2018年05月06日

上町台地の北端

4月28日、唐組の整理券を貰ったあと、まずは乙女屋さんまで北上しました。
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この日は4月の第4土曜日ということで「WABARAの日」。開いていたドアからそっと覗くと素敵な和ばらがお店の中にありました。ただ、いかにも乙女屋のお客様という感じの若い女性の方が乙女屋さんとお話ししておられたので、商売の邪魔をしちゃいけないな(すみません、これから芝居を見るので薔薇を買う予定はありませんでした……)と思って引き上げました。そもそもあまりのんびりしているわけにもいかなかったんです。

一度、南天満公園あたりまで南下し、天神橋を渡って、八軒家の船着き場に行きました。
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ここを出発点として上町台地の北端(の一番西の端)を散策することにしました。
まずは天満橋の方まで行って、南下し土佐堀通りの南側を歩きました。
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少し西に歩くと「永田屋昆布本店」というお店があります。その店の前に「八軒家船着場石碑」が建っています。
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そばには解説のプレートがあります。
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また、八軒家のことを詳しくかいたパンフレット(『八軒家の今昔』)も置いてあるんです。ぼくも1冊いただきました。

ともかくここが上町台地の北端を下った場所なのです。この店と西隣のビルの間の路地の突き当たりには壁のようなものが見えています。
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写真ではよく見えませんが、そこで大きく段差ができているんです。

もう少し西に進むと左に、上町台地に上がる階段が見えます。
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とても風情のある階段です。

右手の建物(?)もいい感じ。上は公園になっているんです。
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公園を通り抜けたところにある道が熊野に向かう道だそうです(熊野街道)。
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さて、階段を上から見るとこんな感じです。
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壁のアップです。
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下の方にはドクダミも生えています。白い花が好きなのですが、まだ咲いていません。
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石段を降りた所に住居表示の境目の部分がありました。
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右が「天満橋京町3」で左が「石町一丁目3」です。天満橋の方に戻るとこの部分も描かれた地図がありました。
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NHKの『ぶらタモリ』でやっていましたが、大阪では、通りに沿って町名が付くので、こんな風に異なる町名の場所が背中合わせで並ぶんだそうです。面白いですね。

天満橋南の交差点を天満橋の方から撮った写真です。
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交差点の先の方が坂になっているのがわかるでしょうか。向こうが台地になります。それを左に行くと大阪城があります。

また八軒家に戻ると面白いバスが停車中でした。「ダックツアー」と言って、水陸両用車のバスで観光が出来るのだそうです。面白そうです。
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17:15の回にまだ空きがありましたが、晩ご飯を食べなければいけないので今回はあきらめました。

短い散策でしたが、なかなか面白かったです。
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劇団唐組・第61回公演「吸血姫」@南天満公演 2018.4.28

4月28日(土)、大阪の南天満公園で唐組・第61回公演「吸血姫」を観てきました。いつも通りの、小学生の書いた遠足の作文のような駄文ですが、ご容赦下さい。

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以前は整理番号の発行は午後1時からでしたが、いつ頃からか午後2時になりました。少しのんびり出かけられるのはいいですが、開場時間までの時間がちょっと中途半端かも。今年は一人で観に行きました。

11時半頃現地に到着するとすでに4人の方が並んでおられました。12時頃になって次の方が並ばれましたが、よくお見かけする女性(お名前を存じ上げないので我が家ではいつも「座布団のひと」と呼んでいます)が来られました。昨年はお会いできなかったので、今年はラッキーでした。初日にもご覧になったとのこと。帰りの新幹線の時間が気になるので、どの位の長さだったか伺ったところ、テントを出たときはもう9時半を回っていたとのこと。けっこう長い芝居です。(あとで久保井研さんにたずねたところ休憩を含んで2時間20分ということでしたが、実際には2時間40分ぐらいの長さでした……)並んでいるときには気づかなかったのですが、ここ数年毎年のようにおしゃべりしながら一緒にならんだ大阪のご夫妻も少し後ろの方に並んでおられたのだそうです。夕方、声を掛けて下さいました。

では、並んでいるとき、および整理券配布時に撮った写真をどうぞ。

紅テントです:
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立て看(ポスター)です:
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整理券の列:
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夕方の写真もどうぞ。

天神橋から見た紅テント:
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舞台の裏側からみた紅テント:
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テントの中では、上手側、前から2番目・花道から二人目の席を確保しました。最初、下手側の花道そばを確保しましたが、前の方が大きかったので、移動しました(苦笑)。

さて、この芝居は状況劇場の初演(1971年)では見ていません。初めて観たのが1973年の春公演からですので。ですが、新宿梁山泊版を2度見ています。一回目は満天星での公演(2000年)。そのときのメモはこちら:
新宿梁山泊第二十六回公演「吸血姫」(作・監修:唐十郎、演出:金盾進)
:2000/11/30、新アトリエ「芝居砦・満天星」。 久々に唐十郎の世界をたっぷり味わえました。 客席はせまくてぎゅうぎゅう詰めでしたが十分満足しました。 三幕のうち特に第二幕が盛り上がりました! 「満天星」内の喫茶室もいい雰囲気でした。 状況劇場のポスターがいっぱいはってあって素晴らしい! 唐の初期戯曲をどんどん上演していくというのが楽しみです。 でもちょっとここ不便なんですよね…ぼくのところから。 この日も終わってすぐ飛びでましたが、かろうじて最終の一つ前の電車で帰れました。


二回目は2002年でした。
新宿梁山泊第二十八回公演「吸血姫」(作・監修:唐十郎、演出:金盾進)
:2002/08/15、新宿・花園神社。 初日でしたので、唐十郎、安保由夫、小田島雄志、 扇田昭彦などの姿も見かけました。芝居は前回のアトリエでの公演からさらに ダイナミックさがアップ、水もふんだんに使ってました。素晴らしかったです。 あと、看護婦2を演じた「いいわぁ〜」の岩村和子もよかったです。 注射器をもったときの妖しい目つきもいいし、普通の時も可愛い。 李秀子もいいけど……。


※どちらも次のページに書いています:
http://surgery.matrix.jp/ent/stages/index.html

※梁山泊の公演記録ページはこちら:
http://s-ryo.sakura.ne.jp/ex/past/2628kyuketuki/kyuketu.html
※動画 その1
黒沼-劇場Vol.5-2「吸血姫」」(新宿梁山泊)
https://youtu.be/NXSWQlkUt0c
(役者紹介あり)
※動画 その2
黒沼-劇場Vol.8-7「国府版・吸血姫」(新宿梁山泊)
https://youtu.be/CEYdh1-EFSA


今回の唐組公演に関しては細谷さんがご自身のブログに書いておられます。とても素晴らしい記事なのでぜひまずそちらからどうぞ。細谷さんとはぜひ一度大阪でお目にかかりたいと思って入るのですが、今年は29日(日)にご覧になったとのこと。残念でした。

「恋する経済」
2018.05.03 Thu 闇夜の中で唐十郎がただひとつ「希望」をくれるとしたら少年少女の純愛。唐組「吸血姫」
http://koisuru21.blog.fc2.com/blog-entry-823.html

今回驚いたのは、役者さんがかなり辞められていたこと……。秋の公演を見ていないのでその状況を把握していないのですが、赤松由美さんは2月に(?)退団されたそうですし、気田睦さんの姿もありませんでした。銀粉蝶という女優さんが客演されて、「高石かつえ」を演じられましたが、この役は本来ならば赤松さんが演じておられたのではないでしょうか。また、主役の「海之ほおずき」は大鶴美仁音さんが、そしてそれに対する重要な役「袋小路浩三」は大鶴佐助さんが演じられました。このお二人は唐さんのお子さんですから唐組にとってはある意味内輪の人とも言えなくはないのですが、ちょっと驚きました。その他にも客演らしき方々の名前がありました。大丈夫なのでしょうか……。心配になってしまいます。

※唐組ブログの以下の記事で★以降の5人の方々が客演でしょうか。
「第61回公演『吸血姫』公演日程スケジュール!!!」
https://ameblo.jp/karagumi/entry-12356666388.html

さて、『吸血鬼』は三幕構成の芝居です。一幕と二幕が長く三幕は短いので、休憩は一幕と二幕の間に10分間とられました。

主役の海之ほおずきが登場するのは一幕もかなり後半(2/3ぐらい)になってのこと。それまでのギャグ満載の猥雑な世界に、突如、なにかピュアなものが登場するわけです。美仁音さんは梁山泊の舞台でほおずきを演じた近藤結宥花さんほど美形ではないけれど、唐譲りのキラキラする眼は魅力的でした。そしてその素人っぽいところがとても良かったです。特に、二幕での風呂屋の「あげ板」の上に立つシーンは、見ていて胸をしめつけられるようでした。

「吸血鬼」「コウモリ」「献血」「病院」「不思議な血」「ほおずき」「墓場」「関東大震災」「上野」「満州」「川島浪速」「川島芳子」……が時空を超えてからまるロマンチックな作品です。何度でも見たい! これから東京公演がしばらく続くので、ぜひお近くの方はご覧ください。オススメです。
タグ:唐組
posted by dunno at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇