2010年11月27日

朗読 川端康成の世界

西川アイプラザ5階ホールで開催された「朗読塾創立15周年記念・第14回公演『朗読 川端康成の世界』」を観て(聴いて)きました。

朗読塾公式サイト:http://ameblo.jp/roudokujuku/

「朗読」と言っても、もちろんひとりで普通に朗読するものもありますが、ほとんどはラジオドラマのように、地の文を読むナレーター(これは長い作品の場合、適当に変わっていきます)や登場人物ごとの担当があるんです。視覚的にも色々な工夫が凝らされます。上記公式サイトをぜひご覧になってください。

国文祭の最初の日(10/30)に三木記念ホールで開催された『坪田譲治をよむ』という企画で「七月の夢」というちょっと気持ちの悪い作品(こんな作品も書いているとは知りませんでした!)を観て、朗読離れしたおもしろさに感動して、そのときにいただいた今回の公演のチラシを読んで、観に行ったという次第です。

第一部では「掌の小説」の中から5篇が朗読され、第二部では「伊豆の踊子」が朗読されました。恥ずかしながら、「掌の小説」は文庫で買ったものの最初の数篇で挫折、有名な「伊豆の踊子」も読んでいないし、映画も観ていませんでした。でも、落ち着いた環境でうまい朗読を聴くと引き込まれてしまい、とても楽しめました。

そういえば、昔はよくNHKのラジオ放送で、朗読やラジオドラマを聴いたものでした。朗読のほうは昔6時すぎに毎日少しずつ放送されていましたが、今はどうなったのでしょう。森鴎外の「玉を懐いて罪あり」が朗読されていたとき、タイトルを知らずに途中から聴いて、なんだか知っているような筋なのに古めかしいことばに記憶がなくて、一体どこでこの話を知ったのだろう……としばらく悩んで、やっと「あ、ホフマンの小説だ!」と気づきました。後日、鴎外の訳で読み直したくて鴎外全集の翻訳物の巻を買いましたが、まだ未読です(笑)。ドラマの方では、多分高校生のイギリスの秀作ラジオドラマの翻訳特集で聴いた二本の作品がおぼろに記憶に残っています。ひとつは、ある男が大きなホテルに泊まるが、夜中にその建物がどんどん崩壊していき、逃げ回る……というもので、もうひとつはある男がなぜか町(村)の人から追いかけられ、高い柱の上に逃げてしまう……というものでした。結末を憶えていないのが残念。

朗読塾の公演、来年も期待しています。
posted by dunno at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇
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