2019年02月26日

東京散歩2019.2.16 (4)若松河田〜抜弁天〜大久保の窪み〜箱根山

続きです。

あけぼのばし通り商店街からずっと北上して、東京女子医科大学病院のそばを通って、都営地下鉄の若松河田駅まで来ました。ここでトイレを拝借。散歩していて困るのはトイレ。大きい公園には必ず公衆トイレがありますし、駅にもトイレはあります。若松河田駅のトイレは改札内ですが、トイレは使って構わないとおっしゃってくださって、無料で入らせてもらえました。あとはコンビニですかね。

さて、すっきりして地下鉄の走っている道(名前はない?)を西の抜弁天交差点に向かいます。この時は知らなかったのですが、妻の指導教授だった静間先生のお宅(今は奥様が住んでおられます)がなんとこのあたりを北に上がったすぐの所だったのでした。あとで妻から聞きました。ぼくはこの界隈は初めてでしたが、妻は何度も来ていたのです。統計局があるとか、よく知っていました。

抜弁天交差点から西はぐっと道が下り坂。
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正面右手にいい感じの水色のビルがあります。

もっと近づいてみました。
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なかなかのY字が嬉しいです。
右手の久左衛門坂を下ることにします。まがりながらくだっていくいい感じの坂ですが、けっこう人通りが多いので写真は撮るのを控えました。

下まで下って路地をうろうろ。けっこう細い路地が曲がりくねっています。見上げるとこんな階段もありました。
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道が狭いせいでしょうか、ぼくを追い越していったプリウスは車体の左ドアががりがりにこすった跡がありました。うろうろしながら北上を続けると大久保通の「下」に出ました。大久保の窪みはこの大久保通でいったん途切れて、この向こう側がまた窪みになっているんです。道は大久保通の壁にそって登って行きます。この坂にも名前がついていると思いますが、本を東京に置いてきたので、調べられません。
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大久保通りに上がり、横断歩道を渡ると、右手にアパート群がありました。
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その案内板を観てびっくり。「戸山ハイツ」と書いてあるではありませんか。「戸山ハイツ」といえば、状況劇場が紅テントを使うようになる前に、『腰巻お仙』を上演したところではないですか!☆! 唐の芝居を観るその日に、あまり考えもしないでゆかりのある所に来てしまいました。ただ下調べしていなかったので、どのあたりで上演されたのかわかりません。ともかく、団地を抜けて、箱根山を目指しました。

写真を撮っている場所は大久保通りと同じ高さですが、下の方にもアパート群が並んでいます。
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このあたりは公園(戸山公園)になっています。芝居はできそうです。

不思議な建物もありました。前方左奥が箱根山でしょう。
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23区内(山手線内?)最高峰に迫ります。遭難しないように気を付けて進みました。
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こんな険しい山道を登って登頂に成功! 小さなお子様たちも平気で登っていましたが(笑)。
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さすが最高峰、窪地をはるか下に観ることができます。木の枝が少し邪魔ですが。
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ここが頂上。標高44.6mだそうです。
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このあとは、一度窪地までおりたあと、早稲田の理工前から地下鉄で池袋に向かいました。

翌日、岡山に戻ってから『唐組〜状況劇場全記録』という写真集で戸山ハイツでの公演について調べました。
『腰巻お仙の百個の恥丘』が1966年4月に「新大久保戸山ハイツ・浴場前プールのある空き地」で上演されています。地図の写真もありましたが、箱根山の西側のふもとあたりのようです。プールの跡のようなものは気づきませんでした。もうなくなったのでしょう。
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夜9時からの上演だというのに照明が準備されていなくて暗闇の中での上演となり、取材に来ていたテレビ局が撮影するときだけライトが当たるという無茶苦茶な状況だったそうです。

『唐組』には嵐山光三郎さんが『腰巻お仙』シリーズについて書いておられます。『百個の恥丘』に関して書いておられる中から一部引用してみます。
戸山ハイツの広場は広くて、観客はライトがつくたびに走りまわったが、一幕の終わり近く、少女より変身したお仙が、百メートルくらい離れた山の上に登場し、「笛吹童子」を吹きながら下りてくるシーンは、じつに感動的であった。

この山の上っていうのは箱根山のことでしょうか。そうだとすると、百メートル離れていた広場というのは、かなり下の方なのかもしれません。
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別のページには女優が、山ではなくて、塔の上に立っているシーンの写真も載っていました。
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う〜む、唐十郎は本当に天才でしたね……。

これで東京散歩はおしまいです。翌日も、池袋から弥生、そしてさらに上野へと歩きましたが、その散策については省略します。土曜日の『風の又三郎』と日曜日の『バロン吉元―元年』については簡単に書くつもりです。

さいごに、箱根山のそばに住んでいる方が戸山ケ原について詳しく書いておられるので、そのページをリンクしておきます。

戸山ヶ原・戸山荘伝説
http://www.muse.dti.ne.jp/~squat/toyamagahara.htm
posted by dunno at 13:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行
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