2016年12月28日

海賊とよばれた男

岡山メルパで『海賊とよばれた男』を観ました。

公式サイト
http://kaizoku-movie.jp/


出光作三をモデルにした映画です。原作は百田尚樹で、大ベストセラーだそうです。
12月の「映画を語る会in岡山」で、この映画を推薦する人が多く1月の課題作(サブ)として選ばれたので観に行きました。

次々と降りかかる困難を克服していく痛快な物語でした。しかも最後に泣かせる場面があって、うまく作っていると思いました。ええ、泣きましたよ、ぼくも(笑)。

色々有名な俳優が出ていますし、知らない俳優も出ていますが、観ていて気になったのが通訳を演じた大きな人。エンドロールの時に「鈴木亮平」という名前を見て、あ、この人かな……と思ったのですがどこでみたのか思い出せず、帰宅後に公式サイトを見てやっとわかりました。なんだ『俺物語!!』の「俺」じゃないですか……納得。全然違った雰囲気だったので思い出せませんでした。今回はちょっと当たり前すぎる訳で、物足りなかったです。

う〜む、でも語れるかなぁ、この作品。

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あなた、その川を渡らないで

シネマクレール丸の内で韓国のドキュメンタリー映画『あなた、川を渡らないで』を観ました。

公式サイト
http://anata-river.com/


98歳の夫と89歳の妻の二人(+犬たち)の暮らしを撮ったドキュメンタリー。予告編でわかるようにとても仲のいい夫婦。夫がときどきふざけて枯れ葉を妻にかけようとしたり、水をかけたりして、逆にやりかえさりたりします。子犬がじゃれ合っているようです。だけど、夫は夜になると激しく咳き込む日々が続き、寝込むことが多くなっていきます。

二人には12人子どもが出来ましたが、6人死んでしまい、6人が生き残りました。ある日二人はおそろいの着物を着て(いつもおそろいですけれど)、お店に買い物に行きます。3歳の子3人と6歳の子3人の着物です。ちょっと大きめのものを……と店員に注文。それは孫のためのものではなく、天国にいる(二人はクリスチャンです)亡くなった6人の子どもたちへのお土産なのでした。早く死んだ方が、天国に持っていくのです。

夫の死が近づいた妻は、夫の着物・自分の着物を少しずつ焼き始めます。天国で着る着物なのです。亡くなったこどもたちのための着物は、夫が亡くなってお墓ができてから、その近くで焼きました。このあたりは涙なしには観れません。

ちょっと書きすぎた気もしますが、他にも、夫婦のうたう歌、家族のやりとり、美しい風景、犬たちとの関わり、……などなど見所がいっぱいでした。

連れ合いとの別れ……はいつか来るもの。その日までできるだけ仲良く、楽しく過ごしたいものです。
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2016年12月27日

2016年 日本映画ベスト10

次は日本映画のベスト10です。

第1位 リップヴァンウィンクルの花嫁

とても不思議な雰囲気の、説明の難しい映画です。主人公の七海を演じるのは黒木華。ネットで知り合った男性と結婚することになるんですが、結婚式に参加するような家族・親戚がいない彼女は、ネット上の知り合いに紹介された何でも屋・安室(綾野剛)に偽家族を派遣して貰い、無事結婚できます。しかし安室はある意図があって、その結婚が壊れてしまうように企みます。家から追い出されてしまい途方に暮れた七海はまた安室に頼って偽家族のアルバイトをすることになります。そこで出会ったのがやはりアルバイトの真白(Cocco)。住むところがないということで、安室は大きなお屋敷の留守番をするというアルバイトを七海に紹介します。家賃は不要で、給料もいい☆ そんなアルバイトを七海と真白が二人でするのですが、そこからが完全なファンタジー☆ うっとりです。いい夢を見ている感じ。七海と一緒に幸せになりました。
最後の部分でりりィさんが怪演をみせてくれます。すごい迫力。亡くなられてしまったのが残念です。

第2位 あやしい彼女

73歳のおばあちゃん・カツ(倍賞美津子)が不思議なパワーで20歳に若返るというお話。若いカツを多部未華子が演じています。とっても可愛いです。歌も歌うんです。とくに「悲しくてやりきれない」は良かったです。『この世界の片隅に』でもこの歌が使われていましたね。不思議な偶然☆
https://youtu.be/Swrj5KRmPc0
カツの娘の小林聡美さんも良かった。いくつになっても可愛い。たとえていうと作家の寮美千子さんみたい(笑)。
上のブログ記事に書いたときは、ベスト10にはいるかどうか微妙……と思っていたのですが、年末に振り返ってみるとやはり多部未華子ちゃんの映画をはずすわけにはいかないという結論で堂々の2位(笑)。映画も結局2度観に行きました。

第3位 君の名は。

この映画は大ヒットしたので、説明の必要はないでしょうね。前半の二人の主人公が入れ替わる話がとても楽しかったです。後半は筋書きがイマイチだったような気がします。

第4位 淵に立つ

観ていて非常に気持ちの悪い映画だったんですが、だんだんそれにはまってしまいました。町工場の主婦章江を演じた筒井真理子も不思議な良さがあります。秋から初冬にかけて評判のいい日本映画があった(『葛城事件』『怒り』『永い言い訳』『続・深夜食堂』)のですが、その中で一番あとをひく映画だと思います。観ていてすごく既視感があったのですが、公式サイトを見てそのわけがわかりました。『歓待』と双子の兄弟みたいなもんなんですね〜。それで納得。

第5位 だれかの木琴

主婦(常盤貴子)が美容師(池松壮亮)にストーカー行為を働く映画。美容師にとっては本当に迷惑。恋人にもいやがられてしまいます。そんな映画が面白いかといえば、実は面白いんです。何しろ常盤貴子がとてもチャーミング。チャーミングならストーカーになってもいいというワケでは勿論ないんですが、なんだか許せてしまいます(いい加減ですね)。まあ、このくらいいいんじゃない? と思ってしまいます。壊れていくように見える母親を心配する娘も健気。

第6位 海よりもまだ深く

だめだめな男(阿部寛)が、別れた元妻(真木よう子)とよりをもどしたくて、策略をめぐらせて、母親(樹木希林)のアパートに一緒に泊まることになるよう仕組むのがクライマックス。だめな男ですが憎めません。月に一度、元妻と一緒に住む息子と会うのが唯一の楽しみ。
もう元に戻ることはないのが明らかなので考えようによってはすごく切ない内容なのですが、暗くはなりません。面白かったです。真木よう子さんもきれい。

第7位 海すずめ

正直、内容は陳腐なのですが、主演の武田梨奈さんがたまらなくいいです。うっとりとスクリーンを見続けました。幸せです。あ、吉行和子さんも素敵でした。

第8位(その1)無伴奏

1969年の日本を舞台にした青春映画。学園闘争の時代です。小池真理子さんの自伝的小説の映画化だそうです。当時の雰囲気がよく出ていました(といってもぼくは3年ぐらい下になるんですけど)。映画は政治よりは4人の男女の恋愛問題がメイン(そっち方面はぼくは6年ぐらい遅れていたわけですが・笑)。自分自身が経験していないタイプの青春時代がなんだかうらやましく思えました。1972年の冬、私大の入試の日、食堂のテレビで浅間山荘の攻防を観、4月には大学に進学し、寮に入り、周りには革○・C核・民Sに入れ込んでいるたち人もけっこういて、その中の革○のJ子さんというきれいな人にぽーっとなったり、……だけど自分はノンポリで毎日せっせと授業に出てA宮先生の線形代数の授業をなんとか理解しようと一生懸命でした。かすかに見えていた世界が描かれていたような気がします。主演は成海璃子・池松壮亮・斎藤工。ストーリーは4人の関係がややこしいので、説明不可能。すみません。

第8位(その2)オーバー・フェンス

都会でいい企業に勤めていたのだが、夫婦関係がうまくいかずに別れて、実家のある函館に戻ってきた男が主人公(オダギリジョー)。今は、アパートに一人暮らしで、職業訓練校で木工の技術を学び、毎日帰りにビール2缶と弁当を買って帰る毎日。そんな彼と、訓練校の周りの人たち、そして仲間に連れて行かれたキャバクラのホステス(蒼井優)の生活が描かれます。蒼井優は半分壊れかけていて、でもそれがとても魅力的。カメラはそれぞれの人を優しく写します。生きてきて、出会って、そのまま遠ざかってしまった色々なひとのことが浮かんできて、なんか懐かしい気持ちになりました。

第10位 後妻業の女
https://youtu.be/vqvIxvyDb14
第10位には、気楽に観れるコメディ(ですよね、これ)を選んでみました。結婚紹介所の所長と組んで金のある年寄りを次々に手玉にとって殺していく女を大竹しのぶが見事に演じています。原作はちょっと違うらしいのですが、大笑いして「よくやるよ〜・笑」などと楽しく見終えることのできる映画です。

おまけにあと10本:

11 葛城事件
11 怒り
11 永い言い訳
11 続・深夜食堂
15 ピンクとグレー
15 ちはやふる 上の句・下の句
15 FAKE
15 団地
15 セトウツミ
15 ハイヒール革命
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2016年 外国映画ベスト10

今年観た外国映画の中から「映画を語る会in岡山」用にベスト10を選んでみました。

第1位 私の少女時代 OUR TIMES

ブルーレイで観ただけですがはまりました。実際に劇場で観るのは福岡出張のときになりそうです。
大人になって仕事に疲れた女性が高校生の頃を思い出す映画です。こんな青春時代は全然過ごしてませんが、映画で観るだけでとっても切ない思いになります。主人公の女の子が本当に可愛いです。だんとつにオススメです。

第2位 COP CAR/ コップ・カー

二人の悪ガキが、放置されていたパトカーを勝手に乗り回して騒ぐのですが、実はその車のトランクには……。悪徳保安官に追跡されるスリリングな映画です。最後まで手に汗を握りました。

第3位 ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲

タイトルの通り、犬と少女の物語です。冒頭の静まりかえった街の中を自転車で走る少女……突如現れる犬の群れ……この部分すごいです(上のリンク先からオープニングの映像へたどれます)。西村寿行の小説を思い出します。

第4位 明日へ

スーパーで働いていたパートの女性たちが不当な解雇され、労働組合を作って抵抗する話。胸が熱くなります。感動作です。

第5位 歌声にのった少年

パレスチナのガザ地区で暮らす少年が成長し、歌手になる話です。冒頭、ガザの街を走り回って逃げるシーンから心を掴まれました。後半は成長してテレビのオーディション番組に出る話になります。そのためになんとかガザからエジプトに行かねばなりません。そのあたりもいいし、番組に出演してからも盛り上がります。そして最後は……なんと実際のテレビ番組の映像に切り替わります。一緒に泣いてしまいました。
今年は中東の映画がたくさんありました。どれも良かったのですが、一番素直に泣けたこの映画をベスト10に入れました。

第6位 X-ミッション

いやあ、アクションシーンの連続にノックアウトされました。すごかったです。上のリンクから他の特別映像も見れます。いまちょっと観ただけで、背筋がゾクゾクしました(笑)。

第7位 バベットの晩餐会

心穏やかに観れる映画も選んでみました。でも胸がときめくシーンもあります。静かに静かに老後を暮らしてみたくなりました。

第8位 シング・ストリート 未来へのうた

ダブリンでバンドを作る高校生の話。いい青春映画です。音楽もいいです。

第9位 すれ違いのダイアリーズ

タイの『君の名は。』かも。すれ違いの映画です。舞台となる小学校がいいんです。なんと湖の上に浮かんでいるんです。これセットではなくて、本当に存在している小学校なのです。誰がすれ違うかというとそれは教師。臨時講師の青年が、前任者の女性の日記を見つけて……、という話。

第10位 ミモザの島に消えた母

自分がまだ幼い頃に溺死したという母のことを知ろうとする長男の話。通俗的ですが、最後、真相が語られる場面は本当に本当に切ないです。長男と彼の娘の関係も見所のひとつです。

以下は簡単にタイトルだけ
第11位(2作品)
完全なるチェックメイト、消えた声が、その名を呼ぶ

第13位(5作品)
独裁者と小さな孫、ボーダレス ぼくの船の国境線、さざなみ、裸足の季節、パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト

第18位(3作品)
マジカル・ガール、好きにならずにいられない、julieta ジュリエッタ

以上で合計20作品です。
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2016年12月26日

誰のせいでもない (2D)

『ミス・シェパードをお手本に』に引き続いて『誰のせいでもない』の2D版を観ました。

公式サイト
http://www.transformer.co.jp/m/darenai/


予告編を何度も観て、暗そうな映画だな〜とは思っていたのですが、予想通りの映画でした。

ストーリーは予告編をご覧ください。その通りの映画です。主人公は作家。この男とその妻は、この問題の事故が起こる以前から問題を抱えています。それは「作家」という職業のせいも少しはあると思いますが、基本的にはこの作家が周りのひとを幸せにできない男なのだからとと思います。妻と一度別れてまた復縁しますが、結局は離婚。再婚した女性とも結局うまくいきません。

事故の被害者の母親にも口先では何でもすると言いながら、とても大事なことになると逃げ出してしまいます……。

観ていてしんどい映画です。ちょっといやになってくるほど。3Dだと暗いから、もっとそうかもしれません。

はっきり言ってひどい男です。だけど最後の最後、ちょっとだけほっとさせてくれますから辛抱して観てください。

[追加] ちょうど「長谷川伸の戯曲世界」(鳥居明雄・ぺりかん社)を読んでいるところです。「沓掛時次郎」「瞼の母」「暗闇の丑松」の3編を読み解くという内容で、かなりの部分を戯曲が占めているという本です。戯曲だけなら持っているので、ちょっともったいないのですが、解説してもらいながら読み進めるってけっこう面白い体験。で、最初の作品「沓掛時次郎」がなんという偶然か、この映画と非常に対照的なんです。どういう話かというと、時次郎は流れ者で、一宿一飯の義理で三蔵という男を殺そうとする博徒3人の助っ人をすることになり、手強い三蔵に歯が立たない3人の代わりに三蔵と一騎打ちになり彼を斬るはめになります。三蔵には妻・おきぬと男の子・太郎吉があります。時次郎は、家族も殺そうとする3人を追い払います。死にかけている三蔵は、時次郎を男と見込んで、おきぬと太郎吉を指さしながら「頼む」と言って事切れます。それで時次郎はおきぬと太郎吉と旅立ち、おきぬと門付けをして金をかせぎながら二人を守っていくのですが……という話。『シェーン』と似てますね(もちろん長谷川伸の方が古い)。この映画と比較するようなものではないのですが、主人公が対照的だなと思いました。実は、映画でも、主人公が男の子を肩車する場面があって、その体験を男の子がずっと忘れられないということが途中でも分かるし、最後の方でもまたそのことが言及されます。でも主人公はその肩車の一件以外、その少年と関わることは避けようとするのです。そのあたり、ずっとイジイジしてしまいます。原題の作品では昔のようなストレートな描き方はできないんでしょうか。

『シェーン』との対比については検索するとたくさん出てきます。そのうちのひとつにシェーンが男の子を肩車している写真があったのでリンクしておきます:
三浦忠夫「私の創作日記」・「私の映画日記」
映画研究  「シェーン」のこと  その9「股旅ものとの相似」
http://tm-blog.jugem.jp/?eid=2350
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ミス・シェパードをお手本に

12月24日の朝、シネマクレール丸の内で『ミス・シェパードをお手本に』を観ました。

公式サイト
http://www.missshepard.net/


前日に観た『92歳のパリジェンヌ』に引き続き「年寄り映画」です。説明は上の予告編をご覧いただければ全く不要ですね。マギー・スミス演じる「ミス・シェパード」は訳あってホームレスになりバンで寝泊まりしてウン十年。原題は "The Lady in the Van" です。

マギー・スミス、いいですね〜。この人、大好きです。でもさすがに臭そうなので、ベネットさんのように15年も付き合う気力はなかなか出てきそうもありません。あ、ベネットさんというのはこの映画の原作を書いた劇作家。実際の体験を本にされたのだそうです。

これ以上書きません、ぜひ映画館でご覧ください。いい映画です。
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イレブン・ミニッツ

12月23日の午後、シネマクレール丸の内で『イレブン・ミニッツ』を観ました。

公式サイト
http://mermaidfilms.co.jp/11minutes/


ワルシャワのあるホテルを中心とした映画。午後5時から5時11分までの11分間を描いているというのがタイトルの意味です。実は5時より前の部分も若干あるのですが、その部分は映像的にけっこう工夫していて、そこも面白いのですがいかんせん、なにが行われているのか関係が全くつかめません。それもそのはず、一部を除きほとんど無関係の人たちの話だからです。

で、肝心な11分は、その色んな人々の様子が、細切れに時間も前後して描かれます。ぼくの印象では、これだけのことが11分間に起こるのは無理じゃないかと思うのですが、まあそれはいいことにしておきましょう。

最後の大惨事はあまりにあれよあれよという感じで、呆然としました。我慢して観る価値はあったと思います。一番好きだったのは犬を連れた女の子かな。女優さんは美人過ぎて苦手ですが、最後の目がすごかったです。

謎がすべて解き明かされるわけではありません。空の黒いもの(そしてモニターのシミ)って一体何だったんでしょう。映画はそれで終わるんですけどね。

これ以上書くのはやめておきます。30日までシネマクレールでやっています。

大惨事と言えばやはりシネマクレール丸の内で上映中の『ホドロフスキーの虹泥棒』もすごいそうです。ただ夜しかやっていないので明日も明後日も観に行けそうもありません。残念。こちらも30日までです。
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92歳のパリジェンヌ

12月23日(金・祝)の朝、シネマクレール丸の内で『92歳のパリジェンヌ』を観ました。

公式サイト
http://gaga.ne.jp/92parisienne/


公式サイトによると、フランスのリオネル・ジョスパン元首相の母親ミレイユさん(92歳)が、自らの人生を終える日を決め、それを実行。そのことを娘さんが本にして出版したものを映画化したのがこの作品だそうです。

この映画の主人公で、92歳になるマドレーヌは、転んで圧迫骨折?かなにかで起き上がれなくなったり、寝ていてベッドの上で失禁してしまったり、色々問題はおこるのですが、僕から観るとまだまだ元気。なにしろ、病院の近くの路上で、分娩がはじまって途方に暮れている妊婦を手助けして、ベンチの上で赤ちゃんを取り上げたり出来るんです(元は助産婦だった)。すごいじゃないですか。でも、例えば紙おむつをするのは拒否。施設にはいるのも拒否。自分のアパートで死にたいのです。

自殺することを一切拒否するのは長男。娘の方も最初は反対しますが、母の世話をしているうちに、希望通りにさせてやろうという気になっていきます。

さすがに実行する晩の描写は重苦しいです。ドーンときました。

それにしても、さすがフランス。マドレーヌが、夫がまだ生きているときも、そして当然、死んでからも、恋人が会ったり、初恋の男性と恋文を交わしていたりしていたんです。予告篇でも描かれていますね。たいしたもんですね〜。素晴らしい☆
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