2019年01月20日

福岡2019年1月(2)川端

福岡2019年1月(1)の続きです。

お昼で研究集会は終了。バスで川端に行きました。

最初の目的地は博多座。この翌日から島津亜矢さんの座長公演がはじまるのです。当然、この日も博多座で稽古をしておられるはず。大好きな亜矢さんの出来るだけ近くに行きたいという気持ちで出かけました。
建物の周りにはのぼり旗がはためいていました。気分が盛り上がります。
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また壁には大きなスクリーンが出来ていて、静止画像・動画などが流れていました。
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『♪「時代」紅白歌合戦歌唱後 初披露』と表示されたので「そうかあ、『時代』を唄われるんだ☆」と思いました(実際唄われたそうです)。

階段を上って、二階の博多座入り口まで行ってみました。
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まあ、ここで待っていても亜矢ちゃんが出てくるはずもないので、これぐらいで満足したことにして、次は隣のビルの福岡アジア美術館に行きました。ここは、毎年来ています。企画展としてアジアの版画展をやっていましたがパス。常設展だけ観てきました。そうそう、美術館といえば、大濠公園の福岡市美術館がずっと閉館中でしたが、やっと今年の3月21日にリオープンするそうです。ここもちうも常設展だけ観ることにしています。とても好きな作品が多いところ。

以前、「あじび」のミュージアムショップは「宇宙堂space」というお店で、品揃えがボクのツボにはまっていたのですが、今は「ロンホア」というお店になっていて欲しいものがあまりないんです(すみません)。

古いページ
http://faam.city.fukuoka.lg.jp/shop/shp_gds.html
新しいページ
http://faam.city.fukuoka.lg.jp/shop/shp_index.html

ただ、書籍は充実していて、今回もとても面白そうな本がありました。それが「福岡路上遺産」と「福岡路上遺産2」でした。これは面白い本です。ただ、もうこれから岡山に帰るところでしたし、荷物が増えるのも困るので今回は購入を見送りました。で、この2冊の本の著者が(1)で紹介した「Y氏は暇人」のサイトの山田孝之さんだったわけです。よく見れば、どちらかの本にも坂のことが書いてあったかもしれません。

さて、まだ昼ご飯を食べていません。実はアーケードになっている川端商店街には「川端ぜんざい広場」というところがあるんです。甘いものには目がないので、2年に一回はここのぜんざいを食べて帰ります。今年もここによりました。

川端ぜんざい広場
http://www.hakata.or.jp/zenzaihiroba/

ここには飾り山笠がいつも展示してあります。
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また壁には法被の図柄もたくさん並べてあります。
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そういうのを眺めているうちにぜんざいが出来ました。
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うちは両親が鳥取県出身で、小さいときからお正月の雑煮はぜんざいでした。ですから、正月にはいっぱいぜんざいを食べないと新年になった気がしないんです。砂糖の塊ではあるんですが、これだけはやめられません。

さて、昼食替わりのぜんざいを食べて、次に向かったのはこの商店街の南の端にある櫛田神社。

櫛田神社のガイド
http://www.tabirai.net/sightseeing/tatsujin/0000572.aspx

商店街側からの入り口そばにはこんな風情のある路地もあります。
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入り口はこんな感じ。
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ここから入るとすぐに山笠が格納庫があり、その脇には重そうな「力石」が並んでいます。
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その隣には「夫婦銀杏」があります。
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これが山笠。
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さて、たくさん並んでいる力石は有名な力士が奉納したもの。右の方から順に写真を載せます。

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一番最後の写真は読めますか? ちょっと読みづらいですが「第五十三代横綱 琴桜」と書いてあるようです。本当は「琴櫻」だそうですが、本人は普通「琴桜」と書いていたと Wikipediaには書いてありました。琴櫻は鳥取県倉吉市出身で、母と同じなんです。ですので、彼が活躍していた当時、我が家では琴櫻を応援していました。彼は強いときは無茶苦茶強いんですが、よけられたりすると、ぱたっと前に倒れてしまったりして、非常にスリリングな相撲をとる方でした。

さて、この神社には他にもおおきい銀杏の木があります。立派な大銀杏です。
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今回は境内をあまり回らず、このあと、まっすぐ博多駅へ向かいました。なかなか充実した一日でした。
タグ:島津亜矢
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2019年01月17日

福岡2019年1月(1)住吉神社〜天津神社〜桜坂付近

1月13日・14日と福岡に出張でした。このところ毎年この時期に福岡に来ています。14日の朝、食事は7時には済んでしまい、少しホテル(博多駅前)でネットを覗いたりしていましたが、調べるとホテルから会場(福岡大学セミナーハウス)までは徒歩でも1時間弱でいけるようなので、早めにホテルを出て歩いて行くことにしました。

一番単純なのは博多駅前の大きな道路(住吉通り)をずっと六本松目指して歩いて行くこと。ですが、それでは面白くないので、住吉神社によって、そこからやや北側の道をだどって行くことにしました。

住吉通りからの入り口(南門)です。
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正面の入り口です。
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そこから反対側、参道の入り口方面を眺めたところ。
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一応お参りしましたが、特に面白いところはない普通の神社でしたので、参道をまっすぐ歩いて行きました。通りに出て、振り返って撮った写真です。
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参道の延長上には池(天竜池)に囲まれた小さな神社(天津神社)がありましたが、そこに入る前に、すぐ近くに味わいのある美容室がありました。ご覧ください。
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入口のドアの上には「ビューテーサロン HOLLYWOOD」と書いてあります。「テー」がいいです。窓の上には「ビューティーサロン HOLLYWOOD」となっています。ちょっと詰まんないですね。統一してほしかったです。また、「メイ・ウシヤマのハリウッド化粧品」という看板も出ています。「メイ・ウシヤマ」というのは訊いたことがあります。『ハリウッド美容院』で検索してみると「美容界の歴史は、ハリウッドの歴史」というページがみつかりました。「学校法人 メイ・ウシヤマ学園 ハリウッド美容専門学校」のサイトでした。歴史がある学園のようです。その関係の美容院なのですね。

まあ、それはとりあえずそれくらいにして、天津神社を歩いてみました。
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天竜池の解説です。
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その奥、小さな石のたいこ橋を通った向こうに天津神社がありますが、その左手に大きなクスノキが見えました。なかなか立派です。
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橋を渡ると天津神社です。
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長男の縁結びをお願いしました。

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あんまりぐずぐずしているわけにもいかないので、先に進むことにしました。この池を超えるための石橋がこちら側にもありました。

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橋を渡るとすぐ右に大きな石がありました。意味不明ですが、写真に撮りました。「春吉中」と書いてあります。少し先の川(那珂川)を超えたあたりが「春吉」という地区らしいですがどういう意味でしょう。不明です。
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さて、下の写真が那珂川にかかっている住吉橋です。橋自体も参道の一部だったのでしょうか。
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大きな石燈籠もあります。
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下を見ると、干潮なのでしょうか、泥が見えていました。
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住吉橋を渡ったところ、交差点の角に薬局がありましたが、看板がなかなか大胆です。
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「強精」「媚薬」!!☆☆!!☆☆。すごいです。時代がかっています。大きく大胆な字です。

橋を渡ってそのまままっすぐ進む道がなんだかいい雰囲気。入口の薬局の印象が強かったせいでしょうか。この道(住吉橋通り)にはなにかありそうです。

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この道を少し進んだところに、からすがたくさんたむろしている場所がありました。そいつらがゴミ袋をめちゃくちゃにつつきまくっていました。怖くなるぐらい。怖いもの見たさで少し近寄った時、なにやら上からビシャっと落ちてきました。カラスのフンです。あたりませんでしたが、あまりに危険なので逃げるようにそこを通り過ぎました。

もう少し先だったかな、おもしろい美容院がありました。
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「ヘアーメイク PONPU」です。「ハリウッド」とは一味も、ふた味も違っています。調べてみると春吉のけっこう有名な美容室だそうです。県外から来る人も多いのだとか。普通の髪型では満足できない人のためのお店です。
AGGRESSION HAIR PONPUのサイト
http://ponpu.info/
https://www.ponpu.jp/

この調子でいくと全然目的地に着かないので、途中、すてきだなと思ったお店の写真を一枚載せておきます。
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場所は……忘れました。 Street View でずっとたどっていくと見つかるんでしょうけれど。その根性はないです。ともかく地下鉄七隈線の上をずんずん歩いて行きました。桜坂西の信号の先を右に折れるまでは大通りをまっしぐらです。

桜坂というのは名前の通り、坂道でした。バスで通ったことあありますが歩いたのは初めて。坂を上ったあたりが桜坂西の交差点でした。その先で右に折れてすぐ今度は左折、裏道に入りました。そういたらそのくねくね道がものすごい急な上り坂になったんです。だいぶ上ってから、これはすごい坂だ、写真を撮らなきゃ……と思ったのですが、いとどまた降りて写真を撮って、また登ってくるのは無理、あきらめました。最後のあたりを上を向いて撮ったのが下の写真です。
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頂上から今来た道を振り返って撮ったのが次の写真です。
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頂上には六本松3号公園という公園がありました。ここからはまた下ります。道なりに降りていくと、目的地「福岡大学セミナーハウス」のまわりの森が見えてきました。六本松1号公園がそばにあります。
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この坂のことは次のサイトに詳しいです:
『Y氏は暇人』
https://y-ta.net
「福岡市中央区桜坂の急坂」
https://y-ta.net/steep-slope-sakurazaka/

ずいぶん寄り道したのでかなり時間がかかりましたが、十分、間に合いました。

研究集会が終了してからのことはまた別の記事で書きます。
(2)に続く予定。
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2018年09月12日

松本2018(1) 伊藤さんの石アートとなぞなぞ二つ

まず第一問。下の写真は一体何処の町で撮ったでしょうか。

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「岡山の女」とか「鳥よし」なんていうお店がありますねぇ……岡山でしょうか。いや、記事のタイトルが「松本2018」となってるから誰もそんなこと思わないですよね。そうです、正解は「松本」でした。うら町通りにあります。話を続ける前に、まず、松本に着いたところに話を戻しましょう。うら町のことはあとで書きます。

8月後半、松本に旅行しました。

松本についてホテル(リッチモンドホテル松本)に荷物を預けた後、すぐ向かったのは、昨年も行った伊藤石材店です。
ホテルの前の路を南に進み、最初の信号で左折し東へ進むと、大きな通りを渡ったところから高砂通りという風情のある路が延びています。小川(?)が流れていたりして、しかも魚が泳いでいます。まず源智の井戸でペットボトルに水を入れました。その先、車がたくさん通る路を右折したところに伊藤石材店があります、

昨年の記事「松本旅行2017(1) 伊藤博敏さんの石アート」
http://flim-flam.sblo.jp/article/180990594.html

今年は伊藤さんご本人に色々説明していただきました。石にジッパーをつける方法も解説していただきました。すごいです。まず、石を彫って空洞を作り、サンドブラストの強さを調整しながら、石を薄くしていくんですね! そしてそこにどうやってジッパーをつけるかというと……ぼくは観た時、ジッパーの小さな金属(エレメント)を埋め込んでいくのかなと思ったんですがそうではなくて、ジッパーの布の部分を切りとり、それを接着剤で石にあいた穴の縁に接着します。次にエレメントとエレメントの間の布を取り去り、そこに石の粉を固めて替わりに詰めるんです。医師のいろと色合いがうまく合うように石の粉を調整するのが難しいとのこと。ジッパーはYKKのものを使っておられるそうです。

ジッパーの構造(YKKのサイト):
https://www.ykkfastening.com/japan/support/tips/003.html

伊藤石材店はいつもオープンしているわけではないので、あらかじめメールか電話で問い合わせておくとよいでしょう。(連絡先は一年前の記事をご覧ください)

なお、展示作品の下の方に、未使用の石がごろごろころがっていました。どんな作品が出来るのか、楽しみです。

伊藤石材店の次は鯛萬の井戸を目指しました。松本市内には井戸や泉がいっぱいあります。今回は岡山で購入したペットボトル飲料を飲んでしまったあとのボトルをずっと持ち歩き、無くなると井戸で補給しました。持ち歩くとヌルくなってしまいますが、冷たい時は本当に美味しいです。駅の観光案内で涌き水マップをもらっておくと便利です。下のサイトも是非ご覧ください:

松本 水物語
http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/water/

鯛萬の井戸に関しては昨年書いていますのでそちらをご覧ください。

松本旅行2017(2) 松本の水
http://flim-flam.sblo.jp/article/181000383.html

伊藤石材店のある通りを北上し、女鳥羽川(田川?)を超えて少し行くと右手に黄色い色が派手な看板のお店(今井京染店)の角を右に入ります。すぐ南北に走る通りに出ます。これを北上します。そこらあたりからが「うら町」です。鯛萬の井戸につながる「鯛萬小路」の入り口は見逃しやすいので注意して歩きます。道路の東側(北上する時は右側)にあります。下の写真の白い蔵と茶色い建物の間が鯛萬小路の入り口です。これは北から撮った写真です。

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「鯛萬の井戸」という大きな看板もかかっています。
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その下には変な顔もあるので見逃さないようにしましょう。
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鯛萬小路に入ります。
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向こうの方にマンションが見えますが、そこが昔鯛萬という料亭があった場所です。これを通っていくとなかなかオシャレなお店もあったりします。その一軒(縁側 Cafe & Bar)のドアになにやら不思議な文字の書かれた紙が貼ってあります。

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窓にはメニューもかざってありました。
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さあ、それでは第二問です。地球の絵の上に書かれた文字は一体どう読めばよいのでしょうか。アップの写真よりも、最初の引いたところから撮った写真の方が読みやすいかもしれません(すごいヒント!)。

ぼくは松本にいた間、何回かこの写真を眺めたんですが、わかりませんでした。ただ、この文字はどこかで見た記憶がありました。でもどこで見たのか思い出せませんでした。岡山に帰ってから、数年前にネットでみたのを思い出しました。検索してすぐ見つかりました。似たような問題を見ると上の文字も読めると思います。

http://typodermicfonts.com/electroharmonix/

鯛萬という料亭はもうありませんが、城の近くでフレンチ・レストランになっていました。素敵な建物です。

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うら町の鯛萬小路よりもう少し北に、「幸福アパート 昭和の館」という看板が出ていたので、矢印の方向に入ってみましたら、ありました(^^)
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続く。
タグ:松本
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2018年07月26日

大橋場〜烏山神社〜世田谷文學館(4)

(続きです)

すぐそばに団地があってその隙間みたいな小道(烏山川のあと?)を通って世田谷文學館に行きました。

公式サイト
https://www.setabun.or.jp/

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建物はとてもきれい☆

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上の方の写真にもあるようなイベントもあるようでしたが、常設展だけ観ることにしました。北杜夫特集をやっていました。父親の資料の方が多かったかな(笑)。

10時過ぎに入館しましたが、10:30から「ムットーニのからくり劇場」のAプログラムが上演されるというのです。知らない人は、それって何? 美味しいの? 状態だと思います。

まずはムットーニさん(武藤さんという日本人です)のサイトにリンクしておきます。
http://www.muttoni.net/index.html

からくりを作られる方なんです。電気仕掛けでとても綺麗です。

YouTubeにもいっぱい動画があるようです。

世田谷文藝館では一時間ごとにAプログラム、Bプログラムを交互に上演していました。残念ながらBプログラムまで見ている時間はありませんでした。(上演されていないときもモニターに映像が流れているので、それを観るだけでも面白いです。でもやはり実物がいいかな。)

Aプログラムでは「スピリット・オブ・ソング」「眠り」「漂流者」「アローン・ランデブー」の4作品が上演されましたが、この中の「眠り」と「アローン・ランデブー」が特によかったです。

「眠り」では、女性が鏡にむかっているんですが、後半、鏡の中の女性が動きを変えるんです! 映像の方であらかじめ観ていたのでしっかりそのあたりは注意して観ました。つまりまあ、鏡と思ったのはガラスなんです。硝子の向こう側が暗い時は、反射して鏡状態なのですが、ガラスの向こう側にライトがあたるとそれの方が見えてきちゃうんです。そうはわかって、なんだか幻想的な不思議な光景が繰り広げられます。必見です☆

最後の「アローン・ランデブー」は事故で宇宙空間に放り出された宇宙飛行士のひとりの話。お互いどんどん遠ざかっていきひとりぼっちになり、最後は地球の引力に引かれて落ちて行き、流れ星になってしまうという悲しい物語(音楽はマスカーニの『カヴァレリア・ルスティカーナ』)。

ああ、そういえば「漂流者」も船から身を投げたおとこがゆっくりゆっくり落ちていくんですが、あんまりにもゆっくりと落ちていくので、乗っていた船はとっくに遠くに行ってしまい、ひとりぼっちで永遠に落ちていく……と言う話。これもよかったかも。

今回は上演が無かったのですが、文藝館のコレクションの中には、萩原朔太郎の「猫町」もあったんですね。これは観たかった! 時々展示替えがあるそうです。お近くの方はぜひお出かけください。

見終わって、売店で買い物をしました。買い物リストは以下の通りです:
(1) ムットーニさんデザインのクリアファイル式チケット入れ。漂っている宇宙飛行士の絵も描かれています。「スピリット・オブ・ソング」の天使も描かれています。
(2) 澁澤龍彦の写真の絵はがき2枚
(3) 萩原朔太郎展の図録
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※これは自分用に一冊、そして朔太郎君というとてもとても可愛い男の子へのプレゼントとしてもう1冊。まだ彼には読めませんが(^^;。この日も上りの新幹線の中で朔太郎の『猫町』を読んだところだったんです。これが一番好きな作品。

思いがけない、面白い場所でした。
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大橋場〜烏山神社〜世田谷文學館(3)

(続きです)

いよいよ烏山神社に着きました。正面の鳥居です。

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くぐり抜けると4本、椎の木があるはずなんですが……。

これらの木でしょうか。

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3本?

まあ、とりあえず本殿の写真です。

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境内にあったお稲荷さんです。

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これも椎の木でしょうか。だとしたらこれが4本目。

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ところで、狛犬の下方に、小石が並んでますね……。よく見ると、地面にここで段差ができていました。土が流れないようにしてあるのでしょうか。あまり本格的に並べたような印象は無いのですが……。

椎の木についての説明はどこにもないですね。

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それよりも小石の方が気になります。あっちにも、こっちにも、並んでいます。

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そしてこんな所にまで石が!

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裏の方にもあります☆

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何げなく置いてあったりします。

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面白いですね〜。なんで並べてあるんでしょう。子どもの仕業? じゃなさそうですよね。

他にも、お地蔵さまとか碑だとか、見ざる言わざる聞かざるだとか、お不動様みたいなのだとか色々境内にありました。

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椎の木はたしかにありましたが、なんの情報も得られなくて残念です。
でも小石たちにあえて面白かったです。

このあとどうしようかと思って地図を見たら、すぐ近くに世田谷文學館なるものがあるので、とりあえず行ってみることにしました。

(続く)
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2018年07月24日

大橋場〜烏山神社〜世田谷文學館(2)

続きです。

というわけで、まず事件の起きた「大橋場」跡に行ってみました。最寄りの駅は京王線の芦花公園駅です。北側に出ます。

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駅そして線路にそって西へ向かう細い道をたどります。
こんなシャッターがありました。何のお店か気になります。

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もうこれ以上西に行けなくなったら右折して北上します。しばらく歩くと旧甲州街道に来ます。ここで左折します。

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先の方に見える茶色のビルの手前が元、橋があった場所です。

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下の写真の角にはホテルがあって、その次の写真でベンチの後ろに見える緑色の部分が、烏山川のあったあと(暗渠になっている〜今は下水道的な存在)だそうです。

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左に曲がったところに、大橋場跡の記念碑(柱?)が建っています(「武州烏山村 大橋場の跡」と彫られています)。その右にはお地蔵さまがならんでいます。

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現地に来てみましたが、なにか感じるようなことはありませんでした。普通の場所です。日常的。でも下を水が流れているんだなと思うとちょっと不思議な気もします。町というのはいろんなものが見えなくなってしまった場所なのですね。

川の跡は歩道になっているところもありますし、フェンスで鎖されてはいれなくなっているところもあります。下のページが詳しいです。

烏山川の上流部(「世田谷の川探検隊」のサイトより)
http://tanken.life.coocan.jp/setagaya/karasuyama-1.html

烏山川はここから烏山神社そばを経て、世田谷文學館のほうに続いています。ぼくもそれに沿って移動しました。お地蔵さまの前の道をずっと南下していきます。下の写真のようなお屋敷もあります。

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京王線の踏切を越えてもっと行くと、正面に烏山神社が見えてきます。

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(続く)
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2018年07月23日

大橋場〜烏山神社〜世田谷文學館(1)

7月22日(日)には、まず京王線の芦花公園駅ちかくの「大橋場跡」というところに行きました。今は川が暗渠になっていて見えなくなっていますが、ここには川が流れていて「大橋場」という名の橋が架かっていたんです。この道は旧甲州街道だそうです。

関東大震災の折、西へと逃げる避難民とは逆に東へ向かうトラックがあり、それには13人の朝鮮人土工たちが乗っていたのだそうです。その車がこの石橋のところでまで来た時、橋が壊れていたため脱輪し動けなくなりました。そこへやってきたのは地元の自警団。彼らは武器を持って襲いかかってきて惨劇が行われたのです。その後、近くの烏山神社に12本の椎の木が植えられました。それは誰がなんのために……。

イントロはそれくらいにして中川五郎さんの歌う『トーキング烏山神社の椎の木ブルース』をお聴きください。ちょっと長いです。


初めて聞いた時は衝撃を受けました。

3月の禁酒會舘での中川五郎さんのライブについてはこちらに記事を書いています:
http://flim-flam.sblo.jp/article/182606761.html

一体どういう事件だったのか……かなり詳しいブログがありますので紹介しておきます。

●カフェコアラの空転花火
@地震より恐ろしかったこと〜関東大震災時の朝鮮人虐殺
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12058372506.html
Aデマに左右されない大人になる→関東大震災時の朝鮮人虐殺
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12058865828.html
B報道解禁後の新聞から→加害と被害の状況
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12059341312.html
Cマスコミは正しいのか→まちまちな情報が未来に混乱と矛盾を伝えてしまう例
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12060559236.html
D加害者になった自警団→11月に絞られた犯人、でも被害者は一体何人?
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12060943416.html
E死者は3人か?駈け足で新聞をめくって→マスコミからも消えた烏山事件
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12061775634.html
F真実はどこに?新聞記事を整理しつつ→関東大震災時の朝鮮人虐殺事件
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12062987039.html
G徳富蘆花のたわごと→同じ千歳村に住んでいた知識人の記録
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12063030252.html
H内田良平の調査→具体的な事件のもよう
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12064115960.html
I大橋場の跡〜惨劇が起きた現場を歩く
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12066008593.html
J烏山神社〜13本の椎は、殺された?朝鮮人13人の慰霊か?
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12066271614.html
K椎の木〜それでは問題の椎の木をご紹介します
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12066618483.html
L地域の汚点と向き合った地元のひと→烏山事件を初めて書いた勇気
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12068271240.html
M臀部を斬られた男→はっきりしている死者
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12068462403.html
N古老の証言より→烏山事件を解くカギ
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12068653297.html
O震災から60年後の新聞→椎の木慰霊説は否定?
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12068858390.html
P大橋場は知っていた→不幸と不幸が交錯した場所
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12069415933.html
Q銃と教授とガリ版→少し前進そして壁どん
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12070779310.html
R描かれていた烏山事件→石川泰三は目撃していた
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12071057602.html
S府中警察署の朝鮮人→保護に努めた警察官もいたのではないでしょうか
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12071842762.html
S@知るの先→隠すことのない真実を求めて
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12074052875.html
SA公文書にあった名前→西府村の名簿から
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12074176793.html
SB西府村役場跡をたずねる→関東大震災朝鮮人虐殺烏山事件
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12078476349.html?frm=theme
SC下河原をたずねる→関東大震災前夜朝鮮人労働者はどこで働いていたか
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12078647696.html?frm=theme
SD吉村昭『関東大震災』からN氏の行動
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12079381257.html?frm=theme
SE下賜金を朝鮮人ニモ御下付申請ノ件→国立公文書館に寄り道して
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12079603535.html?frm=theme
27.船橋無線塔→関東大震災時朝鮮人虐殺事件の烏山事件
https://ameblo.jp/cafecoara/entry-12092497915.html?frm=theme

●9月、東京の路上で
【1923年9月2日午後8時/千歳烏山 椎の木は誰のために(「13本の椎の木」改題)】
http://tokyo1923-2013.blogspot.com/2013/09/192392813.html

※(2)に続きます。
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2018年05月06日

上町台地の北端

4月28日、唐組の整理券を貰ったあと、まずは乙女屋さんまで北上しました。
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この日は4月の第4土曜日ということで「WABARAの日」。開いていたドアからそっと覗くと素敵な和ばらがお店の中にありました。ただ、いかにも乙女屋のお客様という感じの若い女性の方が乙女屋さんとお話ししておられたので、商売の邪魔をしちゃいけないな(すみません、これから芝居を見るので薔薇を買う予定はありませんでした……)と思って引き上げました。そもそもあまりのんびりしているわけにもいかなかったんです。

一度、南天満公園あたりまで南下し、天神橋を渡って、八軒家の船着き場に行きました。
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ここを出発点として上町台地の北端(の一番西の端)を散策することにしました。
まずは天満橋の方まで行って、南下し土佐堀通りの南側を歩きました。
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少し西に歩くと「永田屋昆布本店」というお店があります。その店の前に「八軒家船着場石碑」が建っています。
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そばには解説のプレートがあります。
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また、八軒家のことを詳しくかいたパンフレット(『八軒家の今昔』)も置いてあるんです。ぼくも1冊いただきました。

ともかくここが上町台地の北端を下った場所なのです。この店と西隣のビルの間の路地の突き当たりには壁のようなものが見えています。
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写真ではよく見えませんが、そこで大きく段差ができているんです。

もう少し西に進むと左に、上町台地に上がる階段が見えます。
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とても風情のある階段です。

右手の建物(?)もいい感じ。上は公園になっているんです。
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公園を通り抜けたところにある道が熊野に向かう道だそうです(熊野街道)。
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さて、階段を上から見るとこんな感じです。
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壁のアップです。
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下の方にはドクダミも生えています。白い花が好きなのですが、まだ咲いていません。
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石段を降りた所に住居表示の境目の部分がありました。
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右が「天満橋京町3」で左が「石町一丁目3」です。天満橋の方に戻るとこの部分も描かれた地図がありました。
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NHKの『ぶらタモリ』でやっていましたが、大阪では、通りに沿って町名が付くので、こんな風に異なる町名の場所が背中合わせで並ぶんだそうです。面白いですね。

天満橋南の交差点を天満橋の方から撮った写真です。
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交差点の先の方が坂になっているのがわかるでしょうか。向こうが台地になります。それを左に行くと大阪城があります。

また八軒家に戻ると面白いバスが停車中でした。「ダックツアー」と言って、水陸両用車のバスで観光が出来るのだそうです。面白そうです。
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17:15の回にまだ空きがありましたが、晩ご飯を食べなければいけないので今回はあきらめました。

短い散策でしたが、なかなか面白かったです。
posted by dunno at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行