2018年07月26日

ファントム・スレッド

この日は、午後、やはりシネマクレール丸の内で『ファントム・スレッド』を観ました。

公式サイト
http://www.phantomthread.jp


予告篇を観たときは、女性の服のデザイナーの男に若い女性がひどい目に遭う話かと思ったのですが、そしてある意味、それはそんなに間違ってはいなかったのですが、最後は思いもよらぬ展開でした。

マザコンで、姉と一緒にファッションの仕事をしている天才デザイナーのレイノルズは、ある日、レストランのウェイトレス、アルマと出会います。彼女の体が完璧であることにすぐ気づいたレイノルズはすぐ彼女を食事に誘い、ファッション・モデルにします。一緒に住むようになりますが、レイノルズは仕事中心な男で、朝食の時にも話などしようとはせず、デザインのことで頭がいっぱい、アルマが話をすると、それが邪魔で機嫌を悪くするといった具合で、非常に自己中心的。それにとんでもないかんしゃく持ち。アルマの食事の仕方に我慢ができなかったりするんです。それで、アルマは想像していたようなしあわせな生活を送ることができません。このあたり、アルマは本当に可哀想でした。

ところがですね、レイノルズを心底自分のものにしたいアルマはとんでもないことをするんです!!! もう終わったからばらしちゃっていいでしょうか……。あのですね、毒キノコを見つけてきて、それを彼に食べさせるんです。そして具合の悪くなった彼を献身的に看護します。彼はそんな彼女に依存し始めます。そして、アルマはそれをまた繰り返そうとするんですが……なんと彼はそれをわかっていて、受け入れるんです。なんという変態的な話でしょう。そっちに進むとは思ってもいませんでした。

代理ミュンヒハウゼン症候群ってありますよね、あれは、周囲の同情を買うために、自分のこどもに毒をもって病気にしてそれを介護するという異常な行動のことですが、なんとまあ、これは周囲では無くて、その犠牲者の愛を得るための行動なんですね。

まあ、もう二人で好きなようにやってください……というしかないかも(笑)。でものくには、愛している人を苦しませて、その愛を得るなんていうのはちょっとムリ。

これも、不思議な映画でした。嵐のせいでしょうか。

この翌週も2本、シネマクレールで映画を観ました。今月中にメモを書いてしまわなければ!
posted by dunno at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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