2017年06月20日

はじまりへの旅

6月10日、シネマクレール丸の内で『はじまりへの旅』を観ました。

公式サイト
http://hajimari-tabi.jp/


森の中で暮らす父親と6人の子どもたちの話です。冒頭、力を合わせて鹿狩りをするシーンで引き込まれました。野生の暮らしをするだけではなく、夜は読書をしたり、皆で楽器を演奏したり、昼間は体操したり、格闘技の練習をしたり、ロッククライミングをしたり、ともかくあり得ないような家族なのです。母親はもともと一緒に暮らしていたのですが精神を病んで、自分の両親の近くの病院に入院していましたが、自殺してしまいます。葬式は彼女の両親がキリスト教の教会で行い、墓地に埋葬しようとし、娘の夫の出席を拒否します。娘の精神状態がおかしくなったのは夫のせいだと信じているのです。夫は、妻が仏教徒であったのだから、彼女の遺言どおり火葬して遺灰を人の多い場所のトイレに流すために、妻の亡骸を取り返したいと思います……。

子どもたちはみな同じ考えかというとそれは違っていて、長男は東部の大学へ進学したいと思っていますし、次男も、世の中からかけ離れた場所で生活させられていることを不満に思っています。そういう親子の物語であり、かつ、夫と妻との物語でもあります。

正直なところ、この父親ってちょっと極端すぎる人です。子どもたちにとっては絶対的な支配者でもあります。妻に対してもそうであったのかもしれません。ですが、話が進むにつれて、父親と子どもたちの関係も変わっていきます。見終わってかなりいい気持ちになれました。

子どもたちが初めて体験する外の世界でとまどう様子も見所かも知れません。笑えます。

※一番のおちびさんがなんと『マン・ダウン』のあの子だったとは、観ているときは気づきませんでした。
posted by dunno at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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