2012年08月19日

きっと ここが帰る場所

まぁ、まずは予告篇を見て下さい。



綺麗な映像ですよね〜。予告篇ではそれほどわからないのですが、出てくる人(特に女性)が皆魅力的。若い女の子(メアリー)がいますが、彼女も、そして彼女に恋い焦がれる若者もいい感じ。主人公シャイアン(演じるのはショーン・ペン)の旅の途中に出会うレイチェルもなかなか。シャイアンの奥さんもすごい。ものすごく落ち着いていて、ほれぼれ。

シャイアンは昔人気のあったスター。ある理由で歌わなくなって豪邸に引きこもっています(理由はあとでわかります)。15の時以来、歌わなくなった今でも、メイクは欠かしません(エレベーターの中での女性たちの口紅論争に突然飛び込むシーンなんかとってもおかしい)。父とのトラブルから家を出て30年間家に戻らなかったシャイアン・いつまでも子どもであり続けたシャイアンがある意味「大人になる」話です。シャイアンはタバコを吸いません。ある登場人物が彼に言います「タバコをすわないのは子どもだからだ」。針をさして痛いのが嫌いなので、ヘロインの注射などもしません。父親から逃げ出したけれど、対決はしなかった……。そんな彼がある使命を持った旅に出ます(予告篇でばらしてますけど)。

さて、なによりこの映画を素晴らしいものにしているのが音楽です。心地よい音楽に満ちた映画です。音楽を担当し、本人の役で出演もしているのがデイヴィッド・バーン。昔トーキング・ヘッズをやっていました。学生の頃、よくトーキング・ヘッズを聴いていました。とはいっても持っていたアルバム(カセットテープですが)は初期の3つぐらいで、この映画のタイトルになった "This Must Be The Place" の入った "Speaking In Tongues" の頃はもう聴かなくなっていました(というか子育てで必死)。そうそうアパートにトーキング・ヘッズのステージ写真を音楽雑誌から切り抜いたものを壁に貼っていたりしました。

この映画の中にライブ風景が使われています。後ろの、椅子に座る女性に注目して観て下さい。犬はぬいぐるみでしょうか。



ショーン・ペン自身がこの曲をギターで弾くシーンも出てきます。彼のギターに合わせて、ぽっちゃりした男の子が "This Must Be The Place" を歌います。予告ではこれがデイヴィッド・バーンの歌と重なりますが、映画では別々のシーンです。この予告篇うまい(^^)。でもぜひ劇場でご覧下さい。

説明が少ないので人物関係がわかりにくいですが、その時々の印象で人物を把握していけばたぶん大丈夫。

コミカルなシーンも多いし、気持ちの良いシーンも多いです。オススメです。

※ 家族愛がやや過剰に描かれていますが、それを補うだけ他人愛もでてくるのでセーフではないでしょうか。そもそもあまりに愛に満ちた話が苦手な方はやめておいた方がいいかもしれません。

※ 8/20に若干手を加えました。
posted by dunno at 23:11| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/57676838

この記事へのトラックバック

ロックスターの旅
Excerpt: 17日のことですが、映画「きっと ここが帰る場所」を鑑賞しました。 引きこもりの元ロックスター シャイアン 父親の死を知り、父の行っていた元ナチス親衛隊の男を探す旅に出る 一風変わったロードムービ..
Weblog: 笑う社会人の生活
Tracked: 2012-08-24 20:35