2018年10月13日

判決、ふたつの希望

10月8日(月)は体育の日でしたが、学校は休みでは無かったので出勤でした。3コマやった後、早めに帰宅してシネマクレールで映画を2本観ました。最初に観たのは『判決、ふたつの希望』でした。

公式サイト
http://longride.jp/insult/


レバノンとフランスの合作映画。舞台はレバノンの首都ベイルートです。宗教が複雑で、レバノン人でキリスト教徒のトニーとパレスチナ難民キャンプからベイルートへ工事監督の仕事のために通勤しているヤーセルの物語です。

ささいなことでヤーセルと口論になり、パレスチナ難民のことをひどい言葉でののしったトニーは手のつけられない偏見の塊の男のように見えますが、過去の記憶が蘇る映像が過去のなにかを観る人に示唆します。ヤーセルはかっとなってトニーを殴ってしまい、留置所にいれられ裁判を受けることになります。最初から自分は有罪だと認めるヤーセルと対照的にトニーは裁判中に激昂してしまい、えっ? と思うほど簡単に無罪の判決が出てしまいます。周りのひとびとはトニーをけしかけ、有名な弁護士も無料での弁護を申し出て控訴することになります。一方のヤーセルのところにも別の弁護士がやってきてヘイトクライムを許してはいけないと主張し、結局二人は控訴審で再び対決することになってしまいます。二人は実のところそんなに裁判で対決したいとは思っていなかったのですが流されてしまいます……。裁判が始まるとそれぞれを応援する人たちがヒートアップして、街中で暴力沙汰まで起きてしまい、国全体が混乱していきます……。

ああ、なんと愚かなことだろう、裁判なんて……と思って観ていたのですが……実はこの裁判が思わぬ方向に進んでいくんです。未見の人もあるでしょうからそこのところは書きませんが、結果としては、裁判があったよかったんです。二人はそれまで目を背けていた自分の中になる偏見を見つめ直さざるを得なくなります。

そして、二人は二人だけで和解をします。ですから最終的な判決が出る時には、実はもう二人はどういう判決がでようが構わないという気持ちになっています。最後に二人の目があうところは予告篇にも出ています。

見応えのある映画でした。
posted by dunno at 16:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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