2018年02月08日

スリー・ビルボード

もう一週間たってしまいましたが、2月1日(木)・映画の日にTOHOシネマズ渋谷で『スリー・ビルボード』を観ました。出張で上京中でした。用務が終わるのが早ければ、宿泊地に近い有楽町で観れたのですが、残念ながらそちらには時間が合わず、渋谷まで足を運びました。小雨が降っていて、夜には雪に変わるという予報でした。

記憶からすっかり消えてしまう前にメモっておくことにします。

公式サイト
http://www.foxmovies-jp.com/threebillboards/


主人公のミルドレッドの娘は7か月前、何者かにレイプされ丸焼きにされて殺されました。しかし町の警察はなんの手がかりも見つけることができませんでした。その状況に業を煮やしたミルドレッドは犯罪のおかされたさみしい道沿いの使われていない野外広告看板(3つ並んで立っています)に、警察のウィロビー署長に対して犯人がいつ逮捕されるのかを問いかける広告を載せます。大金が必要なのですが、離婚した元夫からのお金をそれに回したのです。それを最初に見つけたのは若い警察官ウェルビー。仰天して署長に電話します。……

これで署長が悪い奴だったら話は単純なのですが、ウィロビーは町の人々に愛されている好人物。ミルドレッドのところにやってきて、誠実に現況を伝えますがミルドレッドは相手にしません。ミルドレッドはその偏屈さもあって、思惑とは逆に町の人々の反感を買ってしまいます。でも、このキャラクターがとてもいいんです。ぼくは惹かれました。いい演技だと思います。そりゃあやりすぎだろ! と思うところも出てきますので、血に弱い人はご注意を。

警官たちはくずな連中が多いのですが、中でも広告を最初に見つけたウェルビーは乱暴者。特に元々黒人にはひどい扱い方をする男ですが、この件に関連しては白人にでも容赦しません(予告編にもそのシーンが出てきますね)。

そんないやな連中が出てくるような話を観たくないと思われるかもしれないんですが、これがなかなかよくできていて(話を作りすぎと言えないこともないんですが)、感動作でした。ネタバレはしたくないので書きにくいのですが……人って変わるものなんですね。主人公にしても、また他の登場人物にしてもです。

ただ、残念なのは、署長が普段からもっと署員(特に若い署員)をうまく教育していればよかったのに……ということです。「7割の黒人に対して乱暴な警官たちをクビにしたら、残りはみな同性愛嫌悪者だ」みたいなジョークをいうシーンがあります。それって笑ってる場合じゃないでしょ? 

ともかく最後は観終わってほっとしました。おススメです。ベスト10に入りそうです。

※酒場の中でかかる音楽がすごくなじみのある曲だったんですが、タイトルがわかりませんでした。それでこの映画のサウンドトラックを調べたらこれでした。「ナー、ナナナナーナー、ナナーナナーナナ、ナナナーナー」っていうところが一番覚えやすいところ(そんな歌詞は覚えるって言わないか・笑)。
The Night They Drove Old Dixie Down
https://youtu.be/2CDli4k8y6k

※サウンドトラック情報
http://tower.jp/article/feature_item/2018/02/02/0110

で、どこでこの歌を覚えたのかというと、よしだよしこさんが『崩れ落ちるものを感じるかい?』というタイトルで歌っておられるんです。英語で聴くと、それが思い出せませんでした。いくつかのバージョンをリンクしておきます。

よしだよしこ (Yoshiko Yoshida) - The Night They Drove Old Dixie Down
https://youtu.be/1jXlRQ7kLMg

'10.4.10 よしだよしこ「崩れ落ちるものを感じるかい?」@沼津P-STAGE
https://youtu.be/4HAXll4TRKI
posted by dunno at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/182360500

この記事へのトラックバック