2017年12月18日

台湾萬歳

12月17日、シネマクレール丸の内で『台湾萬歳』を観ました。

公式サイト
http://taiwan-banzai.com


『台湾人生』『台湾アイデンティティ』に続く酒井充子さんのドキュメンタリー作品です。
今回は台湾の南部東岸の成功という町および近辺で海や山で生きる人々を紹介してくれます。

海のパートで最初に出てくるのはもう高齢の男性。漢民族。昔は大きな船でカジキ漁をしていました。今は畑でバナナや野菜を作ったりしています。魚介類のせりを観に行くのも趣味。

住んでいるのは漢民族だけではなく、アミ族などもともと高地にすんでいた人々もあります。彼らは日本軍により平地におろされ、無償で港作り、河の堤防つくりをさせられた過去があります。

アミ族でカジキ漁をしているひともいます。連れ合いも一緒に船に乗っていました。このパートでは、おいしそうなものがいっぱい出てきました。魚はやはり船の上ですぐさばいて作った刺身が最高のようでした。もちろん陸に戻ってもいちばんいいところはすぐ刺身にします。アラは煮物。この人の家には大きな冷蔵庫と、巨大な冷凍庫がありました。お連れ合いのおじさんは、昔日本軍の兵士として闘い、そのあとは国民党軍の兵士として中国で闘い、国民党軍が台湾に逃げてからは、共産党軍の兵士として戦い、ずっとそのまま大陸に在住というすさまじい人生。そのエピソードは印象に残りました。

ブヌン族の若手の人たち(40歳くらい)も出てきました。中学校の教師をしながら、高齢者からの聞き取りを続けています。映画でも高齢の女性にインタビューをしていました。彼は、今でも夜中に山で猟をします。友人と二人で猟にいく姿も映画に出てきます。最初にするのは先祖に祈ること。この晩は、銃で若い鹿を射止めました。すぐに肉の刺身を作ります。もちろん一番に先祖に供えます。刺身にはやはりわさびをつけるんですね。そういうこともしていますが、家ではギターを弾いて歌を作っています。娘さんたちの可愛いこと!

台湾南部のひとたちの生活ぶりがわかるいい映画でした。


シネマジャーナルのサイトに監督インタビューが載っています。ぜひご覧ください。
『台湾萬歳』 酒井充子監督インタビュー
http://www.cinemajournal.net/special/2017/taiwanbanzai/index.html
posted by dunno at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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