2018年03月20日

ベロニカとの記憶

3月16日(金)、シネマクレール丸の内で『ベロニカとの記憶』を観ました。

公式サイト
http://longride.jp/veronica/


ストーリーは予告篇がかなりバラしているので、まずはそちらをご覧ください。

妻と離婚して独身生活を送っている主人公のトニーの元に、ある女性の遺品が残されたという、法律事務所からの手紙が届きます。実は、その女性というのは大学生のときの初恋の人だったベロニカの母親で、遺品というのは学生時代の友人エイドリアンの日記だとわかります。ただし、その日記はベロニカが法律事務所に送ってこなかったためトニーはそれを見ることができません。それを読むことはトニーにとって心の痛むことだろうが、それでもトニーが持っておくべきものだ……というベロニカの母の遺言状はとても謎めいています。トニーにとってはそれがどういう意味を持つものなのかはある程度わかっているはずなのですが、映画ではそれは描かれません。過去の映像〜トニーの記憶〜により観客は本当に少しずつ少しずつ、過去になにがあったのかがわかります。それと同時に、現在のトニーがなんとかベロニカに会おう、ベロニカの住んでいるところを突き止めようとする姿も描かれていて、そのあたりはちょっと見ていて厭な気持ちになります。ベロニカは逢いたがっていないのに、かなり強引なことをするのです。まだその時点で描かれていない彼のした仕打ちを(映画を見終わってから)考えるとずうずうしさにあきれてしまいます。そもそもこのトニーは他の人の気持ちには鈍感な男。そんな男だから元の妻とも離婚することになったわけです。予告篇を観ると、最後、元の妻や娘たちといい関係になってハッピーエンド……というような雰囲気ですが、本当に彼が生まれ変わったのかどうかはなはだ疑問です。なんかこの男には人への愛情が感じられませんでした。実はこの映画には昔の友人ではないもうひとりのエイドリアンが出てくるのですが、彼に対するトニーの言動を見ているととてもいやな気持ちになりました。シャーロット・ランプリングが出るというので期待していましたが、主役ではなかったので残念です。

すみません、そんな感じでオススメできない作品でした。半分ぐらいまではよかったんだけどな……。一番ときめいたのは、トニーがベロニカの家に泊まりに行ったとこのこと。お母さんがとてもチャーミングで、ぼくもトニーと一緒にうっとりしてしまいました。
posted by dunno at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/182748601

この記事へのトラックバック