2018年10月27日

運命は踊る

10月20日(土)にシネマクレール丸の内で『運命は踊る』を観てきました。

公式サイト
http://www.bitters.co.jp/foxtrot/


何度も予告篇を観て、その暗い雰囲気にかなりためらってしまったのですが、結局、観に行きました。

舞台はイスラエル。
第一部は兵役についている息子・ヨナタンが死んだという連絡を受けた夫婦とまわりとのやりとりが描かれます。
あとになって死んだのは別人だとわかったのに、かえって激昂する夫がなんだか異常な感じ。息子を今すぐここに戻らせろと、軍からの使いに言い張ります。それを聞いてもらえそうもないとわかるとツテを探して軍隊の偉い人に連絡をとってもらおうとします……。一番観ていてぎくっとしたのは飼っている犬を虐待すること。ちょっとひどい。心が病んでいるんです。

第二部は国境の検問所で警備をしている兵隊たちの姿が描かれます。その中の一人がヨナタンです。予告篇のように、駱駝がのんびりあるいているような、そんな道ですが、時々色んな車がやってきます。検問所と居住用のトレ−ラー(?)の間には沼地が出来ています。砂漠なのかなとも思える風景ですが、けっこう雨は降り、地面はぬかるみ、トレーラーは片側がどんどん沈んでいるというシュールな設定。一番観ていて面白いパートです。単調な毎日なのですが、あるとき事件が起きてしまいます。一般人たちをテロリストと誤認して全員射殺してしまうのです。軍はその事件を闇に葬ってしまいますが、兵隊たちの心は沈んだまま……。そんなときに、ヨナタンに検問所を離れて戻ってこいとの命令が届きます。ヨナタンは軍の車で送られて行きます。

第三部はそれからしばらく日時がたったときの夫婦の話が描かれます。ヨナタンの身に何かが起こったことが暗示されます(そのことは映画の一番最後で出てきます)。夫は家を出て、別居中のようです。家族は壊れてしまっています。…… 紹介はこれぐらいにしておきます。

夫の異常な行動の原因は彼の過去にあったことがわかります。自分の心の傷を見つめた時、そしてそれを家族に打ち明けることが出来た時、やっと二人の関係は修復されていきます。

頭上からの撮影も多く、観ていてちょっとしんどい映画でした。夫の強引な行動のせいで家庭に取り返しのつかない悲劇がおきてしまいます。体調の悪い時はオススメできない映画でした。

※原題に使われているダンス foxtrot について同じ解説が別の状況で2度出てきます。ダンスシーンは印象的でした。
posted by dunno at 16:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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