2017年05月15日

八重子のハミング

5月13日、岡山メルパで『八重子のハミング』を観ました。

公式サイト
http://yaeko-humming.jp/


実話に基づいた映画。萩が舞台。夫が50過ぎで食道癌にかかった頃から妻(やはり50すぎ)に若年性アルツハイマーの症状が出始めます。数度の度の転移(腸と膵臓など)を乗り越えながら妻の介護を12年続けた話です。自分たちのことを今から悩んでも仕方ないですが、できるだけ長く夫婦で一緒に暮らしたいものです。

妻の八重子を高橋洋子さん(懐かしい!)ががんばって演じておられました。
前半が中心で、後半のしんどい部分はさらっと流していました。でないと、あまりにしんどくて耐えられない作品になったでしょう。

普通若年性アルツハイマーになると、長くて7・8年程度で死んでしまうそうですのでこれは奇跡的なことなのだそうです。 よく尽くされたと思います。すごいなあ。でも、この映画でも描かれていたように、一人じゃあ世話は無理。色んな人の助けがないと無理心中になってしまいます。ぼくの場合も、ほんの数ヶ月の入院の世話でもさすがに毎日毎日病院との往復が朝晩続くと疲れてきました。親切にも代わってくださる方があって、神戸の新開地に花吹雪の舞台を観に行けたりしてすごく楽しくすごせたのはほんとに嬉しかったです。

また、ぼくの父親が認知症になったとき、母はずっとそれをぼくや妹に隠していました。ちょっと滞在する程度だと、父は元々あまりしゃべらなかったので、全然気づきませんでした。もう耐えられなくなって(とんでもないところでおしっこをしたりするようになって……)やっと相談を受けました。結局、認知症よりも先に肺炎の方が大事(おおごと)になり、最初は日赤・その後は肺専門の病院にうつり、あっという間に亡くなってしまいました。入院中は母がほとんど付き添っていました。その母も、父が死んでから3年ぐらいして認知症の症状が出始め、それから7年。今はグループホームに入っています。毎月2回面接に行き、原則的に毎晩電話を掛けています(妹は毎週行ってくれています)。ただ、面と向かってしゃべるときと違って、電話では「音は聞こえるけど、言っていることの意味がわからない」と言うことが多く、できるだけゆっくりしゃべるように心がけていますが、定番の話題でないと、やはり理解してくれないことが多いです。それだけでもけっこうストレスがたまります。グループホームのスタッフの皆さんはほんとに辛抱強く相手をしてくださっていて、頭が下がります。


※萩が舞台で、入院時には徳山も出てきます。萩に最後に行ったのは小学生ぐらいの時でしょうか。中学の時にも一度くらい行ったかな……。なので、ほとんど何も憶えていません。山の上に登ってみたいです。
posted by dunno at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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