2018年07月26日

大橋場〜烏山神社〜世田谷文學館(4)

(続きです)

すぐそばに団地があってその隙間みたいな小道(烏山川のあと?)を通って世田谷文學館に行きました。

公式サイト
https://www.setabun.or.jp/

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建物はとてもきれい☆

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上の方の写真にもあるようなイベントもあるようでしたが、常設展だけ観ることにしました。北杜夫特集をやっていました。父親の資料の方が多かったかな(笑)。

10時過ぎに入館しましたが、10:30から「ムットーニのからくり劇場」のAプログラムが上演されるというのです。知らない人は、それって何? 美味しいの? 状態だと思います。

まずはムットーニさん(武藤さんという日本人です)のサイトにリンクしておきます。
http://www.muttoni.net/index.html

からくりを作られる方なんです。電気仕掛けでとても綺麗です。

YouTubeにもいっぱい動画があるようです。

世田谷文藝館では一時間ごとにAプログラム、Bプログラムを交互に上演していました。残念ながらBプログラムまで見ている時間はありませんでした。(上演されていないときもモニターに映像が流れているので、それを観るだけでも面白いです。でもやはり実物がいいかな。)

Aプログラムでは「スピリット・オブ・ソング」「眠り」「漂流者」「アローン・ランデブー」の4作品が上演されましたが、この中の「眠り」と「アローン・ランデブー」が特によかったです。

「眠り」では、女性が鏡にむかっているんですが、後半、鏡の中の女性が動きを変えるんです! 映像の方であらかじめ観ていたのでしっかりそのあたりは注意して観ました。つまりまあ、鏡と思ったのはガラスなんです。硝子の向こう側が暗い時は、反射して鏡状態なのですが、ガラスの向こう側にライトがあたるとそれの方が見えてきちゃうんです。そうはわかって、なんだか幻想的な不思議な光景が繰り広げられます。必見です☆

最後の「アローン・ランデブー」は事故で宇宙空間に放り出された宇宙飛行士のひとりの話。お互いどんどん遠ざかっていきひとりぼっちになり、最後は地球の引力に引かれて落ちて行き、流れ星になってしまうという悲しい物語(音楽はマスカーニの『カヴァレリア・ルスティカーナ』)。

ああ、そういえば「漂流者」も船から身を投げたおとこがゆっくりゆっくり落ちていくんですが、あんまりにもゆっくりと落ちていくので、乗っていた船はとっくに遠くに行ってしまい、ひとりぼっちで永遠に落ちていく……と言う話。これもよかったかも。

今回は上演が無かったのですが、文藝館のコレクションの中には、萩原朔太郎の「猫町」もあったんですね。これは観たかった! 時々展示替えがあるそうです。お近くの方はぜひお出かけください。

見終わって、売店で買い物をしました。買い物リストは以下の通りです:
(1) ムットーニさんデザインのクリアファイル式チケット入れ。漂っている宇宙飛行士の絵も描かれています。「スピリット・オブ・ソング」の天使も描かれています。
(2) 澁澤龍彦の写真の絵はがき2枚
(3) 萩原朔太郎展の図録
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※これは自分用に一冊、そして朔太郎君というとてもとても可愛い男の子へのプレゼントとしてもう1冊。まだ彼には読めませんが(^^;。この日も上りの新幹線の中で朔太郎の『猫町』を読んだところだったんです。これが一番好きな作品。

思いがけない、面白い場所でした。
posted by dunno at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行
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