2017年12月23日

島津亜矢さんの紅白での曲は"The Rose"

(facebookへの投稿をそのままこちらにも載せておきます)

今日、大晦日の紅白歌合戦で歌唱曲が発表されました(特別企画以外)。

http://www.nhk.or.jp/kouhaku/artist/

亜矢さんは前半、紅組のトリ☆☆☆ すごいじゃないですか。そして曲は "The Rose"。対する白組は郷ひろみさんで『2億4千万の瞳〜GO!GO!バブルリミックス〜』。郷ひろみも好きなので嬉しいです。

ファンの間では一体どの曲が選ばれるんだろうと掲示板ですごく話題になっていました。"The Rose" は亜矢さんのカバーアルバム「Singer」シリーズの3番目のラストに入っている曲です。最新版 Singer4 は今年の9月に発売されています。最近はもっぱらそっちを聴いていたので、Singer3の曲というのはちょっと予想外でした。早速きょうは Singer3 を繰り返し聴いています。いいですねぇ。"The Rose" だけじゃなく他の曲もすばらしい☆ 

普通の演歌歌手の方はみなご自分の演歌曲を歌われるようなので、どうも亜矢さんは「演歌」とは別枠で選ばれたのでは……という意見が出ています。今年亜矢さんは2枚シングルを出されました。最初の『いのちのバトン』はフォークっぽくてなかなかいい曲でしたがあまり売れ行きがよくなくて、急遽、元々『いのちのバトン』より先に発売予定になっていた『心』が発売されたんです。最近はずっとこちらを歌っておられます。悪い曲ではないですが、演歌ファン以外にはインパクトがないですから、こちらではなくカバー曲を歌われるといいなぁ、と思っていました。

結果的に、いい選曲が行われたと思います。NHKを見直しました。亜矢さんはややパワーで歌い上げがちなのですが、この曲では静かに始まりそして静かに歌い終えられることでしょう。早く聴きたいです。

ただ……一部の歌手に長時間を使われてしまうし、NHKのドラマの宣伝のようなコーナーもあるということで、一般歌手の持ち時間が短くなるのではないかと心配しています。過去のデータによるとたいてい2コーラスとか、さらには1.5コーラス(!)になってしまうことも! "The Rose" の島津亜矢さんのCDでは3分28秒かかっているんです。これをカットされるととても残念です。ぜひぜひフルで唄わせてください!!!

※ そうそう、一体亜矢さんがどんな衣装で歌われるのかも話題になっています。ふだんは振袖などが多いのですが、リサイタルではドレスも着られます。そこも楽しみの一つ。

さて、昔 "The Rose" が大ヒットしたベット・ミドラーは大好きな歌手。持っているCDの枚数では、外国の女性歌手の中でテレサ・テンさんについで多いです(10枚ちょっと?)。他にも映画『ローズ』や『Divine Madness』のDVDやラスベガスコンサートのDVDなんかも買いました。彼女のムックも持ってます。その大好きな彼女の歌を紅白で亜矢さんが唄ってくれる……こんな嬉しいことはありません。楽しみです。
タグ:島津亜矢
posted by dunno at 18:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2017年12月18日

台湾萬歳

12月17日、シネマクレール丸の内で『台湾萬歳』を観ました。

公式サイト
http://taiwan-banzai.com


『台湾人生』『台湾アイデンティティ』に続く酒井充子さんのドキュメンタリー作品です。
今回は台湾の南部東岸の成功という町および近辺で海や山で生きる人々を紹介してくれます。

海のパートで最初に出てくるのはもう高齢の男性。漢民族。昔は大きな船でカジキ漁をしていました。今は畑でバナナや野菜を作ったりしています。魚介類のせりを観に行くのも趣味。

住んでいるのは漢民族だけではなく、アミ族などもともと高地にすんでいた人々もあります。彼らは日本軍により平地におろされ、無償で港作り、河の堤防つくりをさせられた過去があります。

アミ族でカジキ漁をしているひともいます。連れ合いも一緒に船に乗っていました。このパートでは、おいしそうなものがいっぱい出てきました。魚はやはり船の上ですぐさばいて作った刺身が最高のようでした。もちろん陸に戻ってもいちばんいいところはすぐ刺身にします。アラは煮物。この人の家には大きな冷蔵庫と、巨大な冷凍庫がありました。お連れ合いのおじさんは、昔日本軍の兵士として闘い、そのあとは国民党軍の兵士として中国で闘い、国民党軍が台湾に逃げてからは、共産党軍の兵士として戦い、ずっとそのまま大陸に在住というすさまじい人生。そのエピソードは印象に残りました。

ブヌン族の若手の人たち(40歳くらい)も出てきました。中学校の教師をしながら、高齢者からの聞き取りを続けています。映画でも高齢の女性にインタビューをしていました。彼は、今でも夜中に山で猟をします。友人と二人で猟にいく姿も映画に出てきます。最初にするのは先祖に祈ること。この晩は、銃で若い鹿を射止めました。すぐに肉の刺身を作ります。もちろん一番に先祖に供えます。刺身にはやはりわさびをつけるんですね。そういうこともしていますが、家ではギターを弾いて歌を作っています。娘さんたちの可愛いこと!

台湾南部のひとたちの生活ぶりがわかるいい映画でした。


シネマジャーナルのサイトに監督インタビューが載っています。ぜひご覧ください。
『台湾萬歳』 酒井充子監督インタビュー
http://www.cinemajournal.net/special/2017/taiwanbanzai/index.html
posted by dunno at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

女神の見えざる手

12月16日、シネマクレール丸の内で『女神の見えざる手』を観ました。

公式サイト
http://miss-sloane.jp


主人公のエリザベス・スローンは女性ロビイスト。自分が勝つためにはあくどいことでもなんでもやる女。それがなぜか銃規制法案に反対する連中のための仕事を拒否、会社を首になり、銃規制法案の成立をめざすための活動の仕事を仲間をひき連れて引き受けます。

映画はそのあとの聴聞会のシーンから始まります。彼女が活動の中で不正行為を行ったという疑いをかけられたのです。しかもそれは真実なのです。絶体絶命の状況を示しておいて、映画は過去にさかのぼって話を進めます。

正直、最初は、いやな女だなと思ってみていました。勝つためなら仲間でも騙します。異常な性格の人です。薬物も常に飲み続けています。いっぽう彼女をやとった銃規制論者のシュミットという男性は、まっとうな人で、スローンが不正行為をしようとするのを拒否します。きっと不正なことをして勝つくらいならいさぎよく負けた方がいいと考えているのではないでしょうか。彼がいるからこそ、少し落ち着いて映画を見守ることができました。

スローンは空白の履歴をもつ女性エズメ・マヌチャリアンという女性を秘密兵器として敵にぶつけるのですが、それは本人にとって不本意なこと……そして恐ろしい事件が起きてしまいます。幸いマヌチャリアンはケガをしなかったのですが、心が傷ついてスローンのもとを離れていきます。さらにこの事件がバックファイアし、彼女のチームは劣勢になっていきます。

シュミットといいマヌチャリアンいい、非常に好感度の高い良心的な人物を主人公のまわりにおくことで、スローンのえげつなさが目立つようにこの映画は作られています(もちろん敵は当然あくどい連中ばかりですけど)。でも、なぜスローンはこういう生き方しかできないのか……そこのところに観客は次第に興味が移っていきます。

一番彼女の弱さというか、受けたダメージの大きさを感じたのは、エスコートサービスの男性とのホテルでのやりとりの場面でした。それまで自分の気持ちをひた隠しにして突っ張っていきていた彼女が予想以上に気持ちを吐露したのです。いいシーンだったと思います。あのあたりで彼女のことを好きになる……わけではありませんが、嫌いじゃなくなりました。

これ以上の筋は書かない方がいいでしょう。観終わって彼女のことがずっと気になる映画でした。良かったです。

聴聞会の議長?がなんだかなじみのある顔だと思っていたのですが、ジョン・リスゴウだとわかってびっくり。もう年をとったのですね。そういわれれば間違いなく彼ですが映画を観ているときは気づきませんでした。一番印象に残っているのは『ミッドナイトクロス』の冷酷な殺し屋です。
posted by dunno at 13:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2017年12月17日

あしながおじさん

今日、山口までの往復で「あしながおじさん」を読みました。この話を最初に読んだのはいつだったのか覚えていないのですが、ともかくこの話が大好きでした。今、書棚にあるのは古本屋でかった旺文社文庫版(中村佐喜子訳)。今日読んだのは、岩波少年文庫版(谷口由美子訳)をスキャンしてタブレットに取り込んだもの。なんでこんなにいっぱい買ってるのかなあ(笑)。

前回読み直したのは佐野洋子さんの「ふつうがえらい」にはいっている『こんな女の子と暮らしたい』を読んだからでした。佐野洋子さんがはじめてこの本を読んだのは中学一年のとき。とても愉快で楽しい思いをされたそうです。ところが平成になった頃(?)読み返したとき、なんと読みながら大泣きしたんだそうです。どこで泣くのかというと、ジュディがとっても幸せなところで泣くんです。あしながおじさんができる唯一の愛情表現は金もしくはプレゼントを贈ること。なので、その愛の表現が送られてくると、どっと涙が出てしまうんだそうです。そして、佐野さんは、この小説は楽しく明るいジュディの学生生活の向こうにいるあしながおじさんの心理小説なのだ、○十六の男が二十一歳の女の子に手玉にとられてしまったのだと語ります。あしながおじさんはやきもきする立場しか与えられず、来る手紙来る手紙がどんなにスリリングなものであったろうと同情するのです。そしてラストで一番たくさん泣くのでした。佐野さんの文章を読むとこの本を読まずにいられなくなります。

今回、読み直したのは、15日の山陽新聞夕刊・文化エンタメページに、大宮エリーさんという方が『あしながおじさん』を取りあげたエッセイを読んだからです。大宮さんは若いときには何度トライしても投げ出してしまったんだそうです。時を経て大掃除中に見つかったこの本を読み始めて、驚いたのでした。ぐんぐん引き込まれたのでした。ジュディの書く手紙のディーテールのすごさに、これはおしゃべりそのものだ、彼女の手紙は語りかけてくる、こんな手紙を日々もらい続けたらどんなに心が温まるだろう……と書いておられます。

佐野さんが『赤毛のアン』のアンよりも、『若草物語』のジョーよりもジュディが好きだあると書いておられるのと同じで、ぼくもジュディが大好きです。ジュディはとても賢く、しかもユーモアにあふれる女性です。たとえばある日の手紙の最後の部分を引用してみます(岩波少年文庫版):

日曜日
 きのうこれを出すのを忘れてしまいました。ですから、腹の立ったことを付けくわえさせてください。今朝、礼拝のとき、教会の監督さまがみえて、その方がなんておっしゃったと思います?
「聖書に語られた、わたしたちへのもっとも慈悲深い約束のことばとは、『貧しい人々はいつもあなた方といっしょにいる』(「マタイによる福音書」より)ということばです。貧しい人々は、わたしたちをあわれみ深くするために、存在するのです。」
 考えてみてください、これじゃまるで貧しい人々が、有益な家畜のようじゃありませんか。もしあたしがこんなにすばらしい女性に成長していなかったら、きっと礼拝のあと、その方のところへ行って、自分の気持ちをぶちまけていたでしょう。


※上では「マタイによる福音書」とありますが、旺文社文庫版では「新約聖書マルコによる福音書十四章7節。『貧しい人たちはいつもあなたがたといっしょにいるから、したいときにはいつでも、よいことをしてやれる』」となっています。どっちが正しいのかなと思って調べたら、両方に出ていました。Wikipediaって便利ですね〜。

マタイによる福音書 >> 26:11
マルコによる福音書 >> 14:7

※そんなに賢い女性なのに、どうしてあしながおじさんの正体が分からないのかと、やきもきしながら読んでしまいました。まあそこがいい所なんですけど。

この本の魅力はジュディの手紙の魅力にもよるのですが、もうひとつ、挿絵もすばらしいです。ウェブスター自身が描いているそうです。「へたうま」の元祖です。で、この挿絵にはところどころにキャプションがついているんです(原作ではもちろん英語)。上の2つの日本語訳を比べてみると、そこのところの訳は独自のものを使っているんですね(当然かも)。例えば、手紙の中で最初に出てくるジュディの絵でくらべてみます。

英語版はこちら(新潮文庫版はこれをそのまま?)
08b7ead2-2fb6-4611-a320-43ed59e1faa4.jpg

なんだかあまり見たことのない表現が使われていますね。Rear Elevation とか Front Elevation って……どうも製図で使う用語のようです。背面図と正面図。ジュディは幾何の講義をとっていて、円柱とか円錐を習ったようですから、そこで出てきたことばなのでしょう。早速使うところが楽しいじゃないですか。

岩波少年文庫版ではここは「孤児の図 うしろ向き 前向き」、旺文社文庫版では「孤児の像 後ろ向きの図 正面図」となっています。岩波の方はやや子ども向けかも。

何度でも読み返したい本です。
posted by dunno at 15:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書

2017年12月16日

I am cloud 神崎由梨(木彫り)×中野由紀子(硝子)

pieni deuxで開催中の『I am cloud 神崎由梨(木彫り)×中野由紀子(硝子)』展に行ってきました。

我が家に作品で一番多いのが岡田多恵さんのガラス作品。その次が中野由紀子さんのガラス作品ではないでしょうか。多恵さんの個展が東京や神戸など、都会中心になってしまっていますが、中野さんは東京でも個展を開かれるとともに、岡山でもとても頻繁に展示会を開催しておられます。すごく精力的。しかも予想を超えた作品をいつも見せてくださいます。

今回は木彫りの神崎さんというかたとのコラボ。ガラスと木彫りの組み合わせって面白いです。例えばこのDM用のカードの作品。ドームのようなガラスの半球に星座が描かれていて、それが木の台に載っていて、ドームの中には木の人形が2体立っているんです。

kanzaki-nakano201712.jpg

コラボじゃない作品もたくさん展示されていました。吊されている作品も多かったですね。木のブランコのようなものに上と下から人が腰掛けているような作品がとてもよかったです。なんか水面に影が映っているようです。

utsuwaya_yukuriさんがinstagramに写真を載せておられます(2017/12/15)。必見!
https://www.instagram.com/utsuwaya_yukuri/

神崎由梨さんの作品の写真のカード2枚と、中野由紀子さんの得体の知れないオブジェをひとつ購入。紙袋にさらさらっと絵などを書いてくださったのが神崎さんだったのでしょうか。この袋も捨てられなくなってしまうではありませんか。困ったなぁ〜。

DSC00120.JPG

神崎由梨さんのサイト:
http://kanzakiyuri.webcrow.jp


白いかりんとうみたいなのが中野由紀子さんの作品です。

DSC00122.JPG DSC00121.JPG

面白いでしょ? 中野さんの頭の中ってどうなってるんでしょう。

24日までやっているようです。明日もまたいってみようかな。
タグ:ガラス
posted by dunno at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | アート

平田友美さんの硝子ブローチ

先月、アートスペーステトラへドロンに平田友美Glass展を観に行きました。

昨年は卵形の硝子の中に鳥や花の絵が閉じ込められている作品を購入しましたが、今年も素晴らしい新作が多く展示されていました。その前(か、その前)はたしかネコの一輪挿し(これはプレゼント用)を購入。

個展の全貌については平田さんご自身がブログ記事に書いておられるのでそちらをどうぞご覧ください:

2017年平田友美ガラス展inテトラへドロン
http://glass20030407.blog92.fc2.com/blog-entry-1680.html
→このページの写真の中に今回購入した作品が写っています(^^)

平田個展開催中!!新作登場してます♪
http://glass20030407.blog92.fc2.com/blog-entry-1681.html

いよいよ最終日
http://glass20030407.blog92.fc2.com/blog-entry-1682.html

テトラへドロンでの個展無事終了!!
http://glass20030407.blog92.fc2.com/blog-entry-1683.html

では、今回購入した作品の写真をどうぞ。ハート模様の硝子ブローチです。ふだん、トートバッグにつけて使ってます。プラスチックではなくてガラスなので、いつまでもきれいでいてくれると思います。とても気に入ってます。

DSC00123.JPG DSC00125.JPG

新作の作成に励んでおられることでしょう。次回も楽しみです。
タグ:ガラス
posted by dunno at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | アート

南瓜とマヨネーズ

12月15日の夜、シネマクレール丸の内で『南瓜とマヨネーズ』を観ました。

公式サイト
http://kabomayo.com/



この映画ともうひとつ『リングサイド・ストーリー』という似たタイプの映画があって、こちらは昨日が最終日でしたが、終了が10時半をすぎるので『南瓜』だけで帰ってしまいました。観れば良かったかな……。

『南瓜とマヨネーズ』は期待していた以上の気持ちのいい終わり方でした。最初は、ちょっといやーな設定だったんですが……。

どういう設定の話かというと、同棲している男女(せいいちとツチダ)がいて、ミュージシャンをめざすせいいちをツチダがバイトをして支援しているんです。もっとお金が要るということでキャバクラに勤め始めますが、客と個人的に取引をして大金を稼ぎ始めちゃうんです。いっぽうせいいちの方は、家でぐだぐだしていて、作曲もしているようなしていないような情けない状態。状況がややこしくなるのは、ツチダのバイト先のライブハウスに元彼(オダギリジョー〜すごいはまり役です・笑)がやってきて、またよりを戻してしまうんです。なんかどうしようもない話でしょ? だけどですね、ツチダを演じている臼田あさ美が、まるでチャン・ツーイーの若い頃のような美人で、憎めないんです。と言うか可愛い(爆)。なにをしても許してしまいそうです。

結局どうもツチダがせいいちのためにと献身的に尽くすことがせいいちにとってあまりにも重くのしかかって、かえって負担となり不幸な状態をまねいていたような感じです。ある程度の距離が必要だったのでしょう。

最近の若い人の作る歌ってあまりいいとは思わないんだけれど、ラスト近くでせいいちが新曲をツチダに唄うところはなかなかよかったです。こういう感じは好きです。またせいいちの表情も最初の部分とはかなり違ってきて、いい男になっていました。

カップルとしては壊れるんだけど、見終わっていい余韻が残りました。

シネマジャーナルの作品紹介:
http://cinemajournal-review.seesaa.net/article/454832628.html
posted by dunno at 18:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2017年12月12日

大阪日帰り旅行・中崎

12月10日(日)の午後、ほんの3時間ほどでしたが、大阪に行ってきました。目当ては乙女屋とアラビクで開催中の山本じんさんの作品展にいくことでした。まず、岡山→新大阪→大阪駅→天満とJRで移動し、乙女屋に行きました。

乙女屋ではじんさんの大きな銀筆作品(Pray 祈り)が2つ、そしてエッチングに手彩色された小品が展示されていました。他の方の作品やアンティークも若干置いてあります。店の中がとてもすっきり片付いてとても素晴らしい空間になっていました。また、最近はまっておられる「和ばら」もいい雰囲気を作っていました。色々説明していただいて、今まで植物にそんなに関心はなかったのに、ちょっと家にも飾りたくなってしまいました。

雰囲気は乙女屋さんのサイトやtwitter、ブログなどでご覧ください。
大きな絵の大部分は渦巻く空気が銀筆の細い線で描かれています。見ていると自然に頭がぐるぐる動いて、ラジオ体操をしているみたいになります。もう売約済みになっていました。見納めですのでじっくり見てきました。

乙女屋
http://www.otomeya.net

イベント「Pray」
http://otomeyablog.blog.fc2.com/blog-entry-1140.html

乙女屋さんのツイート



乙女屋店主の日記
http://otomeyanet.exblog.jp

「和ばら」についてはこちらをご覧ください。

Rose Farm Kenji
http://www.rosefarm-keiji.net
ばら作家、國枝啓司のばら園

乙女屋で見てとても好きになったのが「てまり」です。
http://www.rosefarm-keiji.net/roses/temali.html

乙女屋さんでは毎月第4土曜日に「和ばら」の販売をしておられるそうです。ネットで確認してからおでかけください。

エッチングの小品には blue poppy が描かれていました。高山などの厳しい自然の中で美しい色になるんだそうです。細かい毛がはえたようになっているのが特色。忘れないようにGoogle検索のページをリンクしておきます:
https://www.google.co.jp/search?q=blue+poppy
じんさんの好きな花だそうです。

乙女屋の次にアラビクに行きました。色んな作家の作品(人形など)に混ざって、じんさんの Pray なども展示されていました。

アラビクのサイト
http://www.arabiq.net
ブログ
http://arabiq.jugem.jp
facebookページ
https://www.facebook.com/珈琲舎-書肆アラビク-150172425005787/

『アナムネシスの公房へ』(相馬俊樹・芸術新聞社)という本も販売されていました。幻想作家15名の評論が入っていて、その中にじんさんの章もあるのです。図も豊富でとてもきれい。一冊購入し、とりあえず目的を果たしたので、評判の珈琲をカウンターでいただきました(アラビクはギャラリーでもあり、書店でもあり、そしてカフェでもあるのです)。最近、カフェとして利用されるお客さんが多くて、忙しそう。商売繁盛でけっこうなことです。韓国のテレビ局の取材もあったそうで、それが先日放送され、早速、それを見てこられた韓国からのお客様があったそうです。じんさんの近況についても教えていただきました。この日もひょっとしたら後で来られるかも知れないということでした。

この日(12月10日)はアラビクにとって特別な日です。何かイベントでもやっておられるかな……と思いましたが、特になにもやってはおられませんでした。お客さんが多く忙しいのでそこまで手が回らないようでした。開店10周年のときにも何もできなかったので、20周年にはなにかやりたいとおっしゃっていました。まだ先の話ですが……。12月10日は、前にも書いていますが、中井英夫という方の『虚無への供物』という小説は、アラビクという名前のゲイバーで12月10日に始まるのです。そして、なんと中井英夫が亡くなったのが12月10日!!! 中井英夫のより文学的な作品のタイトルから「黒鳥忌」と呼ばれています。ミステリーファンの方が12月10日に来られたりすることはあるそうです。

乙女屋とアラビクの間(徒歩5分くらいでしょうか)に、こんな建物があります。

KC4F0369.JPG

周りを鉄条網付きの塀で囲まれた手前の2階建ての建物と後ろの大きな建物はいっしょかと思いましたが、実は塀で区切られていて、両者は無関係です。手前は「大阪警察本部中崎町別館」です。奧(と左も?)は「在日本大韓民国民団(韓国民団)」の大阪府地方本部です。建物の壁には略称で「韓国民団大阪府地方本部」と書かれていますね。同じ建物のもっと奧の高いところには「大阪韓国人会館」という名前も書かれています。Google map では「大阪韓国人会館」の方が表示されます。映画上映なども行われているようです(「名優アンソンギ回顧展」のポスターが貼ってありました)。

KC4F0371.JPG KC4F0372.JPG

さて、アラビクを出た後は、地下鉄の中崎町駅方面に出て、環状線に沿ってJR大阪駅に行き、新幹線で帰りました。途中で撮った写真です。

KC4F0374.JPG KC4F0375.JPG

短い滞在ですが、2つのお店で楽しい時間を過ごせて幸せでした。1年に2回、できれば3回は行きたいです。3月に奈良にいくのでその帰りに寄れるかな?
posted by dunno at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | アート