2017年07月31日

島津亜矢さんのテレビ・ラジオ出演(2017年7月)

2017年7月の島津亜矢さんのテレビ・ラジオ出演の予定/記録です。
日付を7月末に設定しています。新しい記事はこの下にあります。

7/4(火) 19:00〜19:54 BS-TBS「日本名曲アルバム〜美空ひばり特集〜」
「柔」←最初の曲で、前半を聞き逃してしまいました(--;
「リンゴ追分」←せりふの部分がとても可愛らしかったです。
https://youtu.be/uFHyE2mV-Ss

7/7(金) 15:08〜16:00 NHK総合 「ごごナマごごウタ」
「心」
https://youtu.be/XV7Y1YRZn0A
https://youtu.be/DTSJOPThjDk

7/8(土) 18:30〜20:54 BS-TBS 「五木ひろしが選び歌う 歌こそ我が命!船村徹物語」
「東京だョおっ母さん」
https://youtu.be/_zzv1oSmdHY
「ひばりの佐渡情話」
https://youtu.be/p2sr2ytN8cg
「さだめ川」
https://youtu.be/YWRAwYeeSJ8

7/9(日) 5:30〜6:00 テレビ東京「洋子の演歌一直線」 (関東圏)
「帰らんちゃよか」
「心」

7/12(水) 21:00〜 BS Japan「昭和歌謡の巨星たち 演歌巡礼 船村徹」
「海鳴りの詩」
https://youtu.be/AZ6XcQvDA7E?t=16m13s

7/15(土) TBS生放送「音楽の日」
http://www.tbs.co.jp/ongakunohi/
「I will always love you」
https://youtu.be/YUUxkvwEivQ
※この曲を聴いてもう出番は終わりと思ってしまい、テレビを切ってしまいました。なんとその後も唄われたとあとで聞き、すごいショックです……。
「何度でも」…「明日があるさ」
https://youtu.be/8ZMeASWQFns?t=4m10s
「明日があるさ」
https://youtu.be/GxZjdUSWsuQ

7/16(日) 19:30〜21:00 BSプレミアム「新・BS日本のうた」(加須市)
「竹」
https://youtu.be/DIs9yRnUMPU
=====
亜矢のかぐや(歌)姫
全体(40分): https://youtu.be/pH1lCkdZ51E
全体(50分): https://youtu.be/pBwGbiAbUR4
「黄昏のビギン」
https://youtu.be/VRS-yjpzHLY
「すみだ川」w/山内恵介
https://youtu.be/1cVYKC2Rt0w
「湯島の白梅」w/三山ひろし
https://youtu.be/kLhDMvywjcM
「ほんきかしら」w/山内恵介、三山ひろし
https://youtu.be/yX2x_d4-N1M
「あん時ゃどしゃ降り」三山ひろし
https://youtu.be/6NkglH0SDPA
「今は幸せかい」山内恵介
https://youtu.be/KlGQfuFHm8Q
「for you・・・」山内惠介
https://youtu.be/2ub-r8Vd3rc
「女のためいき」三山ひろし
https://youtu.be/9XCBpMi1Iqw

「愛のメモリー」
https://youtu.be/t5x00ecVWHs
「赤い夕日の故郷」w/山内恵介、三山ひろし
https://youtu.be/qaVulkX3JDs
https://youtu.be/3Q6v-sfxI3Y
=====
「心」
https://youtu.be/uQ3_HlaQSEA
2週連続のスペシャルということで期待していたのですが、じっくり歌を聴く企画ではありませんでした。ちょっとがっかり。

7/18(火) 19:30〜20:15 NHK総合「うたコン」
「関東春雨傘」
「旅笠道中」 w/ 氷川きよし、里見浩太朗

7/23(日) 19:30〜21:00 BSプレミアム「新・BS日本のうた」(魚津市)
「風の盆恋歌」
https://youtu.be/EzkSqYGSRL8
しっとりした素晴らしい歌でした。
=====
スペシャルステージ
「演歌桜」 w/ 大江裕、清水博正
https://youtu.be/FGJ7TSX4H9E
https://youtu.be/zsmfsq3_E9U (「お蔦」「海鳴りの詩」も)
 ※これほどソープニングに適した曲はないのではないでしょうか。
「お蔦」
https://youtu.be/aWSxCgBiI3w
「悲しい酒」清水
「飾りじゃないのよ涙は」大江

「河内遊侠伝」
https://youtu.be/hTWbnyYYjGM
「山」清水
「大利根無情」大江

「海鳴りの詩」
https://youtu.be/TcwBsgEYG4I
「浪漫-ROMAN-」大江、清水
特別長編スペシャル:無法松物語〜松五郎と吉岡夫人〜
:以下の曲およびお二人の芝居を少しずつつないだ構成でなかなか見応えがありました。島津亜矢さんの松五郎の可愛いこと、純なこと。そして中村美律子さんの浪曲に泣きました。
https://youtu.be/Q2tc5D8ZCU0
「無法松の一生」島津
「五木の子守唄」島津
「度胸千両」島津
「無法松の恋〜松五郎と吉岡夫人〜」中村

7/26(水) 20:05〜 NHKラジオ第1「五木先生の歌う!SHOW学校」(千歳市)
「石狩挽歌」
「心」

7/28(金) 19:30〜20:43 NHK総合「北国からのコンサート」(東北6県のみの放送)
タグ:島津亜矢
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草原の河

7月23日(日)、シネマクレール丸の内で『草原の河』を観ました。

公式サイト
http://moviola.jp/kawa/


チベットのある家族の物語がゆったりとしたペースで描かれます。中心となる幼い女の子(ヤンチェン・ラモ)が可愛いです。お母さんのおなかに赤ちゃんができて、嫉妬します。自分の大切なクマのぬいぐるみを赤ちゃんのために増やそうと地面にうめるところなんかたまらないです。

もう一人の重要なキャラクターは仔羊のジャチャ。放牧中の羊がオオカミに襲われ、一匹の母親羊が殺されます。親を亡くした仔羊がジャチャ。ヤンチェン・ラモの友達になります。予告編で角にミルクを入れるシーンがありますが、これは母親をなくしたジャチャにミルクを飲ませるための哺乳瓶なのです。

さらになかなか姿を見せないですが重要な人物はヤンチェン・ラモの父親の父親。行者として山の上に一人で住んでいますが、彼にわだかまりのある父親は彼を訪問しようとはしません。そういった家族の関係がひとつのポイントになっています。

面白く見ることができましたが、ちょっとペースがゆったりしすぎているかもしれません。
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怪物はささやく

7月23日(日)に、シネマクレール丸の内で『怪物はささやく』を観ました。

公式サイト
http://gaga.ne.jp/kaibutsu/


観てから一週間以上たってしまいました。なんとなく気が重くて……。でももう7月も終わり。簡単にメモだけ書くことにします。

予告を見ればかなりストーリーがわかるので、そのあたりだけは書いておきましょう。

ストーリー:主人公の少年コナーの両親は離婚しており、コナーは母親と暮らしている。近くには教会や墓地があり、そのそばに大きな木(セイヨウイチイ)が立っている。母親は脳腫瘍にかかっていて抗がん剤を服用しておりその副作用も重なって体調は悪い。少年は不安な日々を過ごしている。ある晩、教会のそばの木が怪物に返信し少年のところにやってきて、自分は3つの物語を語るから、少年も自分の隠している「真実」を語れという……。

予告を観た段階でこれは今年になって観たあの映画と似ているのかな……と感じました。怪獣はストレスにさらされた少年の作り出した妄想でしょう。実際に映画をみても、そのように描かれていました。ただその妄想のネタはどこから来るのかというのは最後まで隠されていました。一番のポイントは、少年が心に隠している秘密とはいったい何なのか……。彼の悪夢が最後に崩れ落ちる地面と一緒に落ちそうになる母親を救おうと手をつかむのですが耐えきれず手をはなしてしまうということは何を意味しているのか……最後まで気を持たせて、たしかにそういうことはあるとは思うけれど、それはこんなに大袈裟に描かなければいけないことだったのでしょうか……。怪獣があらわれる時間が実は……というのもご都合主義。どういう理屈でそういうことになるのか全く説明なし。残念な映画でした。

※セイヨウイチイの樹皮から作られるタキソールという薬が抗癌剤として使用されているそうです。
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山崎ハコさんの歌

6月14日の記事「一葉さん(安田一葉さん)」で一葉さんの歌われる『こころの花』という曲にリンクしましたが、その曲を作った山崎ハコさんのことがそれ以来ずっと心にかかっていました。学生の時にラジオで聴いたことはあったのですが特にファンということにはならなかったのでした。

YouTubeでハコさんの歌う『こころの花』を聴くところから始めたのですが、実は最初に見つかったのは『白い花』でした。そっくりでどこが違うのかわからなかったのですが、詞が違うんですね(苦笑)。

両方、お聴きください。

山崎ハコ HAKO YAMASAKI ライブ(1976) 白い花


山崎ハコさん「心の花」


ああ……この曲、いいですねぇ。島津亜矢さんにも歌ってほしいです。きっと似合うと思います。この下で中島みゆきさんのことが出てくるんですが、みゆきさんの『うらみ・ます』『エレーン』『異国』なんかも歌ってみてほしいし、さらに『孤独の肖像 1st』(『孤独の肖像』じゃなくて1stのついた方です)もぜひぜひ歌ってほしいです。そういう曲でいっぱいのアルバムができたら、深夜、部屋の明かりを暗くして、ボリュームも絞ってエンドレスで聴きながらものおもいに沈みたいです。

検索していて『白い花』のことを論じておられるブログが二つ見つかりました。

●平成の蓄音機 〈Takao Kurataの音楽日記〉
「独断と偏見で選ぶこの世で最も心に響く名曲10選(その9)<山崎ハコの「白い花」と、中島みゆきの「エレーン」」(山崎ハコの項)
http://d.hatena.ne.jp/inochinooto/20100708/1278595108

「独断と偏見で選ぶこの世で最も心に響く名曲10選(その9)<山崎ハコの「白い花」と、中島みゆきの「エレーン」>(続)」(中島みゆきの項)
http://d.hatena.ne.jp/inochinooto/20100711/1278848871

「最も心に響く名曲10選の9番目」ですからすごいですね。中島みゆきさんの『エレーン』ですが、この曲はアルバム「生きていてもいいですか」に入っています。この曲は最近まで知りませんでした。6月に「生きていてもいいですか」を買ったばかりでした。きっかけは tunehiko さんがブログで書かれた次の記事です:

2017.06.20 Tue 奪い合うより助け合い、疑うよりは信じあえる社会
http://koisuru21.blog.fc2.com/blog-date-201706-2.html

この記事でtunehikoさんはいわゆる「共謀罪」が成立してしまったことについて議論をされ、最後に次の言葉を引用して、しめくくられました:

「どんなに自由をうばわれても人間には最後にひとつだけ自由がのこる。それは自由になろうとする自由です。」(竹中労)

そしてそのあとに2曲紹介しておられます。1曲目は天童よしみさんの『風が吹く』、2曲目がみゆきさんの『異国』でした。

天童よしみ『風が吹く』(要Adobe Flash Player)
http://v.youku.com/v_show/id_XMTQ1NTAxMTE2.html

『風が吹く』は実質的な天童よしみさんのデビュー曲。竹中労さんの作詞です。故郷の村を「さらば、さらばと風が吹く」「帰る家なし親もなし」「町は木枯らし涙雲……見れば見るほど風が吹く」と歌います。町に出てきたものの寂しい風が吹き、帰る家もない流れものの心情を歌っているのでしょう。


一方『異国』はアルバムの最後の曲。その前の『エレーン』と一体といってもいい曲です。

※下のリンク先(4つ)では[START DOWNLOAD]などのボタンを押さないようお気を付けください。プレーヤーのコントロールボタン(再生・一時停止など)は大丈夫。

中島みゆき『エレーン』
http://thisplaylist.com/song/play-mp3/aaaa-eren.html
中島みゆき『異国』
http://thisplaylist.com/song/play-mp3/ikoku.html
---------------------------
中島みゆき『孤独の肖像 1st』
http://thisplaylist.com/song/play-mp3/a1st-kodoku-no-shouzou-1st.html

※その他の曲 http://thisplaylist.com/artist/miyuki-nakajima.html

『エレーン』はみゆきさんの近所で実際に起きた外国人女性の殺害事件をもとにした曲。「風にとけていったおまえの残していったものといえば……」とはじまります。日本で異邦人として彼女がどんな生活をしていたのか……。聴く人を揺さぶる歌です。『異国』は故郷を追い出された来て、帰る故郷はなく、すべての場所が自分にとって異国であり、一生帰り支度をし続ける人生を歌っています。

tunehikoさんは選曲の意図を次のように語っておられます(「カバー曲」云々は、最初、オリジナルの映像がなくて他の方のカバー音源をリンクしておられることをさしています):

山崎さん、ありがとうございます。「風が吹く」は彼の窮民革命のテーマソングのようです。
天童よしみが全日本歌謡選手権に出場した時、彼が全面的に後押してくれたおかげで、天童よしみは歌手として再出発できました。
しかしながら、竹中労は芸能界でも嫌われていましたし、歌謡界に直接影響を持つひとたちの応援は得られず、その後すぐにブレイクした五木ひろしや八代亜紀のようにはいかず、天童よしみは長い間苦労しました。
そのぶんだけ、島津亜矢には特別な思いを持ってくれています。そのことは島津ファンとしても知っておかないといけないですよね。
「風が吹く」は、竹中労が渾身の思いをこめて天童よしみを送り出すために作った彼女の再デビュー曲です。ほんとうは天童よしみの動画があるのですが短いため、竹中労の歌詞を知ってもらいたいため、カバー動画になりました。
中島みゆきのアルバムの中で「暗い」といわれてほとんど紹介されない「親愛なる者へ」から「生きていてもいいですか」までが、わたしにとっての中島みゆきです。その中でも「エレーン」と「異国」はわたし自身の応援歌でした。時は過ぎ、「異国」は今の時代を予感したような歌ですね。中島みゆきもオリジナルはユーチューブにはなく、適当ではないかも知れませんがカバーの音源になっています。


この2曲を聴いて、ぼくはすぐに天童よしみさんのアルバム「天童よしみベスト・コレクション」とみゆきさんの「生きていてもいいですか」を注文しました。それだけではなくて竹中労さんの本を2冊注文しました。一冊はtunehikoさんが名著と言われる『美空ひばり』と亡くなられる直前まで準備をしておられた『無頼の墓碑銘―せめて自らにだけは、恥なく瞑りたい』です。「美空ひばり」は非常に面白い本でした。ここまでひばりさんに尽くせるものかと驚くほど、竹中さんはひばりさんに尽くしておられたのですね。『無頼の墓碑銘』は雑誌等に書かれた論文・エッセイを集めたもの。読みづらいものもありましたが、革命への情熱がほとばしり出る格調の高い本でした。実はもう一冊、鈴木邦夫さんの『【人と思考の軌跡】竹中労---左右を越境するアナーキスト (河出ブックス)』も買ったのですが、やや物足りず、途中まで読んでそのままになっています。

話が無茶苦茶それてしまいました。

Kurataさんがブログ記事で『白い花』と『エレーン』を並べて取り上げておられるのを見て、本当にその偶然に驚きました。でも『白い花』の内容は「生きていてもいいですか」の冒頭の曲『うらみ・ます』に似ていますので、感性的に共通するものがあるのだと思います。

さて、もうひとつの記事は最近ときどき訪問しているブログの記事でした。非常に記事が多いので今まで読んでいない記事でした。宝ハコ(もとい……)宝箱のようなブログです。

●エムズの片割れ
「山崎ハコの「白い花」と「こころの花」」
http://emuzu-2.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-5f57.html

こちらの記事でこの2曲の関係について丁寧な解説をしておられますし、両方の曲を聴き比べることもできます。(PCでしか動かないかも……)

それにしても自分の知らないいい曲っていっぱいあるんだな……と思いました。また、そういう曲を亜矢ちゃんにもぜひ歌ってほしいと思います。
タグ:島津亜矢
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2017年07月17日

セールスマン

7月16日(日)、シネマクレール丸の内で『セールスマン』を観ました。

公式サイト
http://www.thesalesman.jp/


夫婦者(二人とも役者)が、住んでいたアパートの建物の崩壊のため引っ越し……って一体どういうことかと思って観に行きました。映画はそこから始まるんですが、確かに避難している最中にも窓ガラスにひびがはいったり、あとからの場面でも壁に亀裂がはいったりしていました。でも、立ち入り禁止になるわけではなくて、映画のラストの舞台にもなったりします。すごく不思議な設定です。日常生活は、タクシーに相乗りすること以外は、けっこう日本と変わらない雰囲気もあります。

さて、急遽住む場所を探して、結局、知人に紹介されるのですが、なんと前の住人の荷物が残っているという設定。そして、前の住人(女性)の関係者がやってきて、ひとりで在宅していた妻が暴行を受けてしまいます。

夫婦の微妙な関係を描いた、サスペンス映画です。妻は一人でいることは恐ろしくてずっと夫にそばにいて欲しいのですが、夫も俳優で暮らしているわけではなくて高校の教師をしており、そばで守っているわけにもいきません。警察に犯人を捕まえて貰ったらとも思いますが、妻は警察の取り調べがいやでそれは拒否します。上演中の『セールスマンの死』で演技しようとしますが、途中で観客の視線が気になり演技が出来なくなってしまいます。

夫ははやしているひげのせいか、とても態度がでかいように見えます。結局、残されていた手がかり(かなりたくさん残っていたんです)をもとに自分で犯人を探そうとします。みていてドキドキするぐらい強引な方法で調べていきます。

これ以上は控えておきますが、とても怖い映画です……犯人よりこの夫の方が……。いやな終わり方を想像しながらみることになるので、そういうのが駄目な人に向いていない映画です。

上で書いたように、二人が出ている芝居が『セールスマンの死』で、夫がその死んでしまうセールスマン、妻がその妻の役を演じています。この映画の『セールスマン』というタイトルは一体何を表しているのでしょうか。気になります。犯人のことを指しているのでしょうか……。もう少し考えてみます。

主演女優タラネ・アリドゥスティさんの舞台挨拶などの記事はこちらでどうぞ:

web シネマジャーナル
「イラン映画『セールスマン』主演女優タラネ・アリドゥスティさんがやってきた!」
http://www.cinemajournal.net/special/2017/salesman/index.html


※イランといえば、女性として初めてフィールズ賞を受賞したマリアム・ミルザハニさんはテヘラン出身。残念なことに昨日(7/15)、癌で亡くなりました。まだ40歳。残念です。
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青年劇場公演「オールライト」@岡山市立市民文化ホール

7月15日(土)の晩、市民文化ホールで青年劇場の「オールライト」を観ました。
主催は岡山市子どもセンター、「オールライト」岡山公演実行委員会

facebook
https://www.facebook.com/kodomonpo.okayama/

ユキは父親と二人暮らしの女子高生。母親は昔、家を出てしまいました。残されていた母親のレコードを父親が捨てていたのを拾ってきて押し入れに隠し、一人の時に聴いています。特にすきなのはボブ・ディランの "Don't Think Twice, It's All Right" という曲。
https://youtu.be/u-Y3KfJs6T0
タイトルはここから来ています。ボブ・ディランのような歌手になりたいと思っているのですが、父親をひとり残して東京にいくのは無理だとあきらめています。

芝居は、父親が長期の東京出張にでかけるところから始まります。誰も入れてはいけないぞ、特に男性はだめだという父親。ところがひとりになってレコードを聴きながらユキが寝ていると、友達のエリカが鍵のかけてなかった高窓から勝手に入ってきたのです。父親とけんかをしたからと言って大荷物をもって家出をしてきたのでした。そのエリカが買い物に出かけようとして、家の前で行倒れになっていた初老の女性・みちるを見つけ、みちるも一緒に住むことになってしまいます。それだけではありません。みちるは商店街でみつけた男性、電話をかけてきた詐欺師、放浪のミュージシャン、キャバクラ勤めの妊婦らを次々と拾ってくるのでした。

これを観ていて『歓待』という映画を思い出しました。町工場をやっている家庭に次々と居候が増えていくこわ〜い話です。
https://youtu.be/Tw6CF2pLzIY
もともとは舞台作品かもしれません。
でも「オールライト」の居候は最初こそ怪しい雰囲気ですが、みないい人ばかり。彼らと一緒に暮らしていくうちにユキは変わっていきます……。


なかなかいい青春ドラマでした。
エリカを演じていた藤代梓さんが特にいい感じでした。
たまにはこういうすがすがしい芝居もいいですね。

青年劇場公式サイト
http://www.seinengekijo.co.jp/
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座KANSAI@後楽座 2017.7.14

7月14日(金)、座KANSAIの後楽座公演・夜の部を観に行きました。

6月のある日曜日、表町・新西大寺町で福福饅頭を買っていたら、向かいの「まいどっ」のすてきなお姉さんに声を掛けられました。7月に後楽座にくる劇団は仲良くしているのでぜひ観に行ってくれとのことでした。

行きますよ、と約束をして、その義理を果たさねば……と思いつつもなかなか時間がとれず、やっと14日になって行くことが出来ました。ほっ。

後楽座ブログ
https://ameblo.jp/korakuza/

座KANSAI公式サイト
http://www.the-kansai.net/

この日を選んだのは、芝居が『雪散華』だったからです。これは花吹雪もときどき上演する芝居ですし、DVDも持っています。悲惨な話ですがラストは盛り上がります。他の劇団でどのように演じるのか興味がありました。

この劇団は座長がふたり、金沢ひろしさんとその甥にあたる金沢じゅんさんです。じゅんさんが座長になられたのは割と最近のこと。襲名公演の動画がありましたのでどうぞ:



ちょっと頬がふっくらしていて、そして目が大きいので、女形のときとても綺麗です。

劇団員は若い人が多かったです。

『雪散華』は花吹雪よりちょっと短めでしたし、ラストも血糊は使わずすっきりした感じでした。主人公の妻みさは女優さんではなく、男優の金沢りゅうたさんが演じておられました。この人がなかなか綺麗でよかったです。最後のクライマックスではやはり小林旭の「雪散華」が使われてました。当然と言えば当然ですが、いい曲ですよね。

雪散華 小林旭


1992年のやくざ映画『修羅の伝説』の主題歌だそうです。

A Legend of Turmoil 修羅の伝説 Trailer
https://youtu.be/tIKv2kugfvs

一体どこの劇団が『雪散華』を最初に上演したんでしょうね。どなたかご存知でしたら教えてください。
なお、映画と芝居は全く無関係。最後に主人公が一人で殴り込みにいくところだけ同じです。

座KANSAIから少し離れてしまいますが、大衆演劇で『雪散華』を使っている動画をひとつリンクしておきます:

大川龍馬 劇団竜之助 雪散華
https://youtu.be/ZDyFKmKG5lo

※最後の場面に切り替わるとき、幕の裏側で殺陣の練習にかなり時間をかけておられました。昼と役が変わった影響でしょうか。ちょっと気が抜けてしまいました。残念。

さて、この日は島津亜矢さんの曲は舞踊に使われませんでした。その替わり、坂本冬美さんの『男の火祭り』が使われていました。
https://youtu.be/QHjkkQ4ufZo

なお、この日は「じゅん祭り」ということで座長の金沢じゅんさんが出まくっておられました。ラッキーだったかも知れません。

元気のいい劇団ですので、お近くの方はぜひ覗いてみてください。
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2017年07月16日

ハクソー・リッジ

7月9日(日)、イオンシネマ岡山で『ハクソー・リッジ』を観ました。

公式サイト
http://hacksawridge.jp/


とても信心深いキリスト教徒が武器を持たずに沖縄の戦場に行く話です(第二次世界大戦末期です)。でも銃を持たないことには別のある理由があったのでした……、と書いた段階でもうネタばれかも、すみません。

まあ、ともかく戦争のシーンの悲惨なこと! 観ているだけで、疲れ果てました。日米の沖縄戦っていうと、米軍の兵士が火炎放射器をもって塹壕や洞穴の日本兵や民間人を焼き殺すイメージがすごく強いのですが、兵士対兵士でぶつかりあうときは、米軍も大きな被害を受けたのですね。圧倒的に米軍の力が強かったはずですが、そう簡単に沖縄は陥落しなかったんです。

多くの日本兵が戦闘で傷ついたもののまだ生きている米兵を探している中で、必死で負傷した米兵を救おうとする主人公には驚きました。胸ポケットの聖書の力を信じていたのでしょうか。自分が宗教心を持っていないので、主人公のような敬虔なクリスチャンの気持ちは想像を絶します。それとも、やはりそれは国全体が戦争に向けて心をひとつにしている状況の中で銃を持たないでいることのプレッシャーだったのでしょうか。

若者たちにとって兵役を志願することは当然という空気の時代でした。「空気」というのは日本だけではないんですね。志願したものの検査で不合格になった若者が何人も自殺したというエピソードも映画の中で語られました。主人公は国が戦争をすること自体に反対したわけではありません。自分が人を殺すための武器を使うことを拒否したんです。だから戦争には志願して行くわけです。彼の扱いに困った上官は除隊させようとするのですが、彼はそれを断じて拒否します。そういう意味でこの映画は戦争に対してあからさまに批判する声をあげているわけではないですが、兵隊にいかなければならないような空気や、戦争の現場の悲惨さは十二分(いやそれ以上)に描いていました。

主人公は二回目の戦闘で自分自身が負傷してしまい本国に送還になりますが、その後もPTSDで苦しんだそうです。

詳しいことは書きませんが、お父さんの戦争体験がこの話に深く関わってくることは最初あたりから暗示しています。父と子との関係はひとつの見所です。

それにしても疲れる映画でした。そうだろうと思ったのであまり観たくはなかったのですが、映画を語る会のサブの課題作なので頑張って観に行きました。

『マン・ダウン』も反戦映画でしたがあれは最後に泣かせるのでなんかしんどさが消えていきましたので、何度でも観ることができました。『ハクソー・リッジ』はリアルでしたし、もう勘弁してほしいという感じでした。ああ、それに『マン・ダウン』の主人公は「弱さ」をはっきり出していました。『ハクソー・リッジ』の主人公は映画の中では弱さを全然見せませんでした。多分、そこがぼくが苦手なタイプなんだと思います。ぼくは弱い人が好きなんでしょう。 
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