2019年02月15日

セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!

2月10日(日)、シネマクレール丸の内で『セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!』を観ました。

公式サイト
http://sergiosergei.com/


ソ連の宇宙飛行士として宇宙ステーションに一人で滞在中だったセルゲイが突然のソ連崩壊で地球に戻れなくなってしまうという、思わずわらってしまうけれど、笑い事じゃない悲劇です。しかもこれが事実だとは! そんな話、知りませんでした。ソ連崩壊っていつでしたっけ、……ああ、1991年12月ですか。地球に帰還できないため、宇宙での滞在記録が更新され、ニュースにもなり、喜ばれているんですけれど、真実は極秘。セルゲイ自身も、家で待っている家族に心配をかけたくないので、事情が公開されることは望んでいません。

そんなセルゲイと、キューバの無線愛好家セルジオとが無線で出会い、友達になります。セルジオは、なんとかしてセルゲイを救おうとして……。

という話。面白くないわけがないです。緊張するシーンもありますが、ユーモアのある場面も多くて、救われます。キューバの事情がよくわからないのですが、国全体がかなり苦しい状態で、計画停電がなんどもあったりしますし、アメリカともロシアとも関係が悪いという状況で、セルジオ自身も役所に目をつけられて、監視されており、無線も盗聴されます。その監視役の男がなかなか悪い奴のくせに、ドジでおかしいんです。彼の素晴らしいシーンがあります。美しいです。

シネマクレールでは、今日の10:20からの回が最後……ってあと30分!見逃された方はぜひDVDでご覧ください。おススメです。
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2019年02月14日

ミスエデュケーション(DVD)

実は観た映画で、まだメモを書いてないのが7本も溜まってしまってます。かなり無精になってきているんです。古いのはかなり忘れてしまっているので、一番最近のから書くことにします。とはいうものの、どれが一番最近なのかさえおぼろ……。あ、でもそう言えばDVDを見てるときに何度もメールが届いて一時停止したんだった……どれ携帯(あと数年で使えなくなるとか……)を見てみようと、チェックしてみたら『ミスエデュケーション』を2月11日(月)に見たばかり(忘れるなよ>自分)。これが一番最近見た映画でした。これ、劇場公開されてないんです。なのでDVDで観るしかありません。なお、原題は"The Miseducation of Cameron Post" です。

公式サイト(米国)
https://campostfilm.com/


1993年のアメリカが舞台。あらすじはDVDケースから貰いましょう。
両親を亡くし、保守的な叔母と暮らすキャメロン・ポストは、同性の恋人を持つ高校生。プロムの夜、彼女は車の後部座席で恋人とセックスに及ぶが、運悪く同級生に目撃されてしまう。それを知った叔母は、キャメロンを矯正治療施設「神の約束」に入所させるのだった。治療に消極的なキャメロンだったが、次第に同じ施設に暮らすはみ出し者のジェーンやアダムと絆を深めていき…。


『17歳のカルテ』を思い出すような設定です。
https://youtu.be/5BHHUBZf7y4

この施設を支配している女性がとっても気持ち悪いんです。クリスチャンですが、なんかカルトっぽい。
「矯正」というのは人の心を破壊してしまうもの。キャメロンのせりふにも、「自分を憎むようにしむけるのは虐待じゃないか!」というようなのがありました。ひどい話です。本来、病気でも何でもない人間が矯正されて、本当に壊されていくんです。それは1993年だったから? いいえ、アメリカでは今でもこういう施設があって、多くの若い人が送り込まれているんだそうです。

とは言え、けっこうしっかりしている入所者が二人もいるので、観ていて無茶苦茶しんどいというほどのことはありません。キャメロンは、叔母さんの家が恋しかったり、恋人の真意を知って、崩れ落ちそうになることもありますが、友だちのおかげで精神の健全さを保つことができます。安心して観てください。

いい映画でした。多分,近いうちにもう一度観るでしょう。
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2019年01月29日

2018年映画マイ・ベスト10

遅くなりましたが、昨年見た映画からベスト10を選んでみました。岡山は映画が来るのが遅い場合があります。あくまでも2018年に観た映画です。

外国映画
1 立ち去った女
http://flim-flam.sblo.jp/article/182540711.html
2 サーミの血
http://flim-flam.sblo.jp/article/182391932.html
3 デトロイト
http://flim-flam.sblo.jp/article/182392363.html
4 タクシー運転手 約束は海を越えて
http://flim-flam.sblo.jp/article/183515199.html
5 ウインド・リバー
http://flim-flam.sblo.jp/article/184346052.html
6 ビューティフル・デイ
http://flim-flam.sblo.jp/article/184560409.html
7 スリー・ビルボード
http://flim-flam.sblo.jp/article/182360500.html
8 ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男
http://flim-flam.sblo.jp/article/184675111.html
9 29歳問題
http://flim-flam.sblo.jp/article/184585902.html
10 バトル・オブ・ザ・セクシーズ
http://flim-flam.sblo.jp/article/184883251.html

日本映画
1 港町
http://flim-flam.sblo.jp/article/183070561.html
2 響−HIBIKI−
http://flim-flam.sblo.jp/article/184662288.html
3 孤狼の血
http://flim-flam.sblo.jp/article/183515466.html
4 ルームロンダリング
http://flim-flam.sblo.jp/article/184586062.html
5 素敵なダイナマイトスキャンダル
http://flim-flam.sblo.jp/article/182765469.html
6 万引き家族
http://flim-flam.sblo.jp/article/183508256.html
7 オー・ルーシー!
http://flim-flam.sblo.jp/article/184191422.html
8 焼肉ドラゴン
http://flim-flam.sblo.jp/article/183682971.html
9 日日是好日
http://flim-flam.sblo.jp/article/184670984.html
10 友罪
http://flim-flam.sblo.jp/article/183623633.html
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2019年01月21日

津軽のカマリ

『夜明け』に続けて『津軽のカマリ』を観ました。

公式サイト
http://tsugaru-kamari.com


(初代)高橋竹山が亡くなって20年。この映画は貴重な映像や、色んな人のインタビュー、二代目高橋竹山が初代ゆかりの場所を巡る旅の映像などから、竹山を浮かび上がらせてくれるドキュメンタリー映画です。

一番印象に残ったのは、青森では盲目のものは男なら門付けに、女ならイタコになるしかない……というところ。そして、門付けを差別する人に向かって三味線をひかなければいけないことがとても辛かった……というところ。子どもの時にも、8歳になって小学校に行ったときに、いじめられて、二日でやめたんだそうです。

よくわからなかったのは、今の二代目竹山がどういう経緯で二代目になったのかということ。青森では、彼女(二代目は女性です)を二代目とは認めていない人が多く、二代目はずっと青森ではコンサートを開いてこなかったんだそうです。

なお、「カマリ」とは匂いのこと。「津軽のカマリ」は「津軽の匂い」ということですね。

シネマジャーナル誌の監督インタビューをご一読ください。
『津軽のカマリ』大西功一監督インタビュー 2018年9月28日
http://www.cinemajournal.net/special/2018/kamari1/index.html

この記事によると『風雪ながれ旅』は初代高橋竹山をイメージしてつくられたものとのこと。
普通なら北島さんのでしょうが、ここは島津亜矢さんの歌でお聴きください。


高橋竹山さんの演奏もどうぞ。
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2019年01月20日

夜明け

1月20日(日)、シネマクレール丸の内で『夜明け』を観ました。

公式サイト
https://yoake-movie.com


シネジャの作品紹介より
http://cinejour2019ikoufilm.seesaa.net/article/463712354.html
哲郎は川べりで倒れている青年を見つけ、連れ帰って介抱する。事情がありそうだったが、追求しない哲郎に青年はシンイチと名乗った。シンイチと聞いて哲郎の手が止まる。同じ名前の息子と妻を交通事故で失っていた。木工所を経営する哲郎は、寡黙なシンイチを息子の部屋に住まわせ、アルバイトに雇い入れる。木工所の家族のような雰囲気に、シンイチも次第に打ち解けていく。


哲郎(小林薫)は完全に壊れています。青年と自分の死んだ息子を同一視してしまい、彼なしには生きられなくなってしまい、彼をはんじがらめにしていきます。逃げだそうとするとなぐりつけ、そして、倒れた青年にすまないと詫び、さらにおまえがいないと生きていけないとまで言う……恐ろしい話です。最初は親切な哲郎と徐々に親しくなっていきますが、最後はもう限界に来ます。

なんだか悲惨な話でした。青年は大丈夫だと思いますが、哲郎とその家族はどうなっていくんでしょう。ため息がでます。あんまり観たくなかったですね、このような映画も。
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いろとりどりの親子

1月14日(月)、シネマクレール丸の内で『いろとりどりの親子』を観ました。

公式サイト
http://longride.jp/irotoridori/


公式サイトより
ニューヨーク・タイムズ紙ベストブックなど、国内外50以上の賞を受賞したノンフィクション本「FAR FROM THE TREE」。作家アンドリュー・ソロモンは、自分をゲイとして受け入れようと苦悩している両親の姿に直面したことをきっかけに、10年をかけて、身体障がいや発達障がい、LGBTなど、さまざまな“違い”を抱える子を持つ300以上の親子に取材。900ページにわたって家族の本質を探ることに尽力した一冊は、24か国語に翻訳され世界中で大ベストセラーとなった。そして、これまで数々の社会派ドキュメンタリー作品を手掛けてきたエミー賞受賞監督レイチェル・ドレッツィンが、本書に深い感銘を受け映画化を決意。ありのままを受け入れ愛する親子の姿を見つめる感動のドキュメンタリーが誕生した。

大きな困難を抱える子どもと親が語る、飾らない真実のストーリー


原作本の著者もこのドキュメンタリー映画の中では色んな人の話の合間に出てきます。

親子のもんだいというのは本当に難しい……。
色んな家族を、親の立場で見たり、子どもの立場で見たりしましたが、非常に辛いエピソードもいっぱいです。単に、相手をそのまま受け入れる……というような単純なものではありません。しんどくて涙の出ることも多かったです。印象に残ったのは自閉症の子どもとの意思の疎通の取り方だとか、ダウン症の子どもをもつ親の歓びと悲しみ、そして犯罪者となった長男をもつ家族の話などなど。岡山では25日までの上映。もう一度観に行く時間はとれそうもありません。原作ならkindle版で650円ですので、とりあえず購入しました。少しずつ読みたいと思います。
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ここは退屈 迎えに来て

1月12日(土)、岡山メルパで『ここは退屈 迎えに来て』を観ました。

公式サイト
http://taikutsu.jp


東京に出て、そして、町に戻ってきた人々。一度も町を出なかった人々。そういうひとたちの映画です。都会に育った人にはその薇妙な感じがわかるのでしょうか。

2004年の高校生時代から2013年の時点までの、色んな人の色んな時代の話があちこち跳びながら描かれます。同じ人は同じ俳優さんが演じるので心配しないでください。原作は山内マリコさんの連作小説で、各短編は一応独立した主人公を持っていますが、映画ではそのうちのいくつかが混ざって描かれるので、最初、役者さんの区別が出来ないときは、原作を読んでいてもとまどいました。

主役は「私」を演ずる橋本愛、準主役は「あたし」を演ずる門脇麦。そしてキーパーソンの椎名を演じるのは成田凌(登場シーンは少ないです)。

原作を読んだとき、これは映画化できないと思った新保のエピソードもこの映画で使われています。映画では原作のあの驚きは得られませんが、やはり印象に残る人物でした。

町の景色も、遠くに見える山々もいいです。山内マリコさんの故郷・富山だそうです。どこにでもある感じがいいのです。

あまりに詰め込みすぎて、5人ぐらい以外の人のエピソードはあまり深く描かれていませんが、気になればぜひ原作を読みましょう。好きな映画です。
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えちてつ物語 わたし、故郷に帰ってきました。

おっと、1月4日(金)にシネマクレール丸の内で『えちてつ物語 わたし、故郷に帰ってきました。』を観たのを忘れていました。

公式サイト
http://gaga.ne.jp/echitetsu/


(公式サイトより引用)
「人を笑顔にしたい」という夢を抱き、お笑いタレントを目指し福井から上京した山咲いづみ。しかし、コンビを結成するも全く売れず解散寸前に。そんな心が折れそうな時、友人の結婚式で帰郷し、披露宴で出会ったえちぜん鉄道の社長・越智からアテンダントにスカウトされ、新しい道を歩みだす。
血の繋がらない兄・吉兵の家族が住む実家で居候を始めるが、いづみは自分が養女だという心のわだかまりを抱き続けていて、吉兵との関係はギクシャクしたまま。職場では、腰掛け的な態度が出てしまい空回りが続く。そんな中、列車内である出来事が起きる。


う〜む、福井の名所には行ってみたくなったけど……、なんかつまらない映画でした。主人公に魅力がない。なんかふてくされている感じ。兄のほうもなにかこだわっていて、どなってばかり。主人公と一緒にアテンダントになった二人はけっこういいキャラクターだったけど、出番が少なすぎ。先輩のアテンダントもいっぱいいるはずなのに、ほとんど話に出てきません。なんか不自然。

オススメしません。
posted by dunno at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画