2019年06月14日

ある少年の告白

5月18日(土)、シネマクレール丸の内で『ある少年の告白』を観ました。

公式サイト
http://www.boy-erased.jp


もうほとんどひと月近くなるので、すっかり忘れてしまっています。どんな終わり方だったかな……。
実話をもとにしていて、一番最後に字幕が出て、「誰それは現在夫と暮らしている」みたいなことが書かれていてちょっとびっくりしたんですけれど、ああ、そういうもんなんだろうな……と納得しました。……ってなんのことかわからないでしょうけれど、まあそこは勘弁してください。最後にばらすかも……。気をつけてお読みください。

2月にDVDで観た『ミスエデュケーション』の少年版です。
http://flim-flam.sblo.jp/article/185553551.html
ゲイであることの矯正のための施設と若い人たちの話。

『ミス〜』では少女が施設に入れられてしまうのですが、この映画では、母親とホテルに部屋を取り、毎朝ホテルから施設に通う……という設定。ただし、それで効果が無ければ、施設内に住むことになります。結論を書いてしまいますが、この少年はこの施設から逃げ出すことに成功します。そしてゲイとして生きて、作家になり、自分のことを書いた本がこの映画の原作になりました。

予告でもわかるように、思ってもいないことを無理に言わせようとしたり、まるで軍隊のようなおそろしい「矯正」を行う施設です。ともかく「ふり」をしてこの矯正教育をしのげる人もあるのですが、不器用な人は、本当につらい思いをしています。主人公は、苦しい思いをしている人を放っておけないタイプで、そのため指導者たちと対立することになります。

このような施設の犠牲者になった人は数多いのでしょう。ため息がでます。

話を最初に戻しますが、主人公の父親は牧師で非常に頭の固い人です(と同時に車のディーラーもやっています、お金持ち)。愛情は持っているんですけれど、キリスト教的に正しい道に進ませたいという気持ちがあまりにも強い人。息子のことで他の牧師にも相談しますがみんな同類。唯一、女医さんだけはなにかいいことを主人公に伝えていましたね。何を言ってたのかな、忘れてしまいました。とほほ。「あなたには何の問題もないんだ」というようなことだったかも。まあ、それでも、親の勧めに従って施設での矯正を受け入れたいと思ってしまったんですけれど……。ただ、頭の中に医師の言葉はきっと残っていたはず。


※ ここから先はネタバレですのでご注意を。続きはずっと↓です。
















主人公が脱出しようとしたときに、彼を救ってくれたのは、指導者たちにひどい虐待を受けていた少年だったんです。主人公が彼にやさしくしたことに対するお礼だと思います。その子も一緒に外に出ればいいのにと思ったのですが……彼は残ってしまいます。そして、……。書けないけど、想像つきますよね(;;)。

最後の字幕ですが、この施設の指導者だった男が、今は「夫」と一緒に暮らしているという内容。IMDbのストーリーによると、映画の中で、非常に暴力的な雰囲気の男が、ここの施設のカウンセラーはみな元はゲイだったというようなことを言ったそうですが、聞き逃したようです。無理に矯正されると他の人にもそんなひどいことをできるようになってしまうのですね。恐ろしい。

posted by dunno at 15:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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