2014年11月13日

「現代秀歌」永田和宏(岩波新書)

今日は出張で蒲郡に向かっています。旅の友として持ってきたのは永田和宏さんの「現代秀歌」。この前に出た「近代秀歌」もなかなかよかったのですが、この新刊の方がやはりわかりやすいし、なじみやすいです。

100人の歌人が取り上げられています。

164ページから168ページにかけて永井陽子さんの作品が紹介されています。すごく心に染み入って来て、胸のなかがいっぱいになり、ここで読書は中断。

僕と同様にこの方を知らなかった人にも知ってもらいたいので、ここで紹介したいと思います。


ひまはりのアンダルシアはとほけれどとほけれどアンダルシアのひまはり

ゆふぐれに櫛をひろへりゆふぐれの櫛はわたしにひろはれしのみ

ここに来てゐることを知る者もなし雨の赤穂ににはとり三羽

死ぬまへに留守番電話にするべしとなにゆゑおもふ雨の降る夜は

父を見送り母を見送りこの世にはだあれもゐないながき夏至の日


なんというかすごくさみしい歌ばかり。この人のことが気になられたら、ぜひ書店で手にとって見てください。
posted by dunno at 10:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書
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