2019年11月26日

ひとよ(一夜)

11月16日(土)、イオンシネマ岡山で『ひとよ』を観ました。

公式サイト
https://hitoyo-movie.jp

「あなたたちが生まれた夜、わたしがどんなに嬉しかったか。」

どしゃぶりの雨降る夜に、タクシー会社を営む稲村家の母・こはる(田中裕子)は、愛した夫を殺めた。
それが、最愛の子どもたち三兄妹の幸せと信じて。
そして、こはるは、15年後の再会を子どもたちに誓い、家を去った−

時は流れ、現在。
次男・雄二(佐藤健)、長男・大樹(鈴木亮平)、長女・園子(松岡茉優)の三兄妹は、事件の日から抱えたこころの傷を隠したまま、大人になった。

抗うことのできなかった別れ道から、時間が止まってしまった家族。
そんな一家に、母・こはるは帰ってくる。

「これは母さんが、親父を殺してまでつくってくれた自由なんだよ。」

15年前、母の切なる決断とのこされた子どもたち。
皆が願った将来とはちがってしまった今、再会を果たした彼らがたどりつく先は−


メインの役者以外も、すごい役者さんがいっぱい。結果的に、佐藤健さんや松岡茉優さんが印象に残りました。ともかく、3人のこどもたちのことを見守るおじさんのような気持で観ました。

ただ、納得できなかったのは母親のこと。母親が自分の夫を殺すのは、自分の命の危険を感じたときではなくて、かなり冷静に夫をひき殺したんです。これって普通じゃないです。夫がいくらDV男であるにしても、殺す前にできることはいくらでもあったはず。

それに、過去の映像(次男の万引き事件)のときでも、この母親はずいぶん図太く対応できています。DVの被害者とはとても思えません。むしろ、夫を支配するタイプの女性(田中裕子さんのイメージが入っているかも……)。

ともかく設定に無理がある感じ。

そして、ネタバレになるかもしれないけれど、ある事件が起きて子どもたちがひとつになって母親を救い、それで色々なわだかまりが消えてまたひとつの家族になる……って、なんだかあまりに安易すぎるんじゃないでしょうか。

また、それ以前に、あんな車が道を走っていたら、警官にとめられるでしょう。大洗にはパトカーとかないのでしょうか。

この映画は「映画を語る会in岡山」の課題作だったのですが、参加者のおひとりが、「この映画は色々突っ込みながら、コメディだと思って観れば楽しめる」とおっしゃったのが腑に落ちました。
posted by dunno at 14:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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