2017年12月31日

紅白での亜矢さん

亜矢さんの歌唱が無事終わりました。衣装は黒い着物でした(桜のはなびら模様入り)。やはり自分は演歌歌手だということを強調されたのでしょう。

ご本人もほっとしておられることでしょうが、ファンも皆同じでしょう。ぼくは「麦とホップ」の2缶目のフタを開けたところです。あ、亜矢ちゃん、赤い着物に着替えてる!

さて、歌唱曲は「The Rose」。1番から3番まである曲ですが、そのうち1番と3番を唄われました。ちょっとあっけなくて残念。でも特別な方々を除けば皆さん短めですから贅沢は言えません。

バックにはものすごい人数のゴスペル・クワイアがひな壇に並ばれました。静かに歌い始められ、3番からはコーラスと共にけっこう盛り上げて歌われました。コーラスに負けていませんでした。うなる感じでしたので演歌ファンも満足されたのではないでしょうか。"Singer3"や、ぼくも最近買った30周年記念リサイタルのDVDでの The Rose より力のはいった歌い方でした。もう一度聴きたいです。

DVDバージョン:


今年の初め、亜矢さんは英語の勉強をしたいといっておられたとのこと。外国語の歌に力を注ぎたいという意味だと思いますが、民放での英語曲の歌唱は話題を呼びましたし、一年の最後も今回の The Rose で締めくくられました。成果があったということですよね。

今年は亜矢さんにとって飛躍の年であったと思います。個人的には『命の別名』の絶唱が素晴らしかったです(YouTubeで聴いただけですが……)。


ぼくにとっては、はじめて生で亜矢さんの歌を聴くことが出来た記念すべき年でした。来年もどこかのコンサートに行けるかな……。

亜矢さん、少しは休めるのでしょうか。お疲れ様でした。今夜はゆっくり休んでほしいです。そして来年も素晴らしい歌を聴かせてください。


https://twitter.com/bluemidorin/status/947435364603564032/video/1
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2017年12月28日

否定と肯定

一年の締めくくりになったのはこちら:『否定と肯定』。シネマクレール丸の内で観ました。

公式サイト
http://hitei-koutei.com


これも予告篇を何度も何度も観たので、どうせ主人公が勝つだろうから観なくてもいいかと思っていましたが、時間がとれたので観てきました。なかなか見応えのある映画でした。アウシュビッツでもロケを行っています。その部分だけでも観る価値はあります。

映画のメインは上の予告篇でもわかるように、ホロコーストを巡ってのイギリスでの法廷闘争の話。ホロコーストはなかったと主張するイギリスの歴史家デイヴィッド・アーヴィングが、アメリカのユダヤ人歴史学者デボラ・リップシュタッットを自分に対する名誉毀損で訴えたのです。驚くのが、イギリスでは被告の方が自分の正当性を証明しなければいけないということ。有能な弁護士はデボラの想像できない方針を主張します……。

そういうわけで、闘い自体はさほど興味深くはありませんでした。特殊な世界の話と言えます。イギリスで訴えられたときの参考にはなるでしょう。リップシュタットもこんなハメにおちるとは想像もしていなかったです。ひょっとしたらこれを読んでいるあなたも……。だってぼくも何年か前、数年間にわたって裁判と関わってしまいました。いい弁護士を頼みましょう。
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きっと、いい日が待っている

今年はもう映画を観る時間はないと思っていましたが、シネマクレールで2本観ることができました。最初が『きっと、いい日が待っている』です。

公式サイト
http://www.kittoiihigamatteiru.ayapro.ne.jp


1960年代、デンマークの養護施設を舞台にした映画です。主人公は小学生らしき兄エリックと弟エルマー。弟エルマーは片足に異常があり、普通の子ほどには早く歩いたり走ったりできません。ですが夢は宇宙飛行士になること。二人は、母親の病気のため養護施設に入れられます。当時デンマークでは子どもへの体罰は禁止されていたのですが、この施設では、子どもたちが将来職人として生きていけることをめざして、しつけという名のひどい虐待が行われていました。さらに、教師のひとりが児童性愛者! 地獄のような施設からすぐに脱走しますが、すぐに連れ戻されてしまい、ひどい制裁を受けます。

救いのひとつは、施設にいる男の子で彼らに親切にし、生きのびる方法を教えてくれる子がいたこと。
もうひとつは国語の教師として赴任してきた女性教師ハマーショイ先生。エルマーの国語の能力が高いことで目を掛けてくれます。

この子たちがどのようにして施設と闘うかが見物です。この二人に続いて勇気を出す子どもたちが出てくるシーンは本当に感動的でした。

志度そうな映画だから観るのはやめておこうと思ったのですが、観て良かったです。オススメです。
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2017年12月26日

2017年日本映画ベスト10

日本映画ベスト9は以下の通りです。日本映画はほとんど観ていないので、10本選ぶのはやめておきました。

1 彼女がその名を知らない鳥たち
2 勝手にふるえてろ
3 あゝ、荒野 前篇・後篇
4 ユリゴコロ
5 彼女の人生は間違いじゃない
6 南瓜とマヨネーズ
7 パーフェクト・レボリューション
8 幼な子われらに生まれ
9 光

では順番に簡単な説明と関連リンクを載せます。

●『彼女がその名を知らない鳥たち』
沼田まほかるの小説が原作。『ユリゴコロ』も同じ。主人公を演じた蒼井優と吉高由里子さんのどちらがすごいか興味津々でした。インパクトでは蒼井優さんかなとも思いますが、吉高さんの演技も好きです。『ユリゴコロ』はストーリーに破綻が大きかったので順位を少し下にしました。『彼女〜』も終わり方がやや気になりますが、原作もそうなっているので仕方ないでしょう。蒼井優演ずる十和子に、阿部サダヲ演ずる陣治はひたすら尽くします。なのに十和子は陣治にひどい仕打ちをします。それでも陣治は彼女に尽くし続けるのです。陣治の気持ちになって映画を観ると、壊れてしまっている十和子が愛しくて愛しくて仕方なくなります。そういうのが好きな方のツボにはまることでしょう。
http://kanotori.com/
http://flim-flam.sblo.jp/article/181481194.html

●『勝手にふるえてろ』
この間の土曜日に観たばかり。ネタばれになってしまうかもしれませんが映画『マン・ダウン』と似たところのある映画です。どちらも世界が一瞬にして変わってしまうところが見事でした。どちらも「そこ」で泣きました。
かなり強引に推薦して妻にも今日この映画を観て貰ったんですが、彼女の評価は高くありませんでした。残念。
http://furuetero-movie.com/
http://flim-flam.sblo.jp/article/181928546.html

●『あゝ、荒野 前篇・後篇』
寺山修司の長編小説が原作。『あしたのジョー』をイメージしていただければいいですが、主人公は二人。ジョーと西がたまたま出会い、二人とも段平のジムでボクシングを習い始め、孤独だった二人に友情が芽生える。ジョーはめきめきと頭角を現してゆくが西は芽が出ない……といった感じの話です。ジョーにあたるのが新宿新次(菅田将暉)、西にあたるのがバリカン健二(ヤン・イクチュン)、段平にあたるのはユースケ・サンタマリアとでんでん。バリカン健二は心の優しい男、本来戦いにはむいていないんです。ですが自分の存在している意味はなんだろうと自分自身に問い詰めていき、結局、それは新次と闘うことなんだと考えて、別のジムに移籍し、力をつけていきます。このふたりはどちらも魅力的。引き込まれてしまいました。
http://kouya-film.jp/
http://flim-flam.sblo.jp/article/181353648.html

●『ユリゴコロ』
沼田まほかる原作。『彼女〜』と同様に壊れた人物の物語。事故を装って人を殺す歓びを子どもの時に知ってしまった女性を吉高由里子が演じています。適役だと思います。孤独な人物ですが、もうひとり壊れた孤独な女性が出てきて、この二人が心を寄せ合って生きるエピソードがとてもいいんです。ただ難点は、登場人物の数を減らそうとして、松山ケンイチが演ずる人物が、彼にふさわしくない行為をしてしまうこと。これは失敗でした。
http://yurigokoro-movie.jp/
http://flim-flam.sblo.jp/article/181088104.html

●『彼女の人生は間違いじゃない』
3・11の津波で母親を亡くした女性・みゆきが主人公。父親と二人、仮設住宅で暮らしています。市役所の職員でありながら、週末には東京に出てデリヘル嬢をしています。なぜそうしなければいけなかったのか納得はできませんでした。ともかくこれも壊れた女性を描いた映画。みゆきを演じた瀧内公美さんはきれいな方でした。彼女のことだけでなく、3・11で傷ついたさまざまなひとのエピソードが描かれて見応えのある映画でした。
http://gaga.ne.jp/kanojo/
http://flim-flam.sblo.jp/article/181098643.html

●『南瓜とマヨネーズ』
男に尽くしすぎて、かえって男を息苦しくさせてしまう女性の話。男のためにと思って、本来の仕事以外に、キャバクラに勤めたり、そこでの客に売春したりしてしまう……というやはりどこか壊れた……しかしチャーミングな女性の物語です。切ない話ですが、終わり方はおだやかです。
http://kabomayo.com/
http://flim-flam.sblo.jp/article/181859040.html

●『パーフェクト・レボリューション』
パーソナル障害の女性・ミツ(清野菜名)と彼女が惚れ込む身体障害者・クマ(リリー・フランキー)の物語。それを見守るのが介護士の恵理(小池栄子)。3人とも魅力的でした。
http://perfect-revolution.jp/
http://flim-flam.sblo.jp/article/181572499.html

●『幼な子われらに生まれ』
離婚・再婚にともなって生じる血の繋がらない親子関係を描いた作品です。いい映画ですが、ややきれい事で終わってしまっている気もしました。
http://osanago-movie.com/
http://flim-flam.sblo.jp/article/181098472.html

●『光』
河瀬直美監督の作品の方です。映画の盲人用音声ガイドのシナリオを作成している若い女性と、そのモニターの一人である元天才カメラマン(失明しつつある)とのラブストーリー。最初はけんかになる二人ですが次第に惹かれ合っていくのが予想できてしまうのがちょっとありがちな話だったかもしれません。でもこの監督が苦手なぼくでも、楽しめる映画でした。
http://hikari-movie.com/
http://flim-flam.sblo.jp/article/179916109.html

最後のふたつを除いて、なんか似たような映画ばかりを選んでいますね。
posted by dunno at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2017年外国映画ベスト10

facebookにのせたものをここにコピーしておきます。

毎月最後の日曜日には、映画好きの集まる『映画を語る会in岡山』が開催されます。課題作の感想をおしゃべりする会です。課題作といっても観てもいいし、観なくてもいい……というゆるい雰囲気のサークルです。毎回でなくてもかまいません。下のブログを見て、好きな映画を取りあげているときがありましたら、ぜひおいで下さい。
https://ameblo.jp/talkaboutcinema/

今回は今年最後の回だということで、岡山駅近くの中華料理店で忘年会が開催されました。食事をしながら各自の今年のベスト10を発表しました。上のブログにも載ると思いますが、自分の選んだものをこちらにも載せておこうと思います。今回は意図的にドキュメンタリーは除いています。

外国映画のベスト10

1 私の少女時代 OUR TIMES
1 ブラインド・マッサージ
3 マン・ダウン 戦士の約束
4 タレンタイム〜優しい歌
5 ローサは密告された
6 新 感染 ファイナル・エクスプレス
7 ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気
8 お嬢さん
9 20センチュリー・ウーマン
10 アスファルト

最初の2つは優劣つけがたいのでどちらも1位です。たまたまなのですが、どちらも中華系です。

●『私の〜』は台湾の青春映画。同僚のF木さんから昨年DVDをお借りして観ていましたが、今年になって福岡の映画館でも観ることができませんでした。岡山に来なかったのが残念です。
http://maru-movie.com/ourtimes.html
http://flim-flam.sblo.jp/article/177020677.html
http://flim-flam.sblo.jp/article/178443205.html

●『ブラインド・マッサージ』は中国映画。視覚障害者たちの働くマッサージ院を舞台にした映画です。予告篇では激しい場面が多くとりあげられていますが、実際はおだやかなシーンも多いです。出てくる人々が愛おしく思えてくる映画。傑作です。
http://www.uplink.co.jp/blind/
http://flim-flam.sblo.jp/article/180285326.html

●『マン・ダウン 戦士の約束』はアメリカ映画。息子を愛する男の哀しい話です。泣きました。DVDも買いました。
http://mandown-movie.com
http://flim-flam.sblo.jp/article/180164079.html

●『タレンタイム〜優しい歌』はマレーシア映画。多民族国家マレーシアの青春映画。宗教の違いから引き裂かれるカップル、重病の母親を介護する少年。……そんな彼らが学校の「Talentime=Talent-Time(学芸会)」にからめて描かれる名作です。
http://www.moviola.jp/talentime/
http://flim-flam.sblo.jp/article/180144744.html

●『ローサは密告された』はフィリピン映画。スラム街で小さな店を経営しているローサとその夫は、麻薬もひそかに売っています。それを密告され二人は警察に逮捕。フィリピンでは麻薬の販売に対し、非常に厳しい罰を与えるので有名ですが、腐敗している警察は賄賂さえわたせば、簡単に釈放してくれるのです。必死でその金を集めようとする家族の姿を描きます。見応えのある映画でした。もう一度観たいです。
http://www.bitters.co.jp/rosa/
http://flim-flam.sblo.jp/article/181288496.html

●『新 感染 ファイナル・エクスプレス』は韓国のパニック映画。『ポセイドン・アドベンチャー』みたいな感じ。面白い! 吹き替え版を2回、字幕版を1回観ました。
http://shin-kansen.com
http://flim-flam.sblo.jp/article/180940673.html

●『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』はアメリカ映画。同性のパートナーは法的にカップルとしては認められても、群警察の警官である主人公が死んでもパートナーには遺族年金がもらえないという郡のルールを理不尽さに立ち向かう人々を描きます。米国版DVDにはいっている実際のドキュメンタリー短編も感動的。
http://handsoflove.jp
http://flim-flam.sblo.jp/article/178577351.html

●『お嬢さん』は韓国映画。日本語が一杯出てくる奇妙な映画ですが、主人公ふたりがとてもチャーミング。福岡と岡山で合計2回観ました。
http://ojosan.jp
http://flim-flam.sblo.jp/article/179353043.html
http://flim-flam.sblo.jp/article/180109284.html

●『20センチュリー・ウーマン』はアメリカ映画。ちょうどぼくの青春時代と重なります。色んなアイテム(音楽も含めて)懐かしいです。
http://www.20cw.net
http://flim-flam.sblo.jp/article/179946696.html

●『アスファルト』はフランス映画。NASAの宇宙飛行士が空から舞い降りたあるアパートの人々の話。イザベル・ユペールは今年何本もの映画で観たけれど、これが最高。見終わって、少し幸せになれます。
http://www.asphalte-film.com
http://flim-flam.sblo.jp/article/178468780.html


※この記事のあとみた『きっと、いい日が待っている』もいい映画でした。
https://youtu.be/MhPQhCUXzlM
http://flim-flam.sblo.jp/article/181967950.html
もう順位はいじりませんが上位にいれる価値のある映画でした。

posted by dunno at 07:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2017年12月25日

まじょりんさんミニライブ@倉敷 Jazz Bar SOMETHING

12月23日(土)は、倉敷のJazz Bar SOMETHING でまじょりんさんのミニライブがありました。恒例の年末ワインパーティのためのイベントなのだそうです。

SOMETHING facebook page
https://www.facebook.com/jazzbar.something/

お客さんのほとんどはお店のおなじみさんたち。店主の方は大学を出てそんなにたたないうちに SOMETHING を始められたそうです。もう60年!!! 小学校時代の同級生の方だとか、兄弟が同級生だとか、かなり歴史の古い付き合いの方たちもあれば、よく見かけるけれど名前は知らないぐらいの感じの方々も、色々混ざっておられました。店に来るようになって58年なんていう方もありました。上でリンクした facebook page には当日の写真がもう載っています。まじょりんさんは真ん中です。猫耳の女性のすぐうしろです。

さて、まじょりんさんはこの日なんと着物を着てこられました。携帯で撮ったボケボケの写真ですが一枚載せておきます。顔にライトがあたって白トビしてしまっていて残念。

majorin20171223.jpg

歌唱曲に関してはかなりマスターのリクエストで決まってしまったようです。

最初は相馬関係の曲たち。もちろん『相馬歌』ではじまりました。その他に2曲ぐらいだったかな。
次がジャズっぽいものだったかな? メモしていなかったのですぐに記憶から消え去ってしまいます。ヘレン・メリルの『You'd be so nice to come home to』は覚えてます。『All of Me』はこの前、坂出で訊いたのかどうか混乱していますが、たぶん、今回も歌われたと思います。
そのあと歌謡曲だったかな。坂出でも印象に残った『帰ってこいよ』も歌われました。
今年はもうまじょりんさんのライブには来れないと思っていましたが、ひょんなことから参加できてラッキーでした。

けっこうたくさん歌われて、席に戻ってワインなど飲もうとしておられると、お客さんの中に歌を歌いたいという人がおられて、その伴奏でまたステージに逆戻り……なんてこともたびたび。おひとりが映画『サウンド・オブ・ミュージック』の中の『エーデルワイス』を英語で歌いたいと出てこられて、まじょりんさんがギターで伴奏しようとされたのですが、けっこうよっぱらっておられて、最初の部分からすぐ最後の歌詞にとんでしまうんです(Edelweiss, Edelweiss からすぐ Bless my homeland foreverにつながっちゃう)。この曲は中学生の時文化祭のクラス対抗合唱大会でぼくのいたD組が選んだ曲(中1?)。その後鼻歌でしか歌ったことはありませんが、だいたい覚えていたので、次は Every morning you greet me ですよと教えていたら一緒に歌う羽目になってしまいました。心の準備も何もあったもんじゃありません。ぼろぼろでしたが、まじょりんさんのギターを伴奏に歌えて嬉しかったです。

倉敷にお住いのマツナガさんというまじょりんさんのファンの方ともお近づきになりました。ライバルですね(笑)。

なにしろ開始が夜の8時という遅い時間でしたので、ほどほどのところで引き上げました。楽しい夜でした。
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2017年12月24日

勝手にふるえてろ

昨日、イオンシネマで『勝手にふるえてろ』を観てきました。

公式サイト:
http://furuetero-movie.com


今年を締めくくるのに最適な映画でした。途中のあそこ(『マン・ダウン』のラストを思い出してしまいました)で涙がこみ上げてきて困りました。けっこう客がいっぱいですぐ隣に人がいたので……。でも見終わってほっとするいい映画です。年内にもう一度観たいです。

東京国際映画祭で観客賞をとったそうですが、納得です。平凡に、地味に生きている普通のわれわれのための映画でした。主人公を演じた松岡茉優さんがちょっと美人過ぎかもしれません(ちょっとうちのツレアイに……あとは自粛(笑)……あ、これも妄想か(爆))。東京ジェムストーン賞という若手のための賞の受賞者のひとりだそうです。

今年観た中で『マン・ダウン 戦士の約束』『彼女がその名を知らない鳥たち』『ユリゴコロ』そして『勝手にふるえてろ』はどれも壊れてしまった、またはほとんど壊れそうな人たちの物語でした。そういうのがツボにはまるんです。そういえば先日は『ハサミ男』のDVDをまた観ました。
『ローズ』もそういう系統の映画ですが、昨日から食卓に置いてはいるもののちょっとしんどすぎてなだ見なおしていません。正月休みに観ようかな。


シネマジャーナル
「第30回東京国際映画祭 クロージング報告」
http://www.cinemajournal.net/special/2017/tiff/index.html

シネマジャーナル作品紹介
http://cinemajournal-review.seesaa.net/article/455592687.html
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2017年12月23日

オン・ザ・ミルキー・ロード

昨夜、シネマクレール丸の内で『オン・ザ・ミルキー・ロード』を観ました。

公式サイト
http://onthemilkyroad.jp


戦争真っ最中のセルビアらしき国を舞台としたとても悲惨なファンタジー……って書いても想像できないですよね。観ていても夢のシーン、幻想のシーンがまざるので一体なにが起きているのか戸惑ってしまいます。現実という設定のシーンですら完全なファンタジーに見えます。ともかく激しい戦争が続く中、前線にミルクを届けることを仕事にしている男・コスタと、悪者に命を狙われている女・モニカのピュアな悲恋の物語です。

コスタはもともとピアニスト。でも戦争で音楽の仕事では生きていけません。村で祭りがあるときに楽器を演奏するぐらい。そしてなぜかコスタは生き物(ハヤブサやロバなどなど)に好かれるんです。ハヤブサが彼の演奏に合わせて踊るシーンは最高に楽しいです。よく分からなかったんだけど、でかい蛇が何匹かでてきましたが、あいつらも彼や彼女を救おうとしていたっていうことなんですか?

そのコスタのことをすきな村の娘・ミレナもなかなかの美人。彼女の夢は戦争に行っている兄と同じ日に結婚式を挙げること。その兄の金で買われた結婚相手というのがモニカ。村にやってきたモニカとコスタはすぐに一目惚れ。話はややこしくなります。

これは面白い映画ですのでぜひご覧ください。出てくる景色も美しいです。ただ、本当に悲惨な映画なので覚悟して観に行きましょう。でも、村人はそんなに恐れているようには見えないんです。不思議な世界。そして最後の光景は多分なかなか忘れられないものになるでしょう。素晴らしいです。
posted by dunno at 19:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画