2019年06月12日

荒野にて

5月26日(日)、シネマクレール丸の内で『荒野にて』を観ました。この映画はすごく良かったです。

公式サイト
https://gaga.ne.jp/kouya/


【ストーリー】(公式サイトより)
チャーリーは15歳にして孤独だった。仕事を変えては転々と暮らす父親と二人でポートランドに引っ越してきたのだが、父は息子を愛しながらも自分の楽しみを優先していた。母親はチャーリーが赤ん坊の頃に出て行ったので、もちろん覚えていない。以前はマージ―伯母さんが何かと面倒を見てくれたが、チャーリーが12歳の時に父と伯母さんが大ゲンカをしてしまい、以来すっかり疎遠になった。チャーリーは寂しくなると、伯母さんと一緒に写った写真をながめるのだった。
ある日、家の近くの競馬場で、デルという厩舎のオーナーから競走馬リーン・オン・ピートの世話を頼まれたチャーリーは、食べ物も十分に買えない家計を助けるため引き受ける。素直で呑み込みが早く、馬を可愛がるチャーリーはすぐデルに気に入られた。……


しかしこの後、父親は人妻と関係をもったため、その夫に殺されてしまいます。おまけに可愛がっていたピートも走れなくなり、処分されることになります。そこで、チャーリーはピートを連れて遠くに住む伯母さんの家を目指します……。

ちょっと考えても一頭の馬を飼うだけでも食料や水がたくさん必要なのは当然ですし、遠くまで旅をするのは無理に決まっています。孤独なチャーリーを観ていて、本当に胸が痛くなります。

もちろんデルもいい人だったし、彼のなじみの女性騎手(なんとクロエ・セヴィニー!)もチャーリーにやさしくしてくれました。だけど、競馬で生きているので、チャーリーには「馬はペットじゃない!」ということを繰り返し伝えるんです。すごく印象に残る言葉です。だけど、チャーリーにはそうではなかったんです。友だちのような存在なのでした。

旅の途中にも色んな人との出会いが描かれます。悪い奴もいるけれど、みな貧しい人たち。印象に残るのは戦争帰りの男たち、そして、いじめられながらも田舎町で生きている太った少女、メキシコ人の女性、食堂の女性従業員、……。

マロの「家なき子」みたいな話だと思えばわかりやすいです。きっとツチャーリーのことが大好きになります。結末は書きません。でも未見でしたらぜひご覧ください。
posted by dunno at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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