京都で話題作『海よりもまだ深く』を観てきました。

公式サイト
http://gaga.ne.jp/umiyorimo/


阿部寛が、作家くずれのろくでなし男を演じています。息子は離婚した元妻のところにいて、息子と月に一度だけ会えるのを楽しみにしています。今は探偵事務所で仕事をしていますが、金を手にするとすぐ競輪につぎ込んですっからかんになってしまう始末。息子と会うための金もないような状態。妻には未練があって、こそこそ後をつけて新しい恋人と会うのをみては、もうやったのかな……と心を乱しています。

もう一人の重要人物はそのろくでなし男の母親(夫〜これもろくでなし男だった〜はすでに亡くなって一人暮らし)。樹木希林が演じています。これがけっこう息子には甘いのです。

一作だけ文学賞を取っているという設定ですが、その賞の名前が「島尾敏雄賞」。島尾敏雄の賞なんてないですよね……。誰の趣味でこういう賞にしたのかな……。

母親のアパートの近くの公園に「たこの滑り台」があります。実はうちの近くの公園にも「たこの滑り台」があります。これって、全国のものをひとつの会社が作っているんだそうです。そして、どれも形が違うそうです。これが最後に重要な舞台となるんです。未見の人は楽しみにしてください。

ろくでなし男の策略で元妻と息子も一緒に母親のアパートで台風の夜を過ごすことになります。ろくでなし息子が可愛い母親はろくでなし男とその元家族を同じ部屋に泊まらせます。子どもが風呂に入っているときに、男は元妻に一番気になっていることを訊きます「あの男ともうやったのか?」。ここが個人的に一番受けたところかも(笑)。

だめだめな男の話ですが、悲壮感なしに見れるのが嬉しいです。
posted by dunno at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

リリーのすべて

5月26日、岡山メルパで『リリーのすべて』を観ました。原題は"The Danish Girl"。

公式サイト
http://lili-movie.jp/


初めて性転換の手術を受けた人のことを描いた映画。コペンハーゲンの画家夫婦が主人公。夫・アイナーが女性になりたいというのを妻・ゲルダが複雑な気持ちで支えます。

子どもの時に一度女装したことがあったのですが、それはそのときだけで、普通に結婚したアイナーがふとしたことから女装する喜びを思い出します、隠れて女性の下着を身につけるようになります。ゲルダもそれに気づき、面白がって化粧してやったり、女装して“リリー”になったアイナーと一緒に舞踏会に出かけたり、“リリー”の絵を描いたりするようになります。そこまでだったらよかったのですが、アイナーは手術で本当に“リリー”になることを望むようになります……。

アイナーがリリーとなって自分から離れていくことを知っていても献身的につくすゲルダが泣かせます。演じた女優さん(アリシア・ヴィキャンデル)はアカデミー賞助演女優賞を貰っています。まあ、アカデミー賞もケイト・ブランシェットが主演女優賞を貰っているのであまり意味はありませんが……。

正直、リリーには二度目の手術をして欲しくなかったです。てっきり成功するものと思って観に行ったのですが……。

ラストのデンマークの丘の上でのシーンがとても美しかったです(予告編でもゲルダの首に巻かれたスカーフが風で飛ぶシーンが写っていますね、そのあとがとても美しくて涙が出ます……)。

リリーのモデルとなった人物(リリー・エルベ)に関する情報はこちらから:
Wikipedia リリー・エルベ

elle online「ジェンダーはフルイディティが時代のキーワード」
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だけど……最近のヨーロッパを舞台にした映画の多くがそうなのですが……登場人物がみな英語でしゃべります。これどうにかならないのでしょうか。
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ライチ☆光クラブ

5月15日は、シネマクレール丸の内で『ライチ☆光クラブ』も見ました。

公式サイト
http://litchi-movie.com/

未来の世界で9人の中学生が「光クラブ」という秘密組織を作り、ライチという名のロボットを作る(燃料がライチの実なので)。メインのストーリーはライチと、ライチが誘拐してきた美少女・カノンの恋の物語(とは書きにくいが、結局そういうことのよう)。あまりにも荒唐無稽すぎてイマイチ映画にはまれませんでした。『シザーハンズ』ぐらいロマンチックだったら盛り上がったのにな……。

残酷なシーンが多いのでR15+指定です。
posted by dunno at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画