2019年02月28日

島津亜矢さんのテレビ・ラジオ出演(2019年2月)

2019年2月の島津亜矢さんのテレビ・ラジオ出演の予定・記録です。2/28 23:59:00 の日付・時刻で投稿しています。


2/15(金) 20:00〜22:00 TBS系「中居正広の金スマ+スペシャル」

2/19(火) 19:30〜20:15 NHK総合「うたコン」
デーモン閣下初降臨!今世界中で再び大ブームのQueenメドレーを島津亜矢と熱唱!

2/20(水) 21:00〜21:54 日本テレビ「今夜くらべてみました」
※『ある共通点を持ったゲスト3組を、業界騒然の徹底リサーチでおせっかいな程に比較!ゲストをいじり倒していくトークバラエティ』だそうです(^^;
posted by dunno at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

バロン吉元―元年@弥生美術館

2月17日、弥生美術館にバロン吉元展「バロン吉元―元年」を観に行きました。

弥生美術館
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/outline.html
チラシ
baron-yoshimoto.jpg

池袋から弥生美術館まで歩いて行きました。基本的には国道17号(中山道)の1本か2本南側の裏道を歩きました(最後は大きい道に出ましたが……)。台地の上を歩いたので坂はほとんどなかったのですが、白山通りと旧白山通りの分岐では、旧白山通りを選びましたが、ここらあたりから白山通りは下がって行きます。その少し先でいい坂が見えたので、下るあたりまで行ってみました。浄心寺坂という坂です。

P_20190217_103847.jpg P_20190217_103910.jpg

文京区には坂が多いので、またこんどゆっくり歩いてみたいと思います。

さて弥生美術館です。
P_20190217_123527.jpg P_20190217_123518.jpg

ここに来るのは2度目。前回の記事はこちらです。

2013.5.7 東京散歩(1) 弥生美術館・竹久夢二美術館
http://flim-flam.sblo.jp/article/66756734.html

バロン吉元展のことは、岡山一のあがた森魚ファンの方に教えてもらいました。あがた森魚といえば『昭和柔侠伝の唄』ですよね。今回の展覧会でも、あがたさんがゲストとして弥生美術館で歌を歌われたのでした。そういう関係で教えていただくことができ、とても嬉しかったです。なにしろぼくは『柔侠伝』シリーズの第ファン。今回も『柔侠伝』と『昭和柔侠伝』を読み返してから展覧会に行きました。

今回の展示作品は、マンガの原画などだけでなく、その後始められた絵画の展示もありました。一部の貴重な資料を覗き、ほとんどすべて写真撮影可という太っ腹。

一階展示室ですはマンガ関係の作品です。
P_20190217_123022.jpg

アクション特別号の表紙とその原画
P_20190217_111330.jpg

『柔侠伝』第七話 日比谷焼討ち事件
P_20190217_111345.jpg

昭和柔侠伝の唄(最后のダンスステップ)ポスター?
P_20190217_111457.jpg

関連して……あがた森魚・緑魔子 - 昭和柔侠伝の唄


『柔侠伝』駒子
P_20190217_111839.jpg

『昭和柔侠伝』朝子(ちょっとピンボケ、すみません)
P_20190217_111833.jpg

二階は絵画作品を中心に展示。
P_20190217_113713.jpg P_20190217_113708.jpg

無茶苦茶色っぽい作品。
P_20190217_114236.jpg

前の前の画像に写っている作品の中にいる少年時代のバロン吉元(泳いでいます)
P_20190217_114554.jpg

アメリカではこんな作品も描いていたそうです。
P_20190217_120106.jpg

売店でハガキを何枚か購入しました。誰かに出さなきゃ……。喜ぶかどうかが問題だけど。

3月31日(日)まで開催していますので、ファンの方はぜひどうぞ。

※2019.3.9追加
日刊ゲンダイ記事
私の秘蔵写真〜漫画家バロン吉元さん 師匠・横山まさみち氏との一枚
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/248965
posted by dunno at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | アート

唐版 風の又三郎@シアターコクーン

2月16日の晩、渋谷のシアターコクーンで『唐版 風の又三郎』を観てきました。

karaban-1.jpg karaban-2.jpg

シアターコクーンの『唐版 風の又三郎』のページ
https://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/19_kazemata/

演出は新宿梁山泊の金守珍。梁山泊の舞台は、2003年と2004年に観ていますし、状況劇場では1974年春公演で5回観ました。今回が8回目。

http://surgery.matrix.jp/ent/stages/index.html#s2003 (田原町、2003.7.12)
http://surgery.matrix.jp/ent/stages/index.html#s2004 (池袋、2004.12.1)

この芝居は、「風」や「飛行」「飛行機」「飛ぶ」などがキーワードなので、それを頭に入れてお読みください。また、過去の舞台に関してはかなり妄想が入っているかと思います。当時まだ20歳でしたからもう45年ですので、ご了承ください。

今回は色々カットして、3時間以内でおさめています。気づいたところでは、空腹の限界に挑戦する大学生のエピソードが丸ごとカットです。これは、主人公エリカが元の恋人の死体から切り取った肉1ポンドを食べてしまうというのと比べる意味で面白いと思ったところなのですが、まあ、カットしても特に筋立てには影響しないですね。まだ戯曲を読み返していないので、戯曲にあるかどうかわからないのですが、死体を入れた棺桶が空を飛ぶ……というような話の中で、唐がはいっている棺桶を投げ落としたシーンがあったと思うのですが、そういうのはカットでした。カットしたのか、ぼくの妄想なのかはわからないんですけどね。

状況の舞台が戯曲と違っていて、しかもその演出がすばらしかったのが、第一幕のラスト。舞台上に白いスクリーンがあって、そこに戦時中のニュース映像(片翼のみで帰還した英雄の話)が流れるシーン。映像が終わったとたん、スクリーンだと思っていたものが実は4枚並んだ縦に細長い板で、それが手前にパターンと他取れてきたんです。そしてその中から現れる航空兵(の亡霊)。つまり、4つの棺桶が並んでいたんです。鳥肌が立ちました!

この芝居は《『風の又三郎』の「教室」=「帝国探偵社」=この世と冥府をつなぐ場所》を舞台にした生者たちと死者たちの物語です。ギリシャ神話のオルフェとエウリディカを元にした織部とエリカが主人公(神話とは違って二人とも生きています)、それに対するのは自衛隊訓練基地から飛行機を乗り逃げして行方不明となった高田三郎/死の青年と死の少年。オルフェはエウリディカを求めて冥府に向かいますが、この話では、エリカ=エウリディカが高田三郎を求めて冥府につながるテイタンにやってくるという設定に変わっています。そのテイタンの前=小学校の教室のまわりで。織部とエリカが出会うのです。精神を病み、ある意味無垢な織部と元々は高田三郎を求めていたエリカは次第に相手に引き寄せられていきます。恋人というわけではなく、魂が寄り添う感じ……。一方の高田三郎はエリカに向かって「なぜ一人で来なかった!」と恐ろしいことばを投げつけます。そして、ラストでは、織部とエリカは飛行機に乗って飛び立っていくんです。胸が締め付けられるような芝居です。

第1幕ラストのことは上で書きましたが、第二幕もすごく面白い! 突然『ベニスの商人』になってしまうんです。そして、第三幕の公衆電話のシーンもいいんです。

エリカの長台詞(お茶の水の橋やニコライ堂の出てくる部分)もいいです。ニコライ堂に関連して下の記事でも『又三郎』について書いています。

ニコライ堂、聖橋
http://flim-flam.sblo.jp/article/180832752.html

先日、ハヤカワ演劇文庫で『唐十郎 T──少女仮面/唐版 風の又三郎/少女都市からの呼び声』が出ましたから、芝居を観た人も、舞台は見逃した人も、お手軽に読めるようになりました。ぜひぜひご一読をお勧めします。面白いです。

さて、今回エリカを演じたのは、元宝塚トップの柚木礼音さんです。初めてかなと思っていたんですが、観た後で、実は2004年11月に東京宝塚劇場で、歌劇「花舞う長安―玄宗と楊貴妃―」/ グランド・ショー「ロマンチカ宝塚'04―ドルチェ・ヴィータ!―」を観ていたことに気づきました。これに出ておられたんです。このとき星組トップは、湖月わたると檀れい。男役の二番手が安蘭けい。この安蘭けいにぼくははまってしまい、もう少し下の位置にいた柚木礼音には気づきませんでした。眼力がないですね。でも、安蘭けいってよかったですよね! ともかく柚木さんはすごいスターだから期待していましたが、いや、良かったです。エリカになったり、風の又三郎になったりするわけだから、宝塚の男役のスターって、この役にぴったりじゃないですか。そもそも、状況劇場は「アングラ宝塚」って呼ばれていたそうです。本当に宝塚の人が空の芝居をやってくれるというのは嬉しいです。劇場は、柚木さんのファンでいっぱいでした。圧倒的に女性が多かったです。ファンの方々のこの芝居に対する感想を聴きたいですね。2チャンネルあたりで読めるんでしょうか。長台詞もとても見事でした。引き込まれました。もちろん、踊りや歌は最高☆ 

でも……やっぱりからの芝居はテント、もしくはもっと小さなところで観たいな。

さて、近頃、断捨離というか終活というか、古いものを片付けているんですが、色んな書籍等を「自炊」しています。その中に唐関係のものもありますのでここに載せておこうと思います。

◎状況劇場『唐版 風の又三郎』チラシ(表、裏、および六月続演のもの)
kazemata-1.jpg kazemata-2.jpg
※当時は800円で観れたんです。
※表ではエリカの長台詞「あたしは、あのこの胸に、このこの胸に実を結ぶ風の落とし物。月光町にいたこともあれば、宇都宮のアゲ家にいたこともある。……」が読めます。

kazemata-4.jpg
※当時は800円で観れたんです。
※エリカの長台詞「今日は病院を抜け出して、お茶の水にまいりました。陸橋に顎をかけてあなたのヒコーキの来るのを待とうと思います。バラ色の雲をついてくるあんたの一機を。……」が読めます。

◎赤瀬川源平・虚虚実実実話櫻画報
「目的不明、奇怪な行動 福岡市で二人の男 [空腹の限界に竹ザオで挑戦?/屋根にすわり込む](48・5・19 西日本新聞より)」
kazemata-3.jpg
※手で雑誌から引っ張ったら、真ん中が破れてしまいました

◎単行本『唐版 風の又三郎』表紙
kazemata-5.jpg

◎朝日新聞・劇評(扇田昭彦)1974.5.16 夕刊
『陶酔的な美しさにあふれる 状況劇場 唐十郎版「風の又三郎」』
kazemata-6.jpg

◎読売新聞(?)社会面記事 1974.6.23 朝刊
『”モグラ”に日の目』 アングラ劇団 どの公演も大入り しらけ社会の興奮剤?
kazemata-7.jpg
posted by dunno at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇

2019年02月26日

東京散歩2019.2.16 (4)若松河田〜抜弁天〜大久保の窪み〜箱根山

続きです。

あけぼのばし通り商店街からずっと北上して、東京女子医科大学病院のそばを通って、都営地下鉄の若松河田駅まで来ました。ここでトイレを拝借。散歩していて困るのはトイレ。大きい公園には必ず公衆トイレがありますし、駅にもトイレはあります。若松河田駅のトイレは改札内ですが、トイレは使って構わないとおっしゃってくださって、無料で入らせてもらえました。あとはコンビニですかね。

さて、すっきりして地下鉄の走っている道(名前はない?)を西の抜弁天交差点に向かいます。この時は知らなかったのですが、妻の指導教授だった静間先生のお宅(今は奥様が住んでおられます)がなんとこのあたりを北に上がったすぐの所だったのでした。あとで妻から聞きました。ぼくはこの界隈は初めてでしたが、妻は何度も来ていたのです。統計局があるとか、よく知っていました。

抜弁天交差点から西はぐっと道が下り坂。
P_20190216_142348.jpg
正面右手にいい感じの水色のビルがあります。

もっと近づいてみました。
P_20190216_142408.jpg
なかなかのY字が嬉しいです。
右手の久左衛門坂を下ることにします。まがりながらくだっていくいい感じの坂ですが、けっこう人通りが多いので写真は撮るのを控えました。

下まで下って路地をうろうろ。けっこう細い路地が曲がりくねっています。見上げるとこんな階段もありました。
P_20190216_142617.jpg

道が狭いせいでしょうか、ぼくを追い越していったプリウスは車体の左ドアががりがりにこすった跡がありました。うろうろしながら北上を続けると大久保通の「下」に出ました。大久保の窪みはこの大久保通でいったん途切れて、この向こう側がまた窪みになっているんです。道は大久保通の壁にそって登って行きます。この坂にも名前がついていると思いますが、本を東京に置いてきたので、調べられません。
P_20190216_143340.jpg

大久保通りに上がり、横断歩道を渡ると、右手にアパート群がありました。
P_20190216_143557.jpg

その案内板を観てびっくり。「戸山ハイツ」と書いてあるではありませんか。「戸山ハイツ」といえば、状況劇場が紅テントを使うようになる前に、『腰巻お仙』を上演したところではないですか!☆! 唐の芝居を観るその日に、あまり考えもしないでゆかりのある所に来てしまいました。ただ下調べしていなかったので、どのあたりで上演されたのかわかりません。ともかく、団地を抜けて、箱根山を目指しました。

写真を撮っている場所は大久保通りと同じ高さですが、下の方にもアパート群が並んでいます。
P_20190216_143841.jpg

このあたりは公園(戸山公園)になっています。芝居はできそうです。

不思議な建物もありました。前方左奥が箱根山でしょう。
P_20190216_144033.jpg

23区内(山手線内?)最高峰に迫ります。遭難しないように気を付けて進みました。
P_20190216_144057.jpg P_20190216_144152.jpg

こんな険しい山道を登って登頂に成功! 小さなお子様たちも平気で登っていましたが(笑)。
P_20190216_144316.jpg

さすが最高峰、窪地をはるか下に観ることができます。木の枝が少し邪魔ですが。
P_20190216_144320.jpg

ここが頂上。標高44.6mだそうです。
P_20190216_144344.jpg

このあとは、一度窪地までおりたあと、早稲田の理工前から地下鉄で池袋に向かいました。

翌日、岡山に戻ってから『唐組〜状況劇場全記録』という写真集で戸山ハイツでの公演について調べました。
『腰巻お仙の百個の恥丘』が1966年4月に「新大久保戸山ハイツ・浴場前プールのある空き地」で上演されています。地図の写真もありましたが、箱根山の西側のふもとあたりのようです。プールの跡のようなものは気づきませんでした。もうなくなったのでしょう。
P_20190218_065246.jpg

夜9時からの上演だというのに照明が準備されていなくて暗闇の中での上演となり、取材に来ていたテレビ局が撮影するときだけライトが当たるという無茶苦茶な状況だったそうです。

『唐組』には嵐山光三郎さんが『腰巻お仙』シリーズについて書いておられます。『百個の恥丘』に関して書いておられる中から一部引用してみます。
戸山ハイツの広場は広くて、観客はライトがつくたびに走りまわったが、一幕の終わり近く、少女より変身したお仙が、百メートルくらい離れた山の上に登場し、「笛吹童子」を吹きながら下りてくるシーンは、じつに感動的であった。

この山の上っていうのは箱根山のことでしょうか。そうだとすると、百メートル離れていた広場というのは、かなり下の方なのかもしれません。
P_20190218_074720.jpg

別のページには女優が、山ではなくて、塔の上に立っているシーンの写真も載っていました。
P_20190218_075032.jpg

う〜む、唐十郎は本当に天才でしたね……。

これで東京散歩はおしまいです。翌日も、池袋から弥生、そしてさらに上野へと歩きましたが、その散策については省略します。土曜日の『風の又三郎』と日曜日の『バロン吉元―元年』については簡単に書くつもりです。

さいごに、箱根山のそばに住んでいる方が戸山ケ原について詳しく書いておられるので、そのページをリンクしておきます。

戸山ヶ原・戸山荘伝説
http://www.muse.dti.ne.jp/~squat/toyamagahara.htm
posted by dunno at 13:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行

東京散歩2019.2.16 (3)靖国通り新宿1丁目北〜富久町西〜曙橋

続きです。
ここからあとは皆川典久さんの『凹凸を楽しむ-東京「スリバチ」地形散歩』を参考にして経路を決めました。
amazon

まず靖国通りまで北上しました。そして、東へ向かって歩きます。最初は緩やかな登り坂。富久町西交差点あたりが一番高くなっています。きれいな道が北西に向かって下っています。
P_20190216_133833.jpg

東方向にも、道はやや右にカーブしながら下って行きます。
P_20190216_133921.jpg

しばらく行くと「富久町」という交差点に出ました。
P_20190216_134211.jpg

この交差点の北側の高台には成女学園の中学・高校があるようです。その一角(低い場所)に、なんと「小泉八雲旧居跡」の案内板がありました。松江の後、上京して帝国大学講師となり、この地に居を構えたと書いてあります。
P_20190216_134250.jpg

少し上に石碑が立っていました。
P_20190216_134331.jpg

この部分は成女学園の敷地なのでしょうか。門がありましたが、閉まっていました。
P_20190216_134337.jpg

その左手には急な石段があります。手すりがないのでここを上り下りするのは怖いでしょうね。
P_20190216_134342.jpg

成女学園の通常の入り口は、この先の角で曲がって坂道を上がった方にあるようでした。けっこう急でしたよ。
P_20190216_134426.jpg
(この坂道を登って右側に、八雲が境内をよく散歩した自証院があります。今回はパス)

この靖国通りは谷を通っていて、北側も高台になっていますが、南側も高台になっていて、少し先に「暗坂/暗闇坂」とよばれる急な坂(階段)があるようでした。道路の反対側だったので、残念ながらそちらもパス。都内には暗闇坂ってけっこうあちこちにあるようですね。この次の日弥生美術館に行きましたが、そこから不忍池方面に下る坂(東大の下)も暗闇坂とよばれています。暗闇坂というと……『暗闇坂の人喰いの木』(島田 荘司 )を思い出します。あの本の暗闇坂は横浜にあるっていう設定でしたが、本当に横浜にあるんでしょうか。気になります。

暗坂の上からの写真はこちら

う〜む、坂巡りもネットでできてしまいますね。

さて、少し先に進むと地下鉄の曙橋駅ちかくに来ます。交差点で言うと「住吉町」です。左手に「あけぼのばし通り」が見えてきます。
P_20190216_134842.jpg
手前に見えている大きな道は抜け弁天に登る坂道で、途中に「永井荷風旧居断腸亭跡」があるようです。

この道です。あけぼのばし通りは右方向。
P_20190216_134920.jpg
まあ、「跡」じゃあしょうがないので、パス。そもそも荷風って、読んだことがない(恥ずかしい……)。

狭い「あけぼのばし通り」の商店街を進んでみることにしました。ここも元は川だったのでしょう。全体的に登って行きますが、右も左も高くなっています。そういうところに人は集まって住むんですね。

それにしても「曙橋」ってもう今はないのでしょうか。そもそも川が見当たりません。
で、ネットで「曙橋 暗渠」でしらべると、すぐに出てきました。

迷所巡礼
【第五番】いまなお残る紅葉川の流れ〜あけぼの橋通り商店街〜
http://jgweb.jp/4397

靖国通には紅葉川という川が流れていたんですね。で、あけぼの橋通り商店街のあるのはその支流の跡。
通りの両側に色々坂があるように書いてあります。ひとつだけ写真をどうぞ。
P_20190216_135110.jpg

あまりわき道にそれなかったので、他にはあまり坂の写真がありません。一番手前の念仏坂くらい登ってみればよかったかも。

とりあえず、ここで休憩。
別の記事に続きます。

posted by dunno at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行

東京散歩2019.2.16 (2)新宿Part2

三橋順子さんのサイトやブログにリンクするのを忘れていました。ここに書いておきます。

Mitsuhashi Junko
http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/
http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/index2.html

続々・たそがれ日記
https://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp

ついでに、最近書かれた新宿に関する記事にもリンクしておきます:
「ニッポンのLGBTはいま(2) 多様性の街、そして「性なる場」新宿」
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/c05902/

※追加情報:『週刊朝日』3月15日号に順子さんのグラビア記事が載っていて、順子さんが新宿を散策される様子が写真入りで読めるそうです。買わなくちゃ。
https://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2019-03-07

それでは次の目的地「太宗寺」の話に戻ります。
順子さんのブログからも二つ記事をリンクしておきます:
「1949年(昭和24)の新宿二丁目「買売春地図」」
https://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2014-08-05-1
※この記事には新宿二丁目部分の赤線・青線の区域、そして太宗寺の位置関係がわかるような画像があります。新宿遊郭は新宿三丁目にも伸びていました。今は、大きな道路が斜めにその地区を分割してしまっています。
「新宿二丁目・太宗寺閻魔堂玉垣の新宿遊廓の妓楼名」
https://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2012-11-15-7
※記事中で順子さんは「太宗寺閻魔堂の玉垣は、地上にほとんど痕跡を残していない新宿遊廓の貴重な遺物であり、歴史資料である。」と書いておられます。順子さんの本と前後して森崎和江さんの『からゆきさん』も読みました(ぼくはノンフィクションとして読んだのですが、ネットで見ると小説と書いている人もあります)。石炭と一緒に密航する悲惨な様子に心が痛みましたが、見つかって日本に戻されても、また密航を繰り返す少女たちに、そうしなければ家族が生きていけない貧しさを感じました。そういうことを、なかったことにしてしまってはいけないです。従軍慰安婦の件も同じですね。

境内にあった「内藤新宿太宗寺の文化財」という案内板
P_20190216_131331.jpg
 太宗寺は、慶長年間初頭(1596年ごろ)に僧太宗の開いた草庵を前身とし、のちの信州高遠藩主内藤家の菩提寺として発展した寺院です。
 かつての内藤新宿の仲町に位置し「内藤新宿の閻魔」「しょうづかのばあさん」として江戸庶民に親しまれた閻魔像・脱衣婆像や、江戸の入り口に安置された「江戸六地蔵」のひとつである銅造地蔵菩薩など、当時の面影をのこす多数の文化財が伝えられています。


これがその銅造地蔵菩薩です。大きいです。
P_20190216_131354.jpg

石になにやら彫ってあるので近づいてみました。
P_20190216_131444.jpg

閻魔堂の全景です。
P_20190216_132050.jpg

閻魔堂の玉垣のそばには猫が二匹。近寄っても動じません。いい天気でしたので気持ちよさそうでした。
P_20190216_131610.jpg

以下に、玉垣の写真を載せます。興味ある人はクリックしてみてください。日差しが強すぎて、日の当たるところ当たらないところの差が大きく、見づらいです。
P_20190216_131653.jpg P_20190216_131736.jpg
順子さんが指摘しておられるように、「志ん宿」がデザインされているものが多いですが、上右(もしくはすぐ上)は上のデザインが三つ葉で「新宿・金森楼洲崎支店」と彫られています。当時、新宿と洲崎は市電で行き来できたと、順子さんの本に書いてあります。

P_20190216_131916.jpg P_20190216_131933.jpg

P_20190216_131944.jpg P_20190216_131957.jpg

P_20190216_132017.jpg

面白いと思ったのは下の「塩かけ地蔵尊」です。
P_20190216_132238.jpg
白く見えるのは「塩」です。一体どういうことなのか……検索してみてください。

境内の梅が咲いていました。
P_20190216_132525.jpg

以上で新宿の散歩は終了。次は、東京の凹凸・坂道を楽しむツアーに突入です。
(続く)
posted by dunno at 10:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行

2019年02月25日

東京散歩2019.2.16 (1)新宿Part1

この週末は東京に行ってきました。メインの目的はシアター・コクーンで『唐版 風の又三郎』を観ることと、弥生美術館で「バロン吉本―元年」展を観ること。せっかく行くのですから、それだけではもったいないですので、三橋順子さんの『新宿 「性なる街」の歴史地理 』で解説されている新宿の赤線・青線の名残の探検と、皆川典久さんの『凹凸を楽しむ 東京「スリバチ」地形散歩』で新宿近辺の凹凸を楽しもうと考えました。『凹凸』の方は、前日の金曜日に購入、行きの新幹線の中で2冊を研究して、コースを練りました。新宿3丁目・2丁目を歩いた後は、少し大回りしながら最終的には大久保=大窪のスリバチとそれを見下ろす箱根山まで、坂道をたどりながら歩いていくことに決めました。箱根山というのは東京23区内の最高峰なんだそうです。とはいうものの、雰囲気としては大阪の天保山みたいなもんでしょうね。

天保山Wikipedia
箱根山Wikipedia

品川から新宿に行き、まず目指したのはぼくにとっての聖地・新宿の「かくれんぼ」。このブログにも何度も書いているんではないかと思いますが、状況劇場の女優だった田口いくこさんがアルバイトしておられたお店。

このお店に関してはすでに過去の記事で何度も取りあげています:

東京散歩(2) 弥生〜不忍池〜銀座〜新宿 (2013.5.7)
http://flim-flam.sblo.jp/article/66761372.html
東京での一日(2)唐組篇 (2015.10.12)
http://flim-flam.sblo.jp/article/165537208.html
三橋順子さんの『新宿「性なる街」の歴史地理』 (2018.10.31)
http://flim-flam.sblo.jp/article/184826724.html

今回は昼間の写真を撮ってきました。
P_20190216_120808.jpg
「BAR かくれんぼ」という看板が見えます。入り口はこの小路を突き当たったすぐ左です。

備前焼(?)の板に「かくれんぼ」と書かれています。
P_20190216_120821.jpg

ここで小路が折れ曲がっているので、左折して狭い道を突き抜けると風林会館が正面にあります。
右折して、すぐまた右折して、区役所通りを区役所方面に歩いて、左側、一本隣の遊歩道に移動。少し湾曲しています。元、市電の回送コースだったと三橋さんの本で読みました。
P_20190216_121044.jpg

しばらく連なる店の裏側に沿って歩きますが、それが切れたところがゴールデン街の入り口になっています。正確に言うと、さっき店が並んでいたところの裏側はゴールデン街ではなくて、花園●番街というのが並んでいます。

ゴールデン街を抜けるとすぐ右手に花園神社の裏の入り口があります。夜、唐の芝居を観るんだからやっぱりここに来なくっちゃあね。

境内を突き抜けて、芸能浅間神社に向かいました。
P_20190216_121815.jpg

ここでは、寄進した芸能人の名前がいっぱい読めるんです。
P_20190216_121710.jpg
今夜の芝居の演出もするし、芝居にも出る金守珍さんの名前や、新宿梁山泊の名前も見えます。

P_20190216_121746.jpg
おお、こちらには唐十郎の名前も。

梅はまだつぼみでしたが、これもいいものですね。
P_20190216_121841.jpg

唐組や、梁山泊の公演で、テントが張られる空き地(イベント広場?)です。
P_20190216_122048.jpg

ここを出て、明治通りを左にいくとすぐ正面に面白い建物が見えたはずなのですが、この時は知らなかったので右折して伊勢丹方向に進んでしまいました。何を見逃したかというのは最後に書いておきます。

ともかく、昔遊郭のあったところに向かいました。ただ、今は色んなお店が並んでいるだけ。「どん底」はそのひとつ。昼間なので閉店していました。
P_20190216_122746.jpg

その向かいが駐車場になっています。その駐車場の1番の左のガードレールのある位置が遊郭の西の端だった場所。元は塀があったそうです。ずっと一直線に立っていたようです。
P_20190216_122813.jpg

次に向かったのは、新宿二丁目の交差点近く。三橋さんが新宿二丁目にある「新・千鳥街」という不思議な建物を観て『「新・千鳥街」という名前があるということは、以前、「千鳥街」という場所があったに違いない……』と探しだされた「千鳥街」のあった名残の場所。交差点の、新宿高校側にある「薄い」建物です(前の記事でも書いています)。

まずは、交差点のこっち側から撮った写真。「貸看板」と出ている建物です。逆光で見えにくかったのが残念。お昼過ぎでしたから。

P_20190216_123346.jpg

もっと近寄って、色んな角度から撮りました。奥の方は広がっています。
P_20190216_123610.jpg P_20190216_123710.jpg

裏側に廻ってみました。
P_20190216_123836.jpg

新宿高校側からも撮りました。
P_20190216_124200.jpg

そうそう、新宿高校の写真も載せておきます。
P_20190216_123919.jpg

次は、新宿2丁目の太宗寺。この交差点からすぐですが、新宿通の一本裏になります。最初は、通り過ぎてしまいました。

そこの話は次の記事に回して、さっきの「見逃した」建物の話に戻ります。ぼくは上のような細い建物が好きなのですが、そういうのはY字路(横尾忠則さんもY字路、好きですよね)にあるんです。花園神社を出たすぐ左にそういう場所があったんです。Google map のストリート・ビューでご覧ください。

https://www.google.co.jp/maps/@35.6939814,139.7065151,3a,75y,90t/data=!3m6!1e1!3m4!1sleuriXlfInT74d2ebCXVTQ!2e0!7i13312!8i6656

では、続きます。
posted by dunno at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行

2019年02月15日

セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!

2月10日(日)、シネマクレール丸の内で『セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!』を観ました。

公式サイト
http://sergiosergei.com/


ソ連の宇宙飛行士として宇宙ステーションに一人で滞在中だったセルゲイが突然のソ連崩壊で地球に戻れなくなってしまうという、思わずわらってしまうけれど、笑い事じゃない悲劇です。しかもこれが事実だとは! そんな話、知りませんでした。ソ連崩壊っていつでしたっけ、……ああ、1991年12月ですか。地球に帰還できないため、宇宙での滞在記録が更新され、ニュースにもなり、喜ばれているんですけれど、真実は極秘。セルゲイ自身も、家で待っている家族に心配をかけたくないので、事情が公開されることは望んでいません。

そんなセルゲイと、キューバの無線愛好家セルジオとが無線で出会い、友達になります。セルジオは、なんとかしてセルゲイを救おうとして……。

という話。面白くないわけがないです。緊張するシーンもありますが、ユーモアのある場面も多くて、救われます。キューバの事情がよくわからないのですが、国全体がかなり苦しい状態で、計画停電がなんどもあったりしますし、アメリカともロシアとも関係が悪いという状況で、セルジオ自身も役所に目をつけられて、監視されており、無線も盗聴されます。その監視役の男がなかなか悪い奴のくせに、ドジでおかしいんです。彼の素晴らしいシーンがあります。美しいです。

シネマクレールでは、今日の10:20からの回が最後……ってあと30分!見逃された方はぜひDVDでご覧ください。おススメです。
posted by dunno at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画