2018年06月12日

舞踏を語る、舞踏から語る

この間の禁酒會舘マンスリーライブの受付で「舞踏を語る、舞踏から語る」というイベントのチラシを貰いました。場所は禁酒會舘2階ホール、日時は6月8日夜7時。メインは「古関すまこ×鐸木道剛」のトーク。それだけじゃなくてゲストには人形作家の宮ア郁子さん。舞踏家の古関すまこさんの「フランス舞踏日記 1977--2017」という本の出版記念だそうです。鐸木さんはイコンの研究家なので舞踏とどういう関係なんだろうと不思議に思いました、ですが、宮崎さんつながりなのかな、と思いました。

以前、アンクル岩根さんのギャラリーでイコン作家の白石孝子さんと備前焼の伊勢崎晃一朗さんの二人展「祈り」のときに、白石さんと鐸木さんのトークがあって、白石さんにイコンを習ったことのある宮ア郁子さんもきておられたから、そっちのつながりかな……と思ったんです。

ぼく自身が初めて観た舞踏は1973年日本青年館で上演された「陽物神譚」でした。この年状況劇場にはまって、伝説の怪優・麿赤兒を観たかったのです。ダイナミックでどぎもを抜かれる場面もありました。天井にしかけてあった大きな四角い2枚の長方形が突然下に開いた時には驚きました。ただ休憩を2回挟んで3時間というのはさすがに長かったです。何度か寝ました。74年には多摩川の河川敷で上演予定だった「皇大睾丸」のチケットを買っていましたが、台風でキャンセルになってしまいました。実は前日、家にじっとしておれなくてその場所まで行っていたんですが、この日のチケットを持っているわけではなかったので遠慮して遠くから眺めていました。当日券でも買って観ておけばよかったのに。それから1973年か、74年か覚えていませんが、アスベスト館での女性たちの舞踏を観に行きました。名前も毒々しいのでどんなところかと思って入ったら、こぎれいな稽古場で、壁にはバレエ教室にあるようなバーがついていて「なんだ、舞踏でも、こういう稽古場で普通に練習するんだ☆」と思ったのを覚えています。もっともっと怪しいところを想像していました。だって、青年誌かなんかに、大駱駝館にはいったら男でも女でも自分の局部を見せなければいけない……なんて書いてあったんですから。今思えば別にどうってことはないような気がするんですが、まだ19歳・20歳ぐらいだったころですから、無茶苦茶すごい人たちだと思いました。まあ、今はただ年をとって羞恥心がなくなっているからでしょうか(笑)。そのあとというと、禁酒會舘中庭でみた田中泯さんの舞踏ぐらいです。やはりぼくには芝居の方がしっくりきたんだと思います。

古関さんは3月に、宮崎さんの人形(エゴン・シーレ)を使って舞踏の公演をされたんだそうです。で、その公演を鐸木さんがご覧になって感動されて書かれた感想を、古関さんが読んで感激し、今回のトークに繋がったのだそうです。ぼくはその公演のことは宮崎さんのfacebookでの記事で見かけたのですが、花吹雪に忙しくて観に行けませんでした。

開場にはプロジェクターも用意されていて、古関さんの踊りの古い映像、もう少し新しい映像、3月の公演の映像などが映し出されました。面白いですね〜。すごくいい☆ 次の公演にはぜひ出かけたいです。
素顔のご本人も面白くてチャーミングな方。人を引きつける力があります。

ぼくは大体体を動かすことがとっても苦手。ですので踊れる人って、本当に素晴らしいなと思います。花吹雪にはまるまで踊りにそんなにはまるとは思っていませんでしたが、踊りっていいもんだと今は思います。いつか広島のデパートでフラダンス教室の発表会を観た時には観ていて自然に涙が出てきて自分でもびっくりしました。それはゆっくりした動きで愛情を伝える踊りだったんです。それは別にぼくに向けられたものじゃなくて、客性にいたお連れ合いやお子さんへ向けられたんだと思うんですけどね。ほんとによかった☆

舞踏では、心を無にする(無我夢中になるくらい集中するということだそうです)ことが大切だとか、きっとそうなんだろうな……と思われるようなことが色々語られました。また宮崎さんがゲストということで、人形と舞踏の関係についても語られました。

※古関さんのことを紹介している新聞記事です:
koseki_sanyo201806.jpg
posted by dunno at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇
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